家に戻ったあんこちゃん
その後について
GO!保護犬GO さん転載です。
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心臓病あんこ いつもと同じ、今を生きます
2014-10-25
10月24日あさ5：30 あんこ＠庭にて
ひどい咳が出てしまったので、23日急遽里帰りしたあんこ
突然訪れるかもしれない死と 向き合い今を生きてます
里親さん募集中【あんこ】近況です
10月23日 朝5：30 よしえさんからの電話
『あんこの咳がひどい 今からHIDEさんのところに連れて行きます』
未明にメールがあったので電話の内容はすぐにわかりました
当日、HIDEさんに無理を言い静岡市のYOSHIEさん宅から
富士の美容室メルティンポットに引き上げてもらいました
「HIDEさん、悪いけど咳の状況 確認たのむ」
『涙を出して苦しそうに咳をしている』とありました
「ああ あんこ どうして・・・」
来週避妊手術など医療フルコースを予定していたのです
以前はとにかく皮膚と血液検査だけだったので・・・
仕事が終わった足でメルティンポットに迎えに行きました
あんこはお店の奥で丸くなり眠っていました
咳は時々するくらいで ほとんど出ていませんでした
急いで帰宅し 留守番犬たちのトイレの世話
そしてすぐ病院へ
「先生、来週避妊手術を予定している あんこです
実は今日の未明から酷い咳と聞き 連れてきたのですが・・・」
この時点では すでに咳がほとんど出ていなくて
診察台に乗せたときに数回出たくらいです
けれど次の先生の言葉に、目の前の世界から色が消えました
『かなり心臓がひどくなっています 僧帽弁閉鎖不全 ですね』
「えっ･･･」
言葉が出なくなってしまいました
やっと皮膚がきれいになって医療受けて幸せ見つけようとしていたのに
こんな時に･･･ なぜあんこなの？
私はなぜもっと早くみつけてあげられなかったのか･･･
もう診察台の上の写真がないんです
シャッター切ることも頭から抜けて
ただ ただ あんこに「大丈夫だよ、あんこ」と話しかけるしかできませんでした
「先生、かなり悪いってどんな程度･･･？」
『仮に6段階あるとしたら、今４です』
そして今後生涯 薬を飲み続けることと（べらぼうに高いわけではありませんが）
おなか全体で大きい呼吸、酸素不足、苦しい姿勢に気をつけるように
アドバイスをいただきました
そうなったら命にかかわるから即来てくださいと
そして先生が首に触れると、苦しそうに咳をします
気管虚脱、気管も痛めている と診断されました
ひどい咳は 電子蚊取りによる呼吸困難だったこと
その呼吸困難の咳により気管を痛めているのでは ということでした
「あんこ、終わったよ 帰ろう」
診察台から下ろしてハウスに入れてから ハッとして撮りました
あんこに心配をかけないようにしなきゃ
大丈夫、大丈夫 心臓病だからって薬を飲めば大丈夫
自分に言い聞かせ車に乗り込みましたが
どうしても涙があふれてしまいました
『避妊手術などもってのほか、麻酔をできないほどに悪い』ってそんな･･･
以前 小山っ子さえちゃんの時にも
不妊手術はすすめないが、どうしても実施の場合 命の保障はできない
と言われました
「ずっと苦しい中耐えてきた 小山の子の強靭な体の子です
万が一死んでしまったとしても、一切先生を責めたりしません
私の責任でさえちゃんの不妊手術お願いします」
あの日も 帰りは泣けて泣けて途中で車を止めたんだ･･･
でも さえちゃん頑張って生きてる
世の中にこの病気のわんこたち 山ほどいる
多くの飼い主さんや犬達、みんな幸せに暮らしているじゃないか
あんこも同じ みんなと一緒
幸せさがす！
鹿肉・・・食べない
おいしい缶詰・・・食べない
食事で苦労したこともあった あんこ
ご飯を変えて３回目、
そうだ！ とご支援でいただいていたフードを入れてみたところ
ものすごい勢いで完食
翌朝５時半 しっぽピーンでフリフリ 甘えん坊復活
庭に出してあげると 超のつく下痢ピー
昨日食べさせすぎたわ と反省
結局この日は食欲がなくなり、一日ご飯に口をつけませんでした（朝、夜）
それに敷物の毛布だけでは寒そうにしていたので、きなこにご支援のクッションを
使わせていただきました
KEIKOさん、ごめんね、あんこに使ってます
雨でぬれてしまいお洋服を脱がせるとピカピカの毛並み
YOSHIEさん、とっても頑張ってくれていたのです
また次の朝
あんこの好きなご飯を思い出し与えてみると、うその様にパクパク
どや！
10月24日 あんこ復活
咳全く出ず ご飯もよく食べ下痢ストップ
あんこ、もう今までどおりの暮らしで大丈夫です
変わったのは、これから薬を飲んでいくこと たったそれだけ
再度書きますが、
今回の咳の原因は 心臓病の上に 蚊取りの煙で呼吸困難に陥っていたためでした
小山っ子たちを苦しめている憎きフィラリア、そのフィラリアを媒介する蚊
蚊から犬たちを守ろうとYOSHIEさんも奮闘していたのです
よ～くわかっています ただちょっといきすぎてしまっただけ･･･
信頼する里親さん 預かりさんでもあるYOSHIEさん
今回のこともありましたが、あんこは来週またYOSHIEさんの元へ戻します
今を生きる あんこ、
里親さんさがしを私は決してあきらめません
あんこに幸せな最期をむかえさせてくれる、そんな方をお待ちしております
決して 誰もが大好きなかわいい犬ばかりではありません
だれも見向きもしない風貌、種類、年齢、健康状態
飼い主だったはずの人間に対し悔しくなって引き取っているのが現状です
どんな子でも幸せになるのなら
そんな方、静岡～神奈川～東京 に 一人くらいいらっしゃると信じ
今日もがんばります
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以上転載終わりです。
実は本日、あんこちゃんはうちに戻ってくる予定でした。
咳が止まり普通に戻ったからです。
しかしながら夕方GO!さんから連絡があり、
咳がまた出始めたようで、GO!さん家で安静となりました。
あんこちゃん、大丈夫かなあ。
心臓病のあんこちゃん
それでも、あんこちゃんの幸せを、
あんこちゃんを幸せにしてくださる里親さんとの
ご縁を願うしかありません。
11月3日（日）13-14時 保護犬会@富士
@富士マリンプール駐車場
富士市田中新田
