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旅中毒

バックパックと少しのお金とパスポートがあればいい。行けば行くほど行きたい場所が増え、人生狂って後悔なし!

2020/1/4

 

この日ドライブしていて面白かったこと。キャサリン・パーク・ハウスに行く際だったか、ピクトン・トンネルだったか忘れちゃったな。自動車のナビを使いつつ新しくできた道を走っておりましたら、その道がまだ登録されていなかったらしく、ナビが道を間違えているから戻れと指摘してきた。

 

「戻ってください」

「戻ってください」

「戻ってください」

 

って、別に音声が大きくなったわけでもないんですが、全く同じ口調で同じセリフを延々繰り返されると…

 

「なんかナビの口調が段々マジになってきてない?」

「うん、『本当に心配して言ってるんだ、耳を貸せ』みたいな響きが出てきてる」

 

と笑っておりました。よくある話ではありますが、やっぱ面白い。

 

さて、そのような楽しい見学もご飯も終えて、おうちに帰る前に寄ったもう一つ楽しい場所。

 

見てください、この見事なリカーショップを!

 

前にもチラッと書きましたが、オーストラリアではこういう専門の酒屋さんにしかお酒の販売が許可されていません。スーパーマーケットやコンビニでは売ってないんだって。

 

このお店の売り場面積は、この2枚の写真を足して2.5をかけるくらいかな?

 

日本にもこんなお店、あるのかしら。私の住んでいる辺りには、これ程の規模のお店はない(と思う)んですが…。こんなに色んな種類があったら、かえって何を買えばいいのかわからなくなってしまうね。

 

とお困りの方のための試飲コーナー。

 

お酒が好きで自分の仕事も好きなんだろうなあと思えるスタッフさんが、色々と飲ませてくれました。椅子に座って詳しく説明を受けたり雑談を楽しんだりしながら、じっくり試飲できるのだ。(試飲というか、ひたすら飲んでただけみたいな気も)

 

小指 立ってる

 

ワインの試飲が目的だったのですが、「ついでだからどうですか?」と勧められたのがジン。で、この時に飲んだジンが私の生涯で最も美味しいジンだったのっ! ジンは蒸留酒に色んな植物を加えて作るものなので、ベースになる蒸留酒と風味をつける植物に何を使うかで、味も香りも実に幅広く異なるのだ。ついに出会ってしまった、そう思えるジンでした。と~ってもまろやかで、ほんのり甘い香りがして、本当に美味しいの!!

 

が、写真がないっっっ!!! ええ~、撮ったと思ったんだけど~!? って、実はこれじゃなくて、同じメーカーの同じジンのシリーズで違うやつを買ったの。と言いますのは、私が出会ってしまったジン(プレーン)は、巨大ボトルしかなくて、さすがにこれは持って帰れん、と…。だから、同じジンのシリーズのオレンジ味をね。このオレンジ味のボトルの写真を撮ったから、またいつでも注文もできるだろうと思ったんだけど! 写真がないーーー!!! 検索してみたけど、よくわからん… ううう、なんで写真がないんだ…!! 次にオーストラリアに行ったら探し出せるかしら…。

 

さて、気を取り直して… ここでジェントルマンズ・コレクションを買ったよっ!

 

ルールその4:目立とうなどと思わないこと

紳士たるもの、どんな仲間や会話を好むかよりどんな服を好むかがで自分を語るようではいけない。もっとも、仲間たちの方が声高に語ることはある。
 

ルールその5:(大体において)正直であれ

紳士たるもの、嘘をついてはならない。ただし、嘘をつくことが関係者全員にとって最も益となる場合はその限りではない。紳士とは、そういった類の嘘がつかれた時にそれと悟ることに長けているのである。それはつまり、人が見栄や体重にまつわる不正直さにおいて過ちを犯すことを指す。

 

