前回の続きです
お姉ちゃんが無事に日本を発ち、やっと肩の荷がおりホッとした1月31日の夜。
いつものようにリラアラ達のご飯を準備し、並べていたらリラアラ達がやって来て。どうぞ!ってしたら…リランが器に顔を近づけてクンクンしたら いらないってその場からいなくなっちゃって( ・᷄ᯅ・᷅ )
嘘でしょ!食いしん坊でどんな事があっても、食べたらダメでしょっていうものまで食べちゃってたリランが…犬生初めて、食べ物を目の前にして食べませんでした。
夜だけかと思ったけど その日からご飯を準備しても食べなくなってしまい…ゼコゼコというか胸の音も明らかに悪く苦しそうで。2月2日の夕方、仕事が終わり帰ってきてすぐに病院へ行ってきました。
レントゲンを撮ってもらい 先生からは肺炎を起こしてるかもしれませんねって。点滴して帰ってもいいけどこのまま一泊入院してもらってもいいよって言ってくれました。
入院…と思ったけど、酸素室に一泊したらリランが楽になるのならと その日は急遽入院させてもらいました。それに苦しそうにしているリランを家で見るのは不安すぎるのもあって、その日は入院させてもらえてホッとしました。
次の日に迎えに行ったら酸素室の中でお目目ぱっちりなリランが!私の顔を見たら急に真顔になって「なんでママがいるの?」みたいな顔してw
だけど…
ご飯が食べられるようにると、前回も載せたあちこちご飯を散乱させて必死に食べようとして。数日したらまたゼコゼコいってご飯を食べなくなってしまいました。
病院へ連れて行く車の中、隣でリランが苦しそうに呼吸をしてる姿を見て「リランごめんね」って言うしかできず…涙が止まりませんでした。
私が…放射線治療を選択したから…もし放射線治療をしてなかったらこんなに苦しい思いをせず今も美味しくご飯を食べて薬もしっかり内服ができていたのでは…今頃 抗腫瘍薬を飲んでて転移の進行を抑える事ができていたのでは…
病院で先生に、ご飯も食べれないから薬も飲めず 未だに抗腫瘍薬も開始することができない。リランはもう何もすることができないのか聞いたら、先生もそうだね…って。もう先生の前でも涙を抑えることはできませんでした…。
一人で帰る帰り道。声を上げて泣きました…
お友達と遊ぶことも散歩に行くこともそんなに好きじゃなかったリラン。食べることだけが一番の生きがいのリランから 食べられなくなる事を奪いたくなかったから…少しでも口の中の苦痛が取れて最後まで食べることができるのなら…
そう思って選択した治療で リランの唯一の楽しみの食べることを私が奪っちゃった…
私のせいでリランが苦しんでる…
絶望と悲しみと自分への怒りと、もう色んな感情が混ざって…今まで我慢していた何かが崩れて…とにかく涙が止まりませんでした。
リランはこんなに頑張ってるのにどうして…
2月9日 夕方に迎えに行ったらリランは呼吸が落ち着いていました。三日間、点滴をして缶詰のご飯も食べていたようで。
口は唾液なのかドロドロに汚れてるし…連れて帰る時に抱っこしたらリランが軽くなってる。
次の日から三連休。私も偶然にも仕事が入ってなくて三連休でした。この日から三日間点滴をしに病院に通いました。