2018/5/3
リガの郊外にある野外民俗博物館の敷地は、ラトビアの国土を分ける4つの地方、クルゼメ地方、ヴィゼメ地方、ゼムガレ地方、ラトガレ地方に分けられています。それぞれの地方から移築された17世紀~20世紀前半までの家屋や調度品を見学できる楽しい楽しい施設なのだ!
5月1日からは20時までやっているので安心して午後から訪問しました。ら、敷地内は20時まで歩き回れるけど、建物の中を見学できるのは17時までとのことでした。そういう意味ですか…。
お昼ごはんがまだだったので、入り口を入ってすぐの所にある17世紀の旅籠兼食堂(だったっけ…)に入りました。レストランがあるの。席には座れたんだけど、もう1時半くらいだったのに団体客に大忙しのサーブ中でして、店員さんを呼ぼうと思っても風のように飛んで行ってしまう。博物館の予習をしつつ15分ほど待って、諦めて退出しました。時間がもったいない。
さて、これはクルゼメの18世紀の教会。



小さいながらも2階があって、オルガンがあるのよ。

これも確かクルゼメの農家。


1つ上の写真の家の中。クルゼメ地方、リエパーヤの農家だって。大きな家だよね。クルゼメの南西部に特徴的な造りで、入ってすぐのところにはエントランスホールがあり、片側に暖炉のある部屋があって、台所でもあり、冬場に主一家と小作人の家族がそこで暖かく眠れるようになっている。ホールの反対側は夏場に使う寝室なんだって。そしてその奥には物置部屋があるのだ。


こういう様式の家屋は古くからあり、20世紀初頭まで一般的だったって。この家は1840年代の建築。

これは倉庫だったっけ? こんなきれいなテラスが付いているんだから、住居だったかな。

これはサウナよ。確かにサウナだったわ。これもリエパーヤから移築されたもの。



こんなシンプルなのも。狩猟小屋か農作業小屋か、そんなんでしたかね…。

どこかのおうちのお台所だ。

よく、動画を写しながら説明を喋っている人がいるよね。私もあれ、やろうかしら。でないと忘れ去ってしまう。説明板を撮影してあることはあるんだけど、その説明板の写真の前の建物の事なのか、後の建物の事なのか、わからなくなってしまった。確かルールを作って撮影していたはずだけど、どっちだったかねえ…。半年しか経っていないのに、もう駄目だわ私。
入り口んとこにあるレストランの他、こういう小さなカフェテリアもありまして、軽食を出してくれます。

ソーセージとかも美味しそうなんだけど、やっぱりラトビア料理を食べたという実感のためには、肉そのものではない何かの方が…てことで、お豆(と少量のお肉)を炊いたものを注文しました。これ、美味しい! そして、めっちゃお腹も膨れます。

1815に建てられたラトガレの教会。門や鐘楼ごと撮りたかったんだど、うまく写せなくて。

外は黒っぽいけど中は白く塗られているの。



入ったところにちゃんと細い階段があって2階に続いているのだ。

1930年代に建てられたラトガレのロシア正教会。閉まっていて中が見れなかったんだけど、どのみち内装は残っていなかったそうだから。残念なことね。

これはロシア系住民の家だった気がする。門の向こうは通路になっていたはず。ここは入れなかったんだ。まだハイシーズンじゃないからか、全部の建物が開いているわけじゃなかったの。スタッフが順番にいくつかの建物を1時間ずつとか開けて周っているのかなと思ったり。

上の家屋の内部ではなかった気がする。ここ、床が土なんだよ。んで、枕元の壁に棚が取り付けてあって、壺とかが置いてあるの。地震がない国なんだなと思ったわ。

風車小屋は3つあったかな。写真はどちらもラトガレのもの。左のは20世紀初頭のもので、小さいから無風の時は手で回すこともできたそうだよ。右のは1890年代に作られ、1950年代まで現役だったって。

ヴィゼメ地方、ツェーシスの19世紀半ばの農家。地下室があるね。セラーに使われていたそうだ。

入り口を入ったらまずこんな小さな部屋が。

お台所でもある。

右側の部屋。
左側の部屋。


これは漁師さんの家です。博物館が隣接する湖の側に集中しているのは、雰囲気づくりよね。

このクルゼメの漁師の家はなかなか見ごたえがあった。


漁師さんの家らしく、暖炉の近くに投網が干してあるのだ。

この家は確か20世紀のじゃなかったかね。だから台所も結構近代的だ。

こういう、家の前に小さな屋根付き廊下みたいなのがくっついているの、バスの車窓からもたまに見たよ。伝統的な建築様式なんだな。こういう二重勾配の屋根はクルディーガでよく見た。

これは豚小屋かな。

長持…というか、英語ではチェストって言うんだっけ? 家具を収集した博物館もあります。

こんなきれいな箱、中世だったらお貴族様かお金持ちでなきゃ持てそうにもないよね? 近世なら一般市民もこれくらい持てたのかな? 優雅な絵を描いたタンスもあったよ。

大変興味深い展示でじっくり見たかったけど、「もう閉めますので… ごめんなさいね」と申し訳なさそうに謝られて退出。ああ、こんなことなら朝一番から来ておけば良かった。到着が1時半だったから、たったの3時間半しか見学できなかったんだ。でも、5時を回ってから到着して見て周っているツアー客もいたわ。建物の中に入れなくても、外から見るだけでも楽しいしね。
カフェテリアは、お昼を食べた時に閉店時間を確かめておいた。「6時までなら開けてるよ」とのこと。で、5時半くらいに行ってみたら、閉店準備をしていました。おう…。でも快く食事を出してくれたよ。お腹は空いていなかったけど、食べてみたいものがまだまだあったのでね。これは麦のピラフ的なもの。サワークリームをかけて頂戴します。これも美味しかった!

きれいなレストランでラトビア伝統料理のコースをいただくのもいいけど、こういうB級グルメもいいよね。庶民が昔から食べてきたものよ。
入り口まで戻ってきて、レストランに隣接する土産物屋さんでちょいとお買い物をするついでにレストランも覗いてみたら、夕食を食べる団体客がこれから来るらしく、テーブルの上にずらりと食器が並べられ、店員さんたちが飛び回っていました。大人気なのね。
もう1周くらいしてやろうと思っていたんだけど、雨が降ってきたのでつらくなって、リガに戻りました。
あと、敷地内でこごみを見たよ。私の大好きな山菜。天ぷらにすると美味しい。