ルールその1:言葉でお願いしたい

紳士たるもの、粗野な言葉づかいをせずとも完璧なる明確さで要点を伝えられるようでなければならない。これは何も、紳士が粗野な言葉を知らないという意味ではない。紳士とは、もっと品の良いことをひっきりなしに言いたがるものなのである。

 
和らぎ水の代わりにレモン・ライム&ビターの写真でも。
 

 

連れて帰ったジェントルマンは一人だけです、念のため。買ったのは、ジンが1本、あとは赤白のワインを1本ずつ。それを超えると税金がかかっちゃうからね。でも今思うと、多少の税金くらい払ってでも何本か買っちゃえば良かったんだよ! これまでそんなに外国からお酒を持ち帰ろうと思ったことなかったから調べたことなかったんだけど、免税範囲を超えた分については、ワインなら1リットルにつき200円払えばいいんだって。200円て!気にすることないやん! なんとなく免税内に抑えるのがお行儀良いことみたいな気持ちでいたけど、別にそんなことないしさ!

 

ジンと白ワインは飲んじゃったけど、ジェントルマンはまだうちの廊下の隅で寝転がってるよ(そこが冬場のワインの定位置なの)。惜しくて、まだ飲んでない。Hさん・Sさんのお宅で飲ませてもらったやつは開けて4日目だったから、私も4日かけて、味の変化を感じてみたい。

 

余談ですが、私、チーズも買いましたの。これ、いつ買ったんだったかなー。1月1日かな? お出かけから帰る途中でスーパーマーケットに寄って、チーズ売り場ででかいカットのグラノ・パダーノとパルメザンを。やっぱり日本で買うより安い! そのままかじったり、料理に使ったりで、既に胃袋に消えました。白ワインと牛乳でのばしたチーズソースをたっぷりとパスタに絡めて塩コショウ振って食べたり、普段ならなかなかできないことをやりまくった!

 

 

2020/1/4

 

さて、ピクトンの町をさらっと…。ここは教会。合同協会と言いまして、長老派教会、メソジスト教会、会衆派教会というプロテスタント三宗派が合体している、オーストラリア特有の組織らしい。同性愛者の牧師もいるし、アボリジニや難民の支援に力を入れていて、リベラル左派と認識されている。

 

感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、入れ。
主に感謝し、御名をほめたたえよ。
主はいつくしみ深く その恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。

(詩篇 100:4-5)

 

ところで、この時の気温を見て。

 

惜しいな、あと1℃で50℃の大台に乗ったのに…。しかしまあ、暑いどころか熱い、痛いって感じでした。よく真夏の日差しを「刺さるような」と表現しますが、この時の日差しったらもう、串刺しにされて地面に押し付けられそうな凄まじさでしたよ。

 

んで、このピクトンで食事に連れて行ってくれた店がまた素敵でしてね!

 

ジョージ4世亭という旅篭兼食堂。現代風に言うとレストラン併設のホテルです。1835年に建てられた、オーストラリアでも最古のパブの一つ。200年以上も町の社交場であり続けている場所なのですね。しかしなんでジョージ4世なん。放蕩と浪費で悪名高い王様だそうですが。(そこがいいのかしらw)

 

日本だと、ビアパブでもない限り、普通は多くてタップは5種くらいじゃない? オーストラリアでは10種くらいが当たり前なんだね。で、この太い鉄パイプの中に10本の管がまとめられているのね。

 

ワインのタップは初めて見るわ。店にタンクがあるんだな。

 

右側に、タンクが見えておりますね。ビールかな。真ん中に見えている樽はワイン?

 

で、上の写真の2人の間に見えているドアの向こうに見えております通り、もうひとつバーがある。

 

この狭い出入り口は昔のままなんだろうねえ。とか思いながら写真を撮っておりましたら、常連らしき人が「ほら、足元を見てごらん」と… 何これ、博物館でよく地下遺構を見せてくれるトコみたいな…

 

いや、ホンマにあるわ地下遺構! 昔の監獄なんだって!

