2018/5/4
何回載せるんだ…と思われそうですけど、この宿、ヒストリカル・エケス・コンヴェンツをそれだけ気に入っていたと言う話なのです。
しかしこの宿には良くない点もありましたので、それは書いておく。
ここの朝食、朝の9時からでした。普通は遅くたってせいぜい8時だから9時ってかなり遅いけど、わかっていて泊まったんだからそれはいい。問題は2泊目の朝に起きました。朝食が遅いから先に散歩してきたのよ。で、10過ぎくらいに戻ってきたら、他の客が受付で何か文句を言っている。聞けば、朝食会場のレストラン(同じ建物にある)が閉まっているんだって。受付の若い女の子は肩をすくめて「何度も電話しているけど誰も出ないんです。昨日のパーティーで飲みすぎてまだ寝ているんじゃないかな。私にはこれ以上何もできません。カフェならすぐ近くにたくさんありますから、そこで食べては?」
完全に他人事ね。このホテルのスタッフは全員こんな調子。Wi-Fiも、教えられたネットワークが画面に表れず、2泊の滞在の間スタッフの誰に助けを求めても「大勢で使っているから。待ってみて」「技術的なことはわかりません」「同僚にメモを残します」と逃げ口上を述べるだけで、不都合を解消しようと動く人は一人もいなかった。たぶん安上がりな大学生バイトだけで、教育もしていなくて、『客に真摯に対応してもしなくても給料は変わらない』が染みついているんでしょ。どの子も愛想は良かったんですけどね。Booking.comの口コミにも『スタッフが客に無関心』『苦情を無視』『タクシーすら呼んでくれない』等々ありますわ。ちなみに現在、Booking.comでの予約はできないって。事前支払いしてあるのに現地で現金支払いを請求された客が何人もいるようだから、問題と見做されたのかも。
で、その朝のお散歩です。基本的には昨夜歩いたところをもう一度歩いたようなもんです。聖イェーカバ教会の近くにある、マザー・ピルス通りがイェーカバ通りに突き当たるところにあるお土産屋さん。
聖イェーカバ教会の横を通りかかったら、前日には見かけなかった警備が妙に物々しくてね。何か大事な行事でもあるのかしらと思いながら歩いていたら、前方から、すごく偉いと見受けられるお坊様が、結構偉いと見受けられるお坊様にエスコートされて、こっちに来るではないか。思わず道の端に避けてしまったよ。聖イェーカバ教会に入れたら入りたいと思っていたけど、あのお坊様が今から教会に入るんだろうから絶対無理だなと思い、諦めました。
さて、トゥルァクシュニュ通りを通って…
スウェーデン門に出る。
トゥァルニャ通りの修復された城壁。
昨日飲んでたアルダル通りには、こんな素敵な建物もある。右隣りの建物など、景観のためか昔風に作られてはいるけれど、一目で「新しいな」とわかるよね。けど、これは本当に古そう。
トリップアドバイザーによると、ここは「Reveal Riga」なる小さな歴史博物館が入っているらしいんだけど、今はもうやっていないとか、土産物屋になっているとか…書いてあったり… でも、とにかく何かは営業中でしたよ。ホテルか何かだと思って入らなかったの。入ってみたら良かったな。
三人兄弟の長男。窓が小さいのは、建設された15世紀当時は窓の面積で税金が決まったからだって。上のReveal Rigaの建物も窓が小さいよね。同じ時期の建物なのかしら。
三人兄弟は9時に開館するはずなのでワクワクしていたのですが、閉まったままで入れず。後で悟ったんですが、ここって平日しか開いてなくて、この日はラトビアの独立記念日で祝日だったのですよ…。建築博物館にも興味があったし、何より15世紀の都市の一般住宅の中を見て見たかったのに…。
ああ、前日に街歩きをしておけば良かった! この日リガを発つのは夕方だから、この日に野外民族博物館に行くのもアリだとは思ったんですよ。だけど出発日に遠出するのは好きじゃないから、前日に野外民族博物館、この日に街歩きにしたの。でも、この日に野外民族博物館にしておけば、祝日で多くの人が訪れるからすべての建物が開いていたかもしれないし何かイベントもあったかも! そして前日に三人兄弟にしておけば問題なく入れたんだし! バカ!私のバカー!
