2018/5/5
朝は5時半起き。飛行機の時間が14時半くらいなので、午前中を街歩きに使えるでしょ。明るい時間は有効に使いたいからね。
部屋の窓から見える光景。やっぱりガムラスタンは建物が大きいよね。ここは旧市街の中でも端っこだから特に、だけど。

朝ごはんは、残っていたスィグルダのアーモンドの最後の数粒。それとホテルが置いてくれていたクッキー。貧乏旅行していた若い頃を思い出すわ。チェックアウトタイムはまだまだ先なので、部屋に荷物を置いたまま出かけます。
ガムラスタンの中心、 ストールトルゲット広場。朝の7時過ぎだとまだ営業しているお店もなかったけど、カフェやレストランがいっぱい。

可愛らしい色の建物が並ぶおされスポットですが、1520年には歴史に残る大虐殺の現場になったことで有名なの。当時北欧を支配していたデンマークに対してスウェーデン人が独立を目指す反乱が1435年ごろから続き、1520年にデンマーク王クリスチャン2世がスウェーデン勢力を制圧。スウェーデンの貴族たちは、クリスチャン2世がスウェーデンの法律に則って統治すること、反乱者を処罰しないことを条件に投降し、忠誠を誓いました。で、クリスチャン2世はスウェーデンの有力貴族や僧侶たちを晩餐会に招き、王を信じて集まった彼らを捕え、処刑したのです。その数は100名を超えたとか。「ストックホルムの血浴」と呼ばれる大事件。
クリスチャン2世は反対勢力を根絶やしにしたつもりだったんですけど、この卑劣で残虐な仕打ちはスウェーデン人を激怒させ、結束させる結果に。処刑された貴族の一人の息子がやがてスウェーデン人たちを束ねるようになり、独立戦争をスウェーデンの勝利で終わらせ、スウェーデン王グスタフ1世として即位したのでした。
奥に見えているのがストックホルム大聖堂。右側がノーベル博物館だって。

小さな旧市街好きの私には、ガムラスタンはちょっと大きすぎるな…。

昨日も撮った、この場所。やっぱここが一番好きかも。

ここも好き。やっぱりこういう、道が交わるところがいいね。

これは確か、運動場があった場所。馬と乗り手の彫刻、何か説明を読んだ記憶もあるんだけど、思い出せないなあ。メモしとかなきゃだめだね。

昨日の夜のうちに「ひどいことになってるな」と悟ったここ。ガムラスタンで最も細い路地。かつては美しい通りでしたが、今ではこのように醜くスプレーで塗り潰されている。これをかっこいいと思ってるんでしょうね、こういうくだらないことをする連中は。町じゅうで汚らしいペイントを見たけど、ここが一番ひどい。

右は、美しかった頃のこの道。(ウィキペディア By Mastad - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, Link)
夜のうちに来て惨状がわかっていたから、明るい時間に確かめる必要はなかったんだけど。このバカでみっともなくてくだらない汚染と、それを放置するしかないのだろうガムラスタンを、よく憶えておく。たぶん2度と来ることはないだろうし…。別にペイントのせいで来たくないわけではなく、もう2回も来ているし、この旧市街は建物が大きくて割と新しいので、私の好みからは少しずれているしね。
きれいな眺めであることに異論はないわ…。

海の方に出てきました。遊覧船もあるよ。20年前、本土側で運河ツアーに参加したっけな。

海側から、王宮を撮ってみる。

1981年まではロイヤルファミリーがここで暮らしていた。現在の王様の代に、子供を育てる環境として郊外の方が好ましいからと、ドロットニングホルム宮殿にお引越ししたんだって。ドロットニングホルム宮殿も国王一家の居住区を除いて一般公開されている。20年前に見に行ったよ。
それにしてもこの王宮もとんでもなく巨大よね。600室あるって。そんなに使い切れていたんだろうか。昔は、毎日のように晩餐会をして片づけが追いつかないので、たくさんの部屋を順番につ
使っていた…と聞いたこともありますが。

上の写真を左上に歩いていったら下の写真になります。

ああ、20年前にここで並んでいた時のことがフッと頭に蘇った。大学生らしい女の子2人組が警備の若い兵隊さん(立ち番やってる人ではない)に何か質問して、答えてもらったら、「OK」と言ってノートを兵隊さんの胸にバンと置いて、そこに書き付け始めて(こらこら…)。あの女の子たちも今ではすっかり大人の女性になってるんだねえ。
20年前、王宮に入ったはずだけど、ほとんど記憶にないんだ。今回、1時間だけなら時間を割ける…と真剣に考えてしまった。でもやめておきました。見学する部屋もたくさんあるし、展示物もメチャクチャ多いし、1時間で駆け足で見て周っても却って不満が溜まりそうだもの。あー、やっぱりまた来たくなってきたなあ。今も修復中だそうだから、また20年後くらいに来れたらいいな。
王宮の前(後ろ?)はこんな円形なんだよね。

昨夜も見た、円の中。

夜も、朝も、衛兵さんがゆっくり歩いては戻り、真ん中に立ち、しばらくするとまた歩いていた。

ストックホルム大聖堂の尖塔。

入り口んとこの衛兵さん。上の写真の人や、この人が交代するところは見た。複数人による派手な衛兵交代式は正午にやるらしい。交代そのものの内容としては何が違うのかな。

ドアのガラス越しに中を見てみる。入りたかったなあ…