 

後から読んだところによりますと、2016年の大洪水でこのお店は大変な被害を負ったそうです。その修復中に床下からこれが発掘されたそうで。セラーまで続いているそうですよ。1800年代中頃、つまりこのパブが建てられた頃に、臨時の監獄として使われていたらしい。

 

他にも、このパブの下にはどこかに通じる地下通路が通っているという噂もあるそうですが、修復の際に調べた限りでは見つからなかったって。埋め立てられたのかもしれないし、隠されているのかもね。

 

2つ目のバーから監獄の方を振り返る。

 

で、この2つ目のバーの更に先にレストランがあったんですけど、そこは親戚の大きなグループがご飯を食べていたし、なんか気後れして撮ってない。こっちは石じゃなくて全体的にウッディな感じでした。

 

そのレストランでお昼ごはん。私が選んだのは名残のラム! これも本当に美味しかった…。

 

Sさんの頼んだサーモン。やっぱりこちらはレモンやオレンジを鉄板で焼くことが多いのね。

 

Hさんの頼んだ、チーズのリゾット。

 

親戚グループの中にはよちよち歩きくらいの坊やがいまして、食べ終わって飽きちゃったのかじっとしていられないらしく、お父さんが抱っこしてブンブン振り回しているのが微笑ましかったです。(ほかにお客がいなかったので広々していまして)

 

お外の様子。客室のドアがずらっと並んでいる。6人までOKのファミリールームも、シングルルームもあるよ。シングルは古い旅篭を感じさせる狭さで最高。ブドウ棚の屋根もいいねえ…。

 

レストランやバーのある宿がもともと好きなんですけど、普通は1階が酒場で上階が宿。ここは平屋なので、酒場の裏が宿って感じで、実に良い。

 

こっちはレストランの横のテラス。誰もいない… さすがに暑すぎて、みんな屋内で飲んでましたわ。

 

バーコーナーの前にもテラスがありまして、その前はさらにこんな風にテント席もある。一人、このテントの下で飲んでる変わり者がいました。

 

駐車場も広い。よくパーティーやイベントにも使われているみたいよ。宿は7室のみだけど、レストランとしては大箱なのだ。

 

2020/1/4

 

カムデンの立派な標識…。実はこちら、ブルワリーの前に訪れた場所なんだけどね。

 

BIRTHPLACE OF THE NATION'S WEALTH (国家の富が生まれた場所)と書いてあるのは、ヨーロッパからの初期の移住者であるマッカーサーさん一族がここで羊毛、ワイン、小麦などの産業を大成功させて町を繁栄させたことから来ているらしい。(この旅行記の「7:カムデン」でも書いてます

 

で、そんな頃に建てられたお屋敷の一つがこちら、キャサリン・パーク・ハウス。1837年ごろに建設の始まったお屋敷。なんでか知らんけど完成まで10年くらいかかったらしい。建築中に住人が変わったりしているから、その要望で増改築でもしていたのか。

 

ちなみに、入れませんでしたw 今は売れちゃって個人宅。

 

前は入れたらしいんですけどね。Sさんもガッカリ。私が古い家が好きだからわざわざ連れてきてくれたのでした。見たかったわ。2015年に州の文化財に登録されたそうな。20世紀に入ってから大幅に改築されておりまして、ファサードも建設当初はヴィクトリアン・イタリアネイト様式だったのが、今はジョージアン・リヴァイヴァル様式だって。ご興味ある方はこちらをクリックするとグーグルさまの写真コレクションをご覧いただけます。昔の写真も見れますよ。1881年ごろの写真がとっても素敵!