そう言えば、ホテルの朝食会場のレストランの件でバイトちゃんが「昨日のパーティー」と言っていたっけ。あれも独立記念日の前夜だからパーティーする人が多いってことなんでしょうね。聖イェーカバ教会のあの偉いお坊様も、きっと独立記念日の特別ミサのために来ていたか何かなのではないだろうか。そういう特別ミサってリガ大聖堂でやりそうな気もするけど、宗派もそれぞれ違うだろうしね。
これはこの朝の散歩でなく午後に撮ったものですが、ご参考までに。右から15世紀、17世紀半ば、17世紀終わり頃。次男の頃になると窓税はなくなったので窓が大きくなったけど、リガの人口が増えて土地が高騰してきたので今度は間口税がかけられるようになって、末っ子はこんなに細くなったんだとか。
祝日だから旗が出ていますわね…(涙)
せめてもの慰めは、三人兄弟の裏庭に入れたこと。後で通りかかったら門が閉まっていたから、たまたま誰かの用事で開けていただけなんじゃないかと。そう考えると私は入っちゃダメだったのかもしれんけど、開いていて誰もいなかったから、何も考えず入っちゃったよ。
なんか、通りから見た形と、裏から見た形、違ってるね。
ガイドブックには「中庭から見える不思議な階段をお見逃しなく」と書いてあるんで窓の中を覗いてみたけど、どこにその階段があるのかわからんかった。
これも三人兄弟の中庭で、別の方向を撮ったものだったと思う。この中庭は良かったよ。ずっとそこにいたかった。大通りの宮殿のごとき立派な建物より、こういう一般住宅を見て周りたい…。
と言いつつ、色んなものを見たいので、また移動します。これは三人兄弟がいるマザーピルス通りに入っていく場所だわ。こういうフォーク道が好物。
1297年から1330年にかけて、リヴォニア騎士団とリガ市民が激しい抗争を繰り広げ、リガ市民が騎士団のお城をぶっ壊したんですと(当時のお城は現在聖ヤーニャ教会がある場所にあった)。現代において「市民」と言うと、非武装の非戦闘員を思い浮かべるけど、当時の市民は今の市民とかなり違うな。しかしこの抗争に市民は敗北し、壊したお城の弁償として新しく建てたのがこのお城。当時は要塞として使われていて、お濠で囲まれてたんだってさ。1470年までは騎士団長の居城でもあったとか。
その後はポーランド、スウェーデン、ロシアの支配下で増改築が繰り返されて、中世の城塞から、今あるようなペタッとした近代的なお城に変わってしまった。仕方ないけどなんか残念だわ。現在は大統領府として使われていて、一部が歴史博物館として公開されているそうな。
英国国教会、中に入れたのかな? 入れないものと決めてかかっていたけど。
また旧市街の南の方まで戻ってきた。これはリガ大聖堂の裏にある「リガと海運の歴史博物館」。入りたかったな。同じ建物の中に、写真博物館や市民の生活を紹介する博物館も入っているらしい。
なんですか、この一部だけ素敵な建物は?小さなバー? なんて思っていたら、これ、中世をテーマにした、Rozengrals っていうレストランの入り口なんですって。この奥に中世の空間が広がっているのだ。音楽付きでご飯を食べることができるらしい。素敵ね。
このクラム通りや、Jaun通り、Rozena通りなど、この辺りは旧市街の中心部だけど細い路地がたくさんあって、小さめの素敵な建物がいっぱいあるよ。もっとゆっくり滞在してカフェ巡りもしてみたかった。






















