生きがいの編集室_1107ブログ

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こんにちは!!1107です。「いちいちぜろなな」と読みます。
1107は、皆様の生きがいの編集室です。
コツコツ学んでこられた学びを形にするお手伝いや、
有益な学びや有識者の方のイベント開催が主な業務です。
ご縁をいただいた皆様のお役に立てれば幸いです。

二十四節気七十二候に沿って自然と共に生きる1107からのご提案。

明日から『春分』の15日間が始まります。

ちょうど二年前の『春分』からこのテーマをスタートさせて頂き、

二十四節気七十二候をふた回り致しました‼



ふた回りしても、まだまだ初めて知ることがいっぱい‼

先日、TBSのプレバトを観ていて、夏井先生のお話から

「龍 天に登る」が春分を表す季語ということを知りました。

調べてみると、こんな文章を見つけました。



「龍は鱗虫の中の長なり、能く幽かに、能く明らかに、

能く細に、能く巨に、能く短に、能く長なり、

春分にして天に登り、秋分にして淵に潜む」

(龍は、うろこを持つ動物の中の長である。おぼろげでもあり、明瞭でもある。

細かにもなれば、巨大にもなり、短くもなれば、長くもなる。

春分には天空に登り、秋分には水の深みに姿を隠す。)


 
日本では昔から、龍は水を司る神さまとされてきました。

雨を自在に操ることから、稲作文化と結びつき、

春分のころには水中から天に昇り雲を起こし、

恵みの雨を降らせ、水田を潤してくれます。



稲も実りに入った秋分のころには、役割を終えたように

深い水の中に戻り、春までの眠りにつくのだそうです。

春の季語「龍天に登る (りゅうてんにのぼる)」と、

その対となる秋の季語「龍淵に潜む (りゅうふちにひそむ)」。



私たちに恵みをもたらして下さる龍神さまのお働きに

思わず手を合わせたくなる有難い季語ですね。



『春分』を三つに分ける三候は

「雀始巣(すずめはじめてすくう)」3月20日~3月24日

「桜始開(さくらはじめてひらく)」3月25日~3月29日

「雷乃発声(らいすなわちこえをはっす)」3月30日~4月3日



明日から始まる「雀始巣(すずめはじめてすくう)」はこちら↓

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❖七十二候 第十候 春分初候❖

雀始巣(すずめはじめてすくう)
(3/20~3/24)
雀が巣をつくり始める頃となりました。雀は人家の壁の隙間や
瓦の下などに、枯れ草や藁、動物の毛などで器用に巣をつくります。
巣そのものはなかなか見ることはできませんが、
エサを運ぶ親鳥の姿や、隙間から聞こえるかわいい雛の声から、
巣があることがわかります。
「雀の巣」「雀の子」は春の季語になっており、
春を感じる言葉として愛されています。

季節の生き物 おたまじゃくし
田んぼや池や川などに生息するカエルの幼生。
丸い胴体に尾がついている形状が「お玉杓子」に似ていることから
その名が付けられました。
幼生の間はエラ呼吸をしていますが、カエルになると肺呼吸へと変わる
珍しい生き物です。