 

さて、ブルワリーの後にはピクトンの町へ。ガソリンスタンドに入り、給油がてら店内で地元民に道を聞きました(Sさんが)。

 

コンビニとファストフード店も併設されてる。そして店の角を曲がったところに…

 

お手洗いがある。先に店内で鍵をもらってから行くのだ。犯罪捜査ドラマによくガソリンスタンドのお手洗いが出てくるけど、鍵を渡す方式にしておいたら少しは安全性が高まるのでは。

 

シドニー市街の郊外って、ずっとこんな感じだったな。畑や牧場や草原の間に小さな集落がある。

 

日本の田舎もこんな感じではありましょうが、都会からの距離が違うというか…。アメリカ在住の人が「ニューヨークとかの大都会でも、市街地を抜けたらいきなり何もなくなる」と言っていました。近いものがある。日本は、よほどの山間部とかでない限り、人が住む場所がずっと続いている感じだよな。

 

さて、目的地はオーストラリアでもっとも呪われた場所の一つ、ピクトン・トンネルです。

 

入れなかったんですけどねw

 

週末は完全閉鎖。月~金は午後2時以降閉鎖。(朝は何時から?)。2017年3月のデイリー・テレグラフの記事では、午前9時から午後2時半までとの記載。その記事は、2011年にゴーストツアーが禁止されてから人が訪れなくなっているので、トンネルを整備して週末にも開けて、もう一度観光客を呼ぼうと土地の議員さんが言っている…というものでした。

 
実際のところ、行こうと思えば行けたの。お巡りさんがSさんに、門は閉まっているから道は通れないけど、並木のとこから入れば原っぱを通って行けるよ~と教えてくれたって 笑。 ただね、この日、この時、もう暴力的な暑さでね! 道もない場所を炎天下に10分くらい歩くのはちょっと…、となりまして。
 
こんなトンネルらしいです、明るいうちに見ると。

By Bluedawe - Own work, CC BY-SA 3.0, Link

 
元は「レッドバンク・レンジ・レイルウェイ・トンネル」という名前でした。ニューサウスウェールズ州で最初の鉄道トンネルです。今は線路はこのトンネルを取り巻くような円を描いて通っている。このトンネルは、1800年代の石造建築の貴重なサンプルなんですって。第2次世界大戦の最中は防衛のための倉庫として使われ、また、後年にはここでマッシュルームを栽培したりしていたそうな。
 

怪談の由来は、1916年12月13日(水)にトンネル内で亡くなったエミリー・ボラードさん。諸説あるけど、ピクトン・ポスト紙によると、当時51歳のエミリーは、よそに住んでいたけれど病気で故郷ピクトンに戻り、姉の家に身を寄せていた。で、その日、兄が住んでいる生家を訪れようと近道のトンネルを通っていて列車に轢かれたのだろうと。

 

後年リズ・ヴィンセントさんという人がゴーストツアーを始めてピクトンは全国で有名に。でも町や鉄道の歴史にも敬意を払っていたリズさんが亡くなって、胡散臭いガイドばかりになり、押し寄せる観光客に辟易していた地元民の反発もあって、ゴーストツアーは禁止されたらしい。名目上は、トンネルの老朽化により中を通るのが危険なため、ですけど。

 

今書いているこれを調べたのは後になってからなんですが、まあ、現地で「午後2時以降と週末は閉鎖」ってのを読んだ時、肝試しに来る連中を締め出したいんだろうなとは思いましたわ。YouTubeにもピクトン・トンネルを訪れたゴーストハンターたちの動画がいっぱいある。

 

こんな小説もあります。 悪を孕んだ町もある。悪そのものの町もある…

Amazonでも買えるよ!

