この時の動画はこちら
(※登山日は6/25です)
赤岳からは小泉岳を通って目指す白雲岳へ行きます
登山口から赤岳まで約4kmありましたが、白雲岳まではさらに3kmあるそうです
もうそんなにアップダウンがないのが救いです
ただ、朝より雲が多くなって来ているのが気になりました
午後から天気が崩れてくるとは聞きましたが、まだ10時半なんですけど
ゼブラが見たくて来ているので、なんとか晴れて欲しいと願いながら歩きました
荒涼とした土地。ここはどこの星なのか
かっこいい!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/75/7d/j/o1080081015304867863.jpg?caw=800)
白雲岳の上は岩でできていました
ステージを眺める観客席の用な場所でした
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/ed/d5/j/o1080081015304867866.jpg?caw=800)
実際に見たゼブラは巨大で大迫力でした
ちょっとカバンからおにぎりを出してふと顔を上げると目の前に絶景がある、というように、否応なしに壮大な景色が目に飛び込んでくる場所でした
小さな日常の物が非現実な物に見えるくらい、目の前の景色が大きかったです
残念だったことといえば、旭岳が雲に覆われていたことでしょうか
しばらく待ってみましたが、白雲岳から旭岳が見えることはありませんでした
でも、ゼブラが見られたので満足です
南方向は雲に覆われていました
トムラウシが見えるという話でしたが・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/be/fd/j/o1080081015304867870.jpg?caw=800)
動く低い雲と山頂の様子
広角バージョンだったかな
白雲岳の山頂からゼブラの反対側を見るとこんな景色です
火口の中が土砂で完全に埋まって平らになっている、という感じでした
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/11/07/j/o1080081015304867875.jpg?caw=800)
いつの間にかかなりの時間が経っていました
帰りが遅くなるので、(イヤだけど)戻ることにします
今回の目玉は、ゼブラと雪渓です
まずは、白雲岳直下の雪渓を下ります
雪渓を滑るためにソリ(尻ボー)を持って来たんです
これで下りの時間と体力を稼ぐ目論見です
でも、(急斜面すぎてソリは危ないので)お尻で滑り下りました
白雲岳の下りの景色
行きは小泉岳の山頂標識まで行かなかったので、帰りに寄りました
あ、旭岳が姿を現してる(真ん中奥)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/c1/fc/j/o1080081015304867879.jpg?caw=800)
この頃、南側の雲も上に上がっていました
奥にうっすらと頭を出してるのはトムラウシでしょうか?
白雲岳(左)がだんだん遠くなっていきます
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/0f/3e/j/o1080081015304867883.jpg?caw=800)
小さな花と白い何か
白い何かの正体は分かりませんが、群生しているところを触ってみるととても固かったです
赤岳まで戻ってきました
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/6a/b2/j/o1080081015304867886.jpg?caw=800)
さー下りるかー
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/ed/a2/j/o1080081015304867889.jpg?caw=800)
下から数えて5つ目の雪渓を姉がソリで滑りだしました
ところが怖いほどのスピードが出ていて大変そうだったので、私はソリをやめてお尻で滑ることにしました
お尻でもものすごいスピードが出ます
足でブレーキをかけながら滑ると、めちゃめちゃ雪しぶき(?)が上がりました
もう止まれないかと思いました
下の方はちょっとだけ緩やかだったのでソリを使いました
4つ目の雪渓はもっと急だったので尻滑りのみです
雪の中に固い部分があって痛かったです
しかもガンガン加速しました
加速しすぎて途中でクラッシュ(笑)
近く見えますが、かなりの距離がありました
写真でも急に見えるということは、めちゃめちゃ急だということです
(下から)2つ目の雪渓は、雪の中の固い部分がポツポツと露出して見えました
お尻に直接当たって痛いです
ここで、いいことを思いつきました
この座布団を敷いて滑ればいいのです(紛失防止にひもを繋いでおきます)
適度に滑りにくいので、急斜面にちょうどいい感じです
これはヒットでした
スピードが出ないし、お尻も痛くありません
早く気づけばよかった~
1つ目の雪渓はトラバースです
ここで他に誰とも会わなくなりました
私達が最後なのでしょうか
下に林道が見えました
写真真ん中の小高い山の周りにぐるっと道がついています
小高い山の右側が駐車場です
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/77/46/j/o1080081015304867893.jpg?caw=800)
今回の登山で一番心配だったのは、下りで膝が痛くなるのではないか、ということでした
私はいつも下りで膝が痛くなるのです
毎週山に登ってても低い山でも痛くなるのはなんででしょうね
今回はいつもより距離と高度があったので余計心配でした
でも、急な坂が全部雪渓だったため滑って下りることができたので、膝に負担がかからずよかったです
ちなみに、滑って下りても歩いて下りても時間はそんなに変わりません
今回の大雪山で今シーズンの雪滑りは終わりです
今年はだいぶ雪山を楽しめました
というわけで、10時間以上かかってやっと駐車場に戻ってきました(3時間弱の休憩時間含む)
満車だった駐車場に残っている車は6台だけでした
1年で一番日の長い時でしたが、たいぶ太陽が傾いてきていました
朝、駐車場から見えた雲海はきれいになくなっていました
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230626/23/1129999/0a/27/j/o1080081015304867897.jpg?caw=800)
ここは北海道、夏なのにちょうどよい気温で車中泊できました
これが本州だったら暑さにやられているはずです
快適だったのと前日の寝不足と登山とで、7時過ぎまで寝ていました
家まで4時間くらいあれば帰れるのですが、あちこち寄っていたら7時間かかっちゃいました
往復の走行距離は、ちょうど500kmでした
長い登山話におつきあいいただき、ありがとうございました
標高1500mの銀泉台から持ってきたペットボトル(だいたい0.85気圧)