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⭐︎かほの日記⭐︎

 
20代のとき、50代である母親が若年性認知症に。
大好きな母のために介護をしたい、
仕事を続けたい、
自分の家族をつくりたい、
という "どうしましょうライフ" の日記です。

介護日記 / 仕事日記 / 生活日記

久しぶりに母に会いに、

母のお姉さんとお兄さんと

お義姉さんが、

他府県から来ました。

 

 

母の前回の定期入院が

予想以上に長引いてしまったため

(骨折と発熱)、

約束していた日より大分日にちが

延びてしまったにもかかわらず、

寒い中来られました。

 

 

三人とも70歳を越えていて

足腰など心配でしたが、

お元気で安心しました。

 

 

何より、

兄妹間の懐かしい話を

聴きながら、

長い年月が経っても

変わらずにこのように

仲が良い兄妹の間柄に、

亡くなった祖母の陰の労苦

思い出されました。

 

 

母を含めて

四人にはいつまでも

朗らかに健康で

過ごしていて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

チューリップ黄アメトピ掲載記事チューリップ黄

 十年 <認知症とは>

 

 

 

 

 

 

 

 

認知症になると、

何にもできない、

まわりに迷惑がかかる、

と、思っている人は多いようです。

 

私も母がいなければ、

そう思っていたと思います。

 

 

しかし、母にしかできないことがあります。

 

それは、

 

喧嘩の仲裁。

 

 

家族間の喧嘩もですが、

社会の中で起こる喧嘩も仲裁してくれます。

 

 

ある日、母の退院時に

介護タクシーを予約しましたが、

いくら待っても来ません。

 

実は、そのタクシー会社、

遅れてくるのが、その日で3回目でした。

電話を何度もしましたが、

電話対応に出られた方も

「タクシーの運転手に電話をかけていますが、

出なくて…」と、困っていました。

 

寒い日だったため、母の体調のこともあり、

一分でも早く来て欲しかったのですが、

結局30分ほど遅れてやってきました。

 

遅れた理由を聞きましたが、

「すみません」を繰り返すだけなので、

母を安全に帰すことを優先させました。

 

 

車内の空気は最悪でした。

 

 

(色々言いたいけれど、

何か言って、焦った運転手が

事故でも起こしたら命に関わるし)

と、心の中で葛藤している私と、

30分も遅刻してしまった上、無言の私に、

何も言えない運転手。

 

 

ピリついた空気の中、

 

 

突然、

 

きゃははははは!

 

と、母が笑い始めました。

 

 

何のこともありません。

母はドライブが大好きなのです。

 

ですので、空気を読まず、

嬉しくなって、声をあげたのです。

 

私は

(もう、お母さん!

私、運転手にすごく怒ってるんだから、

静かにしていてよ!むかつき)

と、思いましたが、

 

母は、

きゃはは!きゃはははは!爆  笑笑い

と、ずっと笑い続けました。

 

その嬉しそうな声を聞き続けていると、

だんだん、怒っていた心が削がれて、

「ま、いっか」

という気持ちになってきました。

 

家に着くころには、

母は満面の笑顔で、

私の心も穏やかで、

運転手も張りつめた空気が柔らかくなったことに

ほっとしたようでした。

(後にタクシー会社から謝罪があり、

理由は、運転手の「勘違い」だったとのこと)

 

 

 

母は空気を読みません。

 

でも、母以上に、

私たちの心を癒してくれたり、

穏やかにしたりしてくれる人は

この世にいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 十年 <認知症とは>

 
 
 
 
 

 




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美容院で髪を切ったとき、

10何年ぶりに前髪をつくってもらいました。

 

 

職場では今はまだマスクをしているので、

顔の半分の一部分が少し変わっただけで

園児たちは「誰?」という顔をします。

 