 

ジェイク・ミラー・シリーズ第3弾! 私立探偵ジェイクとルーカスは、ピクトンでの若い女性の不審死を調べるよう依頼を受ける。町が長年隠してきた忌むべき過去が暴かれていく。経験したこともない悪と対峙し、2人の命は危険にさらされる。“帽子男”とは誰か、その背後に見えてくるものとは―…。

 

ピクトンの人、「何が悪の町じゃ、えーかげんにせー!」って言いたくならんかしら?  あと、どうでもいけど、ジェイク・ミラーは第2作までは刑事だったようです。2作目の事件が原因で退職したんだろうか。

 

2020/1/4

 

さて、いったん家に帰り、Sさんと一緒にお出かけし直し。Eちゃんは、おじいちゃんとおばあちゃんに預かっていただいております。

 

やってまいりましたのはブルワリーです。ワイナリーは見学できるところがなかったけど、ブルワリーで見つけてくれましてん。

 

ここの良かったところ。もちろんビールが美味しかったのが一番ですが、冷房が入っていなかったの、ポイントが高い。とても暑い日ではありましたが、あちらは乾燥しておりますので、日陰にいればつらくなるほど暑いわけではない。その中で、扇風機が風を送ってくれるので、それなりに涼を感じられる。

 

言うなれば、心地良い暑さ。冷えたビールを飲みたくなる楽しい暑さ…。お上手ね。

 

さて、タップリスト。

 

テスターサイズ… ってこれが試飲サイズ!? 豪快だな!

 

5種盛りを手にゴキゲンのワタクシ。

 

浮かれきっております。お向かいに並んでいるのが、Hさん&Sさんの分。

 

これ全部飲んでケロッとしていたので、Sさんに「お酒、強いねえ」と言われましたよ…w 体調が良くて気分が乗ってるとグイグイいっちゃうんだよね~。あまりにも楽しくて「夏の日としてこれ以上のものは望めないね!」とか言ってたら、お向かいのテーブルに座っていた女性が振り返って笑いかけてくれたよ。

 

一つ上の写真、後ろに「TAKE AWAY」の冷蔵庫があるでしょ。ここで飲むだけでなく、お持ち帰りもできる。当たり前だけど。でね、私がちょうど隠しちゃっているんだけど、私の背中の真っ直ぐ後ろの方で、何やら小さなタンクからビールをボトルに詰めている人たちがいたの。『あれ何? できたてビールを詰めて買って帰れるのか?』と気になる! で、Sさんが店員さんに聞いたところ、その人たちの自家製ビールなんだって!

 

つまり、このブルワリーの施設を利用して自家製(家と言う字が入るのは違和感あるけどw)のビールを作ることができるのですよ。これなら設備を所有していなくても自分のビールを作れる。きっと基本的な材料もそこで購入可能であろう。そして、仕込んだ後は専門施設で管理しておいてもらえるのだ! 日本にもないかな~、そういうとこ。絶対需要あるよねえ。

 

食べ物もいろいろ売っている。このブルワリーのだけじゃなく、期間限定で移動販売のものも。

 

右に写っているおじさん、ビンタンビールのTシャツを着ているじゃないか。私もこの日はビアラオのTシャツを着るべきだったか。国会議事堂見学の日に来ていたけど、どう考えてもブルワリー見学の日に着る方がふさわしいわ。

 

それはともかく、移動販売車で期間限定のやつを買いました。確かポルトガル風だというフライドポテト&ポーク、だったような記憶…。ビールが進みましたわ。

 

Hさんとツーショットって、この時くらいだったかな…? ちなみに私が着ているTシャツ、友人のアーティストさんのイラストなの。お願いしてTシャツを作ってもらったんだ。

 

自分でワインを作るのと、自分でビールを作るのだったら、ビールの方がはるかにハードル低いよね? 日本でって自家製ビールキットが売られているくらいだもの。(ただし、アルコール度数が1%未満でないと違法になります。いや、1%って…) 手を出しやすいものだから普及しているのだろう。

 

自家製ワインも不可能ではないだろうけど、それは自家製ミードと同じ世界のようだ。つまり、ブドウを潰して絞り汁をペットボトルに詰めて~みたいな、ああいう。素人が品質管理するのは難しそうだし、量産できるものではない。

 

