営業方程式は成り立たない
よく営業には方程式あるかのような営業マニュアルを見かけます。ただ私の意見としては、営業には方程式は成り立たないと考えおります。方程式があるということは正解があるということです。営業に正解があるとすれば、突き詰めると、「この場面でこの言葉をかければ、こんな反応が得られる」という事が成立するという事です。どういう事かといいますと、契約までの道のりは、お客様の反応、回答の積み重ねなので、「この場面でこの言葉をかければ、こんな反応が得られる」という事が成立しない以上、営業に正解がある論は成り立たないとい事です。「この場面でこの言葉をかけても同じ反応が得られない」理由はその言葉を発する人の雰囲気やお客様の性格、更に言えばその時の環境、お客様の体調によっても変わってきます。なので、1番適切な対応や言葉はその場にいる人(その空気感を知り得る人)しか分からないと言う事です。じゃあどうすればいいか?結論は場数を踏み、絶対音感的な感覚を養うべきです。結局そこかよ。と思われる事は重々承知しております。ただその場数の経験を無駄にする要素が「営業方程式が成り立つと信じている」事であることを認識するのは非常に重要です。方程式があるとすれば、方程式に沿った適切な言葉を用意していると言う事であり、だとすると、その営業マンの頭の中は、方程式通りの言葉という答えが出ている為、その場の空気感を読み考える余地がないという事です。方程式的な考えでは、空気感のような不確定要素は、排除するべきです。ただ営業は「空気感」を読むのが必須です。ただこの話をすると、「どの大手企業にも必ず営業マニュアルがあるのは何故でしょうか?方程式的な考え方は間違ってないのでは?」とご意見を頂きます。誤解しないで頂きたいのが、営業マニュアルがある事自体を否定しているのではなく、営業マンに営業方程式があるというマインドを持たせる事が問題と定義しているだけです。ですので、あくまで「空気感」を読む事が前提であり、営業マニュアルは1つの理想的な事例として捉えるべきです。