⭐︎かほの日記⭐︎ -9ページ目

⭐︎かほの日記⭐︎

 
20代のとき、50代である母親が若年性認知症に。
大好きな母のために介護をしたい、
仕事を続けたい、
自分の家族をつくりたい、
という "どうしましょうライフ" の日記です。

介護日記 / 仕事日記 / 生活日記

私は寝ているとき、割と夢をみます。

 

眠りが浅いのか、

毎日のように見るのですが、

ときどき「これは夢だな」

と分かってみているときがあります。

 

そういった現象を体験するのは

私一人ではないようですが、

最近、それに関連して、

とてもいい能力に目覚めました。

 

それは、夢の中で、

「あぁ、これは確実に夢だな」

と確信したら、

建物(だいたい建物は出てくる)の中の部屋の扉を、

片っ端から、自分の意思を持って開けていきます。

 

 

 

母を見つけるために。

 

 

 

夢の中にいる母は、必ず話すことができます。

姿は、私が小さいときや学生だったときの、

つまり病気になる前の母だったり、

少し認知症が進んでしまったかなと思える母だったり色々ですが、

昔のように楽しく会話をしてくれるので、

感動します。

 

母と話がしたくて、夢を利用できるのは

不思議だけど幸せなことだなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューリップ黄アメトピ掲載記事チューリップ黄

 十年 <認知症とは>

 
 
 

 



先日、病院で久しぶりに、

現在の母の脳の画像を

見せていただきました。

 

母の脳は空洞だらけでした。

 

「あぁ…」

という気持ちでした。

 

自分では気づいていませんでしたが、

心のどこかで

母のために一生懸命尽くし続ければ

いつか一瞬でも会話ができる日が

来るのではないか、

と期待していたようです。

 

目の前の画像に

現実を突きつけられたように

感じました。

 

 

 

結婚する前、

私は自分の母と他のお母さんたちを

比べることはほとんどありませんでした。

 

母は母、

他の人は他の人、と。

 

しかし、結婚後、

「それほど気にすることはないけど

知っていた方がいいこと

(家のことや冠婚葬祭に関してなど)」を、

母に聞くことができたら…と思い、

近所で出会う他の母娘たちを

うらやましく思ってしまうことが

たびたびありました。

 

 

 

意気消沈して病院から帰ってきましたが、

現実は変わりません。

数日間、悶々と過ごしていました。

 

そんなある日、

母がベッドの上で寝転びながら

「ん」と声を出しました。

 

それまで母の様子をじっと見ていた私は

試しに

「んー」

と、母と同じように返してみました。

 

それを聞いた母がまた

「ん」と言いました。

 

私「んー」

母「ん」

私「んー」

母「ん」

私「んー」

母「ん」

 

まるで何かの信号を

送り合っているかのように続きました。

 

「あぁ、これが私たちの『会話』なんだなぁ」

と、感じました。

 

他の人たちのように、

今日のご飯の献立を話合うことも、

明日の天気を予測し合うこともないけど、

確かに私たちは「会話」している。

 

そう思うと嬉しくて、

これからも母との関係を

大切にしていこうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューリップ黄アメトピ掲載記事チューリップ黄

 十年 <認知症とは>

 

 

 

 

 

 

 







普段は実母の介護を中心に

生活していますが、



今回は色々あって

遠方に住んでいる義両親を

小旅行に連れていくことにしましキラキラ

 

 

夫が張り切って

パンフレットのリストの中から

素敵なホテルを見つけて電話予約。



出てきた方は丁寧に

説明をしてくれました。

 

 

予約が無事にとれて

気分が良い二人でしたが、



時間が経つにつれ、

なぜか胸騒ぎが…。

 

 

あれ?


合計金額聞いたけど、

あんなにいいホテルで

こんなに安いのは普通?



電話口の方、和室や和洋室の話も

してたけど、ネットには

洋室の写真しかなかったぞ?



食事のコースが2コースのみ

っていうのも載ってる情報とは

ちがうし…。

 

 

少し不安になってきた私は

通話履歴の番号を夫から聞き出し、

調べてみると

 

 

リストのホテルの番号、


一段ズレていた。

 

 

夫に伝えると

慌てて変更しようとしましたが、

 

ちょっと待ってビックリマークビックリマーク

 

ここのホテル、温泉が付いてる宝石白

さっきのホテルには付いてなかったから

このまま一か八か

こっちに行ってみようよ、

と変更無しで

義父母を招待しました。

 

 

 

結果、

 

4人とも大満足爆笑爆笑爆笑爆笑

 

 

お風呂は広いし、

ホテルは清潔で、

何より食事が最高でした鍋

 

 

夫の見落としのおかげで

いい思い出ができました紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チューリップ黄アメトピ掲載記事チューリップ黄

 十年 <認知症とは>

 



 







半年ほど前に、

入籍しました。

 

年月が経てば、

夫への感謝の気持ちが

薄らぎそうですので、

今のうちに

こちらに留めて置こうと思います。

 

共通の知り合いの紹介で

出会いましたが、

お互いに離れた地域に住んでいて、

色々と話し合いをしてきた結果、

  

夫が

長年住み慣れた場所と

勤めていた会社を離れて、

私が住んでいる町で

新婚生活をスタートしました。

 

それは全て

今までどおり

私が 母の介護 を

続けることができるように。

 

新しい場所で

新しい人たちと

新しい生活をしている夫に

感謝の気持ちを忘れないように

していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 チューリップ黄アメトピ掲載記事チューリップ黄

 十年 <認知症とは>

 

 

 

 













認知症末期に入り、

話をしなくなった母ですが、

ある呼び名で呼ぶと反応してくれます。

 

 

それは 結婚前の苗字 。

 

 

今の名前で呼んでも、

うん、とも、スン、とも言いませんが、

結婚前の苗字で呼ぶと

元気よく

「はい!」

と返事をします。

 

 

それを見て、

夫にあれだけ順従であった母でさえ、

嫁いできた家の苗字が

定着しなかったのだから、

結局のところ、

どれだけ女性を家に

しばりつけようとしても、

女性は男性のものにはならないんだなぁ、

と感じられることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チューリップ黄アメトピ掲載記事チューリップ黄

 十年 <認知症とは>