私もミードなら作ったことがあります。水と蜂蜜とドライイーストをペットボトルに詰めて発酵させればいいだけなので、簡単です。美味しいものができるかどうかは別だけどね。私は3回作りまして、本当に美味しいと思えるのができたのは1回だけです。後の2回も別に不味くはなかったんだけど。

 

一番美味しかったのは1回目に作ったもの。後の2回と、作り方としては何も違わなかったんだけどなあ。違いと言えば、1回目はうっかり蹴つまづいて倒して、発酵途中だったから大噴出しちゃったことですかね(空気を通すために、蓋は乗せておく程度なので)。再現は無理だし、大体それが味に影響したかどうかも不明だ。

 

ちなみにアルコール度数が何%だったかなんて全くわかりません。法を侵していたかもねw 

 

2020/1/4

 

あっという間に最終日。夜の出発なので、夕方まであちこち連れて行ってもらえることになっております。まずは、カムデンのファーマーズ・マーケットへ。週末に開かれるもので、Hさんがいつも野菜などを買いに行くのはここなんですって。

 

いつもと場所が違うとのことでしたが、この日の会場はここ。屋根があるから、普段は何か、収穫物の出荷作業とかに使われているのかも?

 

屋根の下にテント?と思ったけど、屋根の下からはみ出している部分のためなのね。

 

手前は白ナスだな。火を通すとトロっとして美味しい。焼きナスやお浸しはもちろん、バターソテーもいいし、レンチンして梅肉で和えるもお薦め。

 

人参は細いな。そして色とりどりだ。味も違うのかな?

 

イタリアでも思ったけど、パプリカが大きいよね… 日本で売られているものの2~3倍はある。

 

左奥はカブ? あとビーツにリーク… オレンジ色のビーツは初めて見た。

 

リークはネギだからいいとして、ビーツはもっと日本でも広まればいいのに。ルッコラやクレソンとかもね。レストランのサラダでしか食べられないイメージだ。(売ってるけど値が高い!)

 

日本にもこういうファーマーズ・マーケットってあるかな、と考えたら、道の駅がそれに当たるか。

 

こちらは果物と、それを使ったジュースやジャム。

 

手前のテントでは卵を売っている。その奥は蜂蜜か。

 

お花も売っている。そしてもちろん、軽食スタンドも出ております。サンドイッチとかね。

 

左はコーヒー屋さん。ソーダも売っている。右はオレンジジュース屋さん。

 

私も何か買いたくなったので、こちらで蜂蜜を買いました。

 

 

左の方に見える白っぽいのは、「CANDIED HONEY」と書いてあった。わざと結晶化させたのを詰めてあるの? 固まったのが好きな人もいるのね?(私のように…。液体の蜂蜜を舐めるのはあまりやらないけど、結晶を食べ始めると止まらなくなる)

 

日本ではアカシアとレンゲがダントツの人気ですが、こちらはアイアン・バークにイエロー・ボックス… どちらもユーカリの一種らしい。味見させてもらって、イエロー・ボックスを購入。

 

 

さて、この後Hさんはカムデンの観光案内所に寄ってくれました。(写真はグーグルストリートビュー)
 
普通、観光案内所と言うものは交通機関や行政機関の施設内、あるいは商業施設内や繁華街など、とにかく人の集まるところにあるものですが、ここは町はずれの道路沿いに可愛らしい建物がぽつんと。
 
こういう立地、他で見たのはチリのプンタ・アレーナスくらいかな… 小さな小さな市街の一番端っこに離れてぽつんと小屋があった。プンタ・アレーナスって観光が重要な産業なのに、観光案内所では一人しかいない職員がネットで遊んでいて、相談しようとしたら「私は何もわからないから、そこら辺のパンフレットを見て」とあしらわれたのでした。遊んで給料もらえて結構なご身分だな、ええ?
 
