先日の『真魂深入り・猫の門ニュース』の中で
とても心に残った真吾さんのお話がありました。
それは何かと申しますと
“見える世界と、見えない世界のつなぎ目”。
今回『真吾真撃一本勝負』で取り上げた話題が
11年周期で活発化される“太陽フレア”の影響で
低緯度の地域でもオーロラが発生しているというニュース。
オーロラだけではなく、火球と呼ばれる巨大な流れ星も
あちこちの空で観測されているという話題です。
Youtubeで検索すると、出てくるは出てくるは。
日本を含め世界各地で火球の目撃情報が相次いでいます。
まさに映画「君の名は。」のよう。
そこから真吾さん、「君の名は。」のテーマにもなっている
“見える世界と、見えない世界のつなぎ目”のお話に。
昼と夜とを結ぶ夕暮れ時を、黄昏時といいますが
見えていた人が夕闇に消え、識別出来なくなった状態
「誰そ彼れ(たれそかれ)」というのが語源。
逆に夜が白々と明けようとする頃、見えなかった人が
ぼんやりと浮かんでくる時を「彼は誰れ(かわたれ)時」
と呼ぶそうなのです。
昼でも夜でもない時間、“見える世界と、見えない世界のつなぎ目”が
「誰そ彼れ時」「彼は誰れ時」。
この世は、見える世界と見えない世界で成り立っているということを
かくも美しい日本語で表現されていることに感動しました。
真吾さんのお話を聞きながら、思い出したのが
先日、ご紹介しそびれていた速水流八代目宗匠のお話。
“見える世界と、見えない世界のつなぎ目”
「れい」という言霊に込められた意味とは。
明後日をお待ちください。
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❖七十二候 第二十四候 小満末候❖
麦秋至[むぎのときいたる]
(5/31~6/4)
秋にまかれ、冬を越した麦の穂が実るころを示す
「麦秋(ばくしゅう)」は夏の季語。
初夏の眩い陽光に麦畑がきらめき、爽やかな風に金色の穂が揺らぎます。
季節の野菜 さやいんげん
江戸時代、隠元禅師が日本に伝えたことから
名づけられたという“さやいんげん”。
関西地方では、三度収穫ができることから
“さんど豆”とも呼ばれています。