昨日はポカポカいい天気だった土曜日。
今日は朝から晴れたり曇ったりだったけど、どんどん風が強くなってきて夕方は強風に。夜は雪が降ったりやんだりです。
今日は雪が降ってもらうと困るんだけど…。明日は積もってないといいなぁ
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1月5日(金)のこと
リランは麻酔をかけCT検査を受けました。もし必要なら生検もするってことだったけど、CT検査だけで済んだようです。
ここからはちょっと文字ばかりになります…。
まずは血液検査の結果から。
問題なさそうだったので麻酔をかけることができたこと。あとは出血しているので凝固系の値があまり良くなかったとの事でした。
口の中がブヨブヨで見るからに悪いというのは分かりましたということでした。これは…私でもわかったので…。
後、唇の傷?開いている部分が感染を起こしているので臭いも酷くなっている事。なんの細菌か調べたいので検査に出したいことも言われました。
臭いもずっと気になっていたので…。なんでもいいからすぐにでも抗生剤をと伝えたけど、先生としては効かない抗生剤を飲み続けるのは無駄だと思うので、何の菌なのかを確定してからそれに効く抗生剤を処方した方がいいと言われ…。仕方なく検査に出すことにしました(検査代 6,000円)
次はCTの画像を見せてもらいました。
鼻先から少しづつ首の方に向かっての輪切り画像。下の前歯の根元の一部が溶けていました…。下顎のところは癌であることは間違いないということでした。
顎にあるリンパ節は左がかなり腫れているのが画像でもわかるし、触ってもわかるくらい腫れていると言われました。これも受診前から触ったら腫れているのは私も感じていたのでやっぱり…という感じでした。
ここまでは受診するまでの約一ヶ月、どんどん進んでいく症状にすごく悪くなっているのは目に見えていたのでやっぱりという感じでした。
これで終わりだと思っていたのに…。先生の話しはまだ続いて…
「ここからまだあって、結論から言いますと…肺に転移がありました」
『転移』という言葉を聞いて急に目の前が真っ暗になったというか真っ白になったというか…
とにかく信じられませんでした。
それも1ヶ所2ヶ所ではありませんでした。CT画像が一枚づつ切り替わっていく度に、先生が「この白い所がそうです。こことここもそうです。」「これもそうです。ここもそうです。」
もうショックすぎて何ヶ所あったなんて覚えていません…。ここまで酷くなっていたなんて…。
画像を見ている間はグッと我慢していましたが、先生に「ここまで酷くなっているとは…」と伝えた瞬間もう涙が止まらず…。
受診までかなり時間がありその間なにもできないまま悪くなっていくのを見ていただけだったこと。もっと早く受診していればこんなに酷くなっていなかったのでは…転移はなかったのではないか…と伝えるのが精一杯でした。
先生はこういう結果を聞かれると皆さん同じことを言われますと。
受診の予約が年内に取れなかったから…かかりつけ医が悪いものではないって言ってたから…
誰かのせいにして少しでも気持ちが楽になりたいって思ってしまうけど誰のせいでもなく。
あの時、もっと早く病院に連れて行っていれば…あの時ああしておけば…こうしておけば…。私のせいで受診も治療も遅れてしまったのは間違いないです。悔しい思いしかありません。
でも先生から余命宣告はありませんでした。
完治は難しいかもしれないけど、余生を少しでも痛みなく過ごせるように治療をしていったらどうかという提案をしてくれました。
口の直接の癌には放射線治療。転移してる今 外科的手術は意味がない。抗がん剤治療もあるが一番効果的なのは放射線治療だと思うということでした。
痛みが取れ出血が治まれば食べることも苦にならなくなるので、リランも辛い思いをしなくていいのではないかということでした。
逆に転移した肺には抗がん剤治療が一番いいとの事でした。抗がん剤治療は飲み薬と点滴のように入れる治療の二つがあり、かかりつけ医にどちらも薬があればかかりつけ医で行うことができるが、なければ大学病院に通うことになります。
この日検査した詳しい結果が出るのを待っていては、またどんどん症状が進んでしまう…。幸い肺以外にはどこにも転移していないので少しでも早く治療がしたいから、結果が出る前に治療を始めたいことを伝えました。
先生も結果が出なくてもおそらく癌の種類は違いないと思うので その方がいいですねと言ってくださいました。
来週水曜日(1月10日)に放射線治療を行うために予約をして帰ってきました。
放射線治療も緩和のための治療なので4~5回だけだそうです。もしかしたら…緩和ではなく寛解くらいまで良くなるかもしれない…。
今はこの治療にかけるしかありません。