カムデンの観光案内所はもちろんそんなことはなく、とっても親切で朗らかな職員さんが大歓迎して対応してくださったのでした。で、何を相談したかと言いますと、Hさんは、どこか近場でワイナリー見学ができるところはないかと聞きに行ってくれたの。この友人(私)は日本から遊びに来ているのですが、予定していた場所に火事で行けなくなってしまったのです…と。
 
残念ながらその日に見学可能な近場のワイナリーはありませんでした。まあ、火事のこともあるし、まだ冬休み中だし、しゃーないよね。せっかくなので観光案内所のショップでカムデン印のコルク抜きと地元産のレモン&ハーブの石鹸、それと絵葉書を買いましたよ。

 

観光案内所でお土産にもらったもの。カムデンってカモノハシの生息地なんだね。見ての通り子供向けなので、後でEちゃんにあげました。カモノハシのタトゥーって可愛いな。

 

2020/1/3

 

さて次の目的地に向かう… 

 

途中で、Sさんが見つけてくれたよ! これでコアラとカンガルーは押えたよ!

 

更にはこんなものまで。これは珍しいとSさんも言っていた。

 
このような標識が出ているここは、植物園なのです。
 
どうも、私らが「植物園」で思い浮かべるものとはかけ離れているのですが…。国立自然公園とか、そういう雰囲気。何しろここ、この超巨大なオーストラリアにおいても最大の植物園だそうですし(416ヘクタール)。4,000以上もの植物があるそうな。ウォーキングパスは全長20キロ。
 
広大な土地で植物を自然に近い状態で管理しているので、動物もたくさんいるわけですね。
 
このように…!
 
大きさからしてたぶんワラビーだと思います! ついに見ました、オーストラリアにしかいない子!
 
実はね、ブルーマウンテンズから帰ってくる際も、外にいつカンガルーが見えるかわからないということで、それなりに目を光らせてはおったのですよ。が、ずっと気を張っていられるものでもない。水でも飲もうかと目を下にし、ついでにカバンの中をごそごそやってたら、「あっ、ほら、カンガルー!」とSさんの声が! えっ、と慌てて顔を上げたものの、ハイウェイを走る車から見えるものなんて一瞬で後ろに飛んで行ってしまう…。群れがいたそうです。ううう。その後はずっと窓の外から目を離さなかったけど、いませんでしたねえ。そんなもんです。
 
そんなこともありーので、この公園に連れてきてくれたのですね。見事に見ることができましたよ。私のワラビーちゃんを…!
 
さて、この日の晩ごはんは、到着した日にも食べに行った近所のレストラン。
 
ごはんができあがるまで、子ども用のおもちゃで… と言うか、この日もらったのはおもちゃと言うよりも、教材と言ってもいいほどのものでした。知育パズル的な。
 
ワタクシの方はビールをグイグイやりつつワイントレイルを調べております。次回の参考に。
 
今日は魚! ずっと気になっていたのよ魚も… これもホンットに美味しかった! 外側はカリカリに香ばしく、中はフワッフワ。自宅で魚を焼いてもこれ再現できないんだよな…。コツがあるんだろうけど。
 
そう言えばですね、Hさんと夜遅くにテレビを見ていた時に、料理番組になりましてね。いろんなレストランで女性のレポーター(?)がご馳走を食べるスタイルの番組。で、いくつかの回から集めたらしい映像が面白かったの。ご馳走を口にしたレポーターが「ん~ん」と満足そうに漏らす場面ばかりを集めて立て続けに。確かに、美味しいものを食べた時って「ん~ん」って言うわwww 
 
こちらは最後となる深夜の晩酌…。ポイントは、このワインです! Sさんのお父さんのお手製なのっ!
 
Sさんのお父さんのワインがあると聞いて、飲んでみたいとお願いして、開けてもらった。(遠慮のないことで…)  お作りになるのは白ワインが主なので、赤は珍しいんだって。貴重なものをいただきました。でね、これが、めっちゃくちゃ美味しいんだ! お愛想じゃないぞ! マジで、「えっ、これ、プロじゃない人のお手製!!