レイヤーが異なると暴力になる言葉 | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

こんにちは。

生成発展アクティベーター

天職コンサルタント 梅田幸子です。

 

わたしには、

好きなお医者さんがいます。

 

引っ越し前にお世話になっていたお医者さん。

 

彼とのやりとりで

印象に残っていることがあります。

 

  

私「これは咳喘息ですか?」

先生「病名をつける必要ありません。しんどいのを楽にしてあげたいだけ」

  

いま振り返ると、よくわかります。

   

病状は同じでも(同じ病名でも)、

患者ひとりひとり身体の状態は

違うので、薬も変わります。

漢方を中心に出すお医者さんでした。

  

病名をつけると、患者の意識は、

その病気の人「わたしは病人」に

チューニングされるので、

病気から抜けにくくなります。

 

適切な治療のために、

病名は必要ですけどね。

 

  

ほんといいお医者さんだったなぁ。

 

引っ越して遠くなったけれど、

何か大きなトラブルがあれば

頼ろうと思っています。

(しかし、病院にかかる出来事が起こらないので、行ってない。骨折をのぞく)

    

 

 

 

で、何を言いたいかというと、

発達障害や発達グレー・未発達に

ついての話で、

 

必ず出るのが「発達障害は個性」

  

個性とは、

他の人とちがった、その人特有の

性質・性格。個人の特性。

 

なので、

発達障害は個性と言って

間違いではありません。

   

 

 

ここで、

両面から見てみたいのです。

  

 

1

発達障害を否定する人や

社会に対しては、

 

発達障害もひとつの個性として

受け入れましょうよ、という

視点の転換は、ある面、必要です。

  

 

しかし、発達障害は、

適切に発達できていないゆえの

障害なので、

 

「変化することのない固定した個性」と

認知することは、現実に即していません。

発達すれば、解消するので。

  

 

固定化した個性だと観察することは、

発達障害を発達障害のまま固定化

させてしまい、発達を阻害する要因にも

なります。

  

 

とはいえ、

発達障害者が生きやすい社会づくり

という点では、

 

ひとつの個性として受け入れる

という考え方は、社会が認知したい

ところです。

 

ここでは、

「発達障害は個性」という言葉が

成り立ちます。

 

 

 

 

2

で、もう一面は、

発達障害のひとは、どう感じているのか?

です。

 

発達障害ゆえのしんどさがあるならば、

わたしは、解消してあげたいと思います。

 

生きづらさを抱えながら生きるのって、

つらいので。

   

冒頭のお医者さまと同じ発想です。

 

発達障害と診断されていても

されていなくてもいいのです。

才能を活かしていても、

いなくてもいいのです。

しんどさや生きづらさを減らしてあげたい。

   

そうすると、本当の意味での個性や才能が

存分に発揮できると思うからです。

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失礼を承知で言うと、

才能を開く根っこを育てる研修を終えて、

「この人、頭良かったんだ」と感じることがあります。

  

ついさっき、

支離滅裂な話を、

不思議なテンションで話していた人が、

  

研修後(または、数ヶ月後)

 

非常に理性的で、

深い考察を、

しかも感情を乗せて

わかりやすく話すのです。

   

反射の統合で、

頭も良くなりますが、

一日で頭がよくなる範囲を

明らかに超えているケース。

 

つまり、

もともと内側にあったものが、

適切に出せるようになったということです。

  

  

不思議なテンションも

支離滅裂な話も、

個性と言えば個性でしょう。

 

周りもそれを受け入れ、

不思議ちゃんとしてかわいがる

こともあるでしょう。

 

発達障害グレーだ、個性だと認めて、

配慮されれば、仕事もできるでしょう。

  

外から見れば、

それでいいのですが、

  

本人はつらいのです。

  

  

表現できない自分。

 

自分の本質と周りの印象が

大きくズレること。

  

内在する能力と才能が

この世に発揮できないこと。

  

発揮しても、すごく疲れること。

  

  

   

つらい部分は、取ってあげたい。

 

固める反射・原始反射を統合し、

発達すれば取れるのだから。

  

 

しかも、発達するとは、

人間としての機能を

めいっぱい活かせる状態になること。

  

ほんとの意味で、人間になること。

  

  

とても、自然なことです。

 

 

また、

発達障害持ちののアーティスト。

 

わたしたちは、その作品を楽しめるし、

アーティストは、しんどいながらも

収入もたっぷりあるので、

 

外から見れば、

それでいいじゃない、

発達障害は個性だと言えるでしょう。

  

しかし、本人はつらいのです。

何度も自殺未遂を起こすほどに。

   

 

そのつらさを解消できれば、

もっと楽に、幸せに、作品を世に

送り出すことができますね。

   

 

誤解されやすいところですが、

 

発達障害者だから、

アーティストなのではなく、

  

発達障害を持つ、アーティストなのです。

 

発達し、発達障害でなくなっても、

アートの才能が消えるわけではありません。

   

   

 

 

 

  

発達障害や

未発達とは、

人間が、人間らしく発達することが

しづらい社会の中で増えてきた障害です。

  

発達障害を個性だと認めようという

社会運動とは、別のレイヤーで、

  

個によりそい、

その人のつらさを解消してあげる

取り組みがあります。

  

発達を促すという取り組み。

固める反射・原始反射を統合する

という取り組み。

   

 

それは、

発達障害者を否定しているわけでは、

ありません。

 

逆に発達障害を持つ人を、

認め、愛し、受け入れているからこそ、

「つらさを解消してあげたい」

「発揮したい個性を、存分に発揮させてあげたい」

と思っているのです。

  

 

こちら面で話をしている人に

「発達障害は個性」だと言うことは、

ある面、暴力に近いものがあります。

 

 

 

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生成発展アクティベーター

天職コンサルタント

 

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綸枢

 

 

 

 

 

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