白旗山と腸腰筋 | 帰還せよ

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今日も山へ行ってきましたが、先週も行ってきたので先に先週の話をしようと思います
 
先週は、札幌の白旗(しらはた)山へ行ってきました
 
最初は札幌の青山へ行こうと思っていましたが、わけあって急に変更したのです
 
白旗山は標高が低く距離もそんなにないと思っていたので、もしかしたら物足りないかもしれないな、と思っていました
 
しかしそれは誤りで、ヘロヘロになって戻ってくることになるのでした
 
 
 
登山口とは全く違うところから白旗山に入ります
 
 
 
なんだか周りに虫がたくさんいるなー、と思ったら蚊のような虫がたくさん飛んでいました
 
え、もう虫が出てきたの?(・_・;)
 
 
 
まずは、低いけれど崖のようになっている場所を上ります
 
 
 
直登はさすがにきついので、斜めに上がっていきます
 
 
 
尾根に出ました
 
このまま尾根を進むと気もちよさそうですが、尾根を越えてすぐ下りました
 
 
 
足跡は全くなく、3月の湿った雪が重たいです
 
山の中は木々のしましまに満たされていました
 
 
 
森の中では、木の上に積もった雪から絶えず水が落ちてきていました
 
服も濡れるけど、地面の雪も水滴で穴だらけです
 
 
 
 
道なき道を進んでいくと、整備されている林道に出ました
 
ここは歩くスキーのコースになっているらしく、歩くスキーをしている人と何度かすれ違いました
 
 
上り坂を、勢いをつけて滑りながら一気に上ってくる人
 
 
 
林道は、ところどころに大量の木が積まれていました
 
 
 
 
気づけばもう3km歩いていました
 
登山口から行けば山頂まですぐなのですが、ちょっと事情があって変なところを歩いているので距離と時間がかかっています
 
トレースがないので歩くのに負荷がかかるうえ、解けた雪がスノーシューにくっついてびっくりするくらい重たくなっていました
 
雪がつかないように防水スプレーをかけていましたが、長く歩くうちに効果がなくなってしまいました
 
しかしそんなに傾斜がなかったので、その点は楽でした
 
 
山頂へはここから行くようです
 
 
 
山頂までの上りは、トレースが消えていてラッセルでした
 
 
 
山頂までの上りのここが一番きつかったです
 
足には重たいスノーシューがついているので、足を上げるたびに筋肉が疲れていきます
 
自分の感覚的には、上半身と下半身を繋げる腸腰筋に負担がかかっていました
 
私はこの筋肉が非常に弱いので、体幹もなければスキーを履いて山に登ることもできません
 
いつもソリで下りてくるのはこれが理由だったのでした
 
たいした距離ではないところを非常に時間をかけて上がってくると、木のない広い場所がありました
 
 
 
札幌~北広島の辺りがよく見えました
 
白旗山に景色のよいところがあるなんてびっくりです
 
 
 
やっと傾斜がゆるやかになりました。山頂まであとちょっとです
 
 
 
 
約4.2kmを2時間半くらいかかってやっと山頂に到着しました
 
誰かが作った雪だるまが待っていてくれました
 
 
 
山頂は風が強めでした
 
防寒をして、軽く休むことにしました
 
 
掘られたベンチの上に足をおろして周りの雪の上に座るという、高さ逆転現象が起こっています
 
 
 
ペットボトルの中は水道水
 
 
 
 
帰り道で再び広いところに出ると、木の板に乗って滑っている人がいました
 
スノーボードでもソリでもありません
 
スノーボードを極端に短くしたような、でも足を固定するところはない、既製品っぽい板です
 
これは初めて見ました
 
 
 
びっしょびしょの重たい雪
 
 
 
一応ソリを持っていきましたが、雪がベタベタザクザクだったので、急斜面の1ヶ所しか滑れませんでした
 
林道に戻った後は、再び足跡のないところを通って戻ってきました
 
 
 
 
なめてかかったせいで意外と大変だった白旗山
 
距離約7.6kmを約4時間かかって歩きました
 
腸腰筋がくたくたでしたが、歩いた高低差は300m弱でした
 
春の雪は厳しかったです