ベルリンの壁触り放題を堪能し、雨雪交じりで冷えた身体を早く休ませようと思いホテルに戻る途中駅で、何やら人だかりの出来ている店を発見。人ごみの外から眺めると、どうやらカリーヴルストのチェーン店らしく、ベルリンにいる限り食べ比べしようと思っていたので好都合。こんなに人がいるなら、周りと同じものを食べれば間違いないと判断し、翻訳アプリで「この店で一番売れているメニューを下さい」と店員に表示したら、5ユーロ(約800円)くらいで出てきたのがこれ。
カリーブルストにフライドポテト山盛り。ベルリン初日に食べたものと比較して、ソーセージは香辛料抑え目のあっさり味に、カレー粉控え目に甘めケチャップ、フライドポテトは揚げたてで、どうも大量のケチャップを活かし、ソーセージとポテトを美味しく食べるコンセプトを感じる美味さ。初日は初体験の衝撃があったが、2回目ともなると慣れてきて、見た目通りの味にしみじみ美味さを感じる。これは物凄く「ハマる」というほどではないが、誰も嫌いな人がいないであろうスタンダードな味だ。しかし量が多く、16時くらいだったのでおやつ代わりと想定していたが、食べきるのに苦労して
晩飯もういらないじゃん。
というくらいの満足感だった。
ホテルに戻り晩飯の時間になっても全く腹が減らず、野菜不足を避けるため昨日の店で同じサラダをリピート購入し、0・6ユーロ(約96円)で格安の割に量も多く美味いオレンジコーラで流し込む。あー、カリーブルストとフライドポテトの後に食べるサラダと、オレンジコーラ爽やかで美味いなあ・・・と味わいつつ、満腹になってシャワーを浴び、ヒートテックとジャージを着こみ保温して就寝。ベルリンの壁に触れた興奮に包まれ、心地よく就寝した。
翌日、ほぼ始発でホテルを出発するため、メニューを撮影する間もなく朝食をかっこむ。フロントに挨拶してチェックアウトしたかったが、早朝のため誰もいなかったため、朝食会場にいた店員に「この2日間、快適に過ごせてありがとうございました。ベルリンに来たらまた泊ります」と翻訳アプリに表示して、笑顔に送られ出発する。
早朝の地下鉄駅、地上駅を通過し、朝食を買って通勤する人々が多いのかなと想像できる、いかにもヨーロッパ的な風景に心躍る。ベルリン駅では、妻のお土産にビール売り場をチェック。フランクフルト行きのICEは、車両トラブルらしく番号が変わったと表示されており、予約した座席も変更されており、再指定された席に向かうと
6人部屋1人で使っていいの?ラッキー!
という状況。
まあ途中で誰か入ってくるだろうが、それでもこんな贅沢な空間を独り占めし、異国の車窓を眺めて旅行できるというのはなんと幸運な事か。
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