ただ、私が担当している、

0と1歳児クラスの子達は

はじめこそ、じっとこちらの顔を凝視して、

何かが違うことを敏感に察知していますが、

すぐに「ま、いっか」という風に

いつもの日常に戻ってしまいました。

 

 

そんな中、2歳児クラスの子たちの反応が

印象に残りました。

 

基本、2歳児クラスには

人手が足りないヘルプのときにしか入らず、

たまたま前髪をつくった翌日に

2歳児クラスに行くことになりました。

 

いつもでしたら、

2歳児クラスの子たちは、

私が彼らの輪の中に入ると、

彼らが0、1歳児のときに

ずっと一緒に過ごしていたこともあって

「せんせぇ〜ラブラブ

と、ハグをしに駆け寄ってきてくれます。

 

 

しかし、その日は違いました。

 

やはり2歳児ともなれば、

脳が発達してきていて、

混乱したようです。

 

前髪をつくった私が側に寄っても、

誰も抱きついてこず、

座った私の前で、6人ほどの子たちが、

距離をとりながら、行ったり来たり。

 

チラチラこちらをみながらも

(違う人かもしれない…)

と、どうしても確信がもてないようで、

みんなで右に行ったり、

左に行ったり、

移動を繰り返していました。

 

 

そんなこんなでしばらくすると、

ある賢い一人の女の子が

「せんせ...」と言いながら

彼女自身の前髪を自分で触ったので、

「そう!先生、髪、チョキチョキしたよ」

と、私がパッと手で前髪をあげて、おでこを見せると、

「わぁ!せんせぇだ〜」

と、一斉に抱きついてきたときの

幸福感はMAXでしたラブ

 

 

 

 

 

 

 

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 十年 <認知症とは>

 

 

 

 

 

ある知り合いの人の紹介で

市の女性議員の人に

お会いしました。

 

若い(?)人の意見が

聞きたいとのことで

私を含めて4人ほど集まり、

一緒に話をしました。

 

一時間半ほどの短い時間でしたが、

とてもいい雰囲気でした。

 

ただ、一人、

言葉にできない、

かすかな違和感

感じていました。

 

 

夜、「あの違和感は

何だったんだろう?」

と考えていたとき、

あることに気づきました。

 

昼間お会いした女性議員さん、

自分の主張をほとんど

しなかったのです。

 

 

私たち一人ひとりに

質問を投げかけて、

じっくり聴いて、

若さゆえのトンチンカンな意見に対しても

否定せず、かといって肯定もせず、

今の市の状況を

穏やかに説明していました。

 

 

小さな市ですので、

市会はもちろん

県会や国会議員さんたちとも

会うこと自体は珍しいことではなく、

これまでの私の政治家のイメージが

「自分の意見をハッキリ、

強めに言う職業の人たち」

と思っていたことが

違和感を生んだ原因でした。

 

 

前回に

女性集団のリーダーの素質について、

色々悩んでいると書きましたが、

前回の内容:「素質 」

 

 

彼女が見せてくれた、

 

相手を尊重して

「聞き出す力」

こそ、新しいリーダーの

素質の一つかもしれないと

思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 十年 <認知症とは>

 

 












最近、

職場でも

プライベートでも

「(女性集団の)リーダー」

に向いている人、

向いていない人

についての話題が

頻繁に出ます。

 

 

ここで質問。

 

 

女性特有の和を重んじる空気の中で、周りが見えていない発言を常にする人がいたとして、そしてもしあなたがその集団のリーダーだったら、どうしますか?

 

 

「木(細部)ばかり気になって

森(全体)が見えにくい」

性格の私には、

このような対応が、

とても難しいです。

 

 

一人の為に

全体の空気が悪くなることは

避けたいですが、

かといって

その人の性格を注意して

その人が伸び伸びと

その集団で過ごせなくなるのは

意図していません。

 

 

一人一人が大切だからこそ

越えたい壁。

 

 

木も森も見える人間に

なりたいです。

 

 

 

 

 

 

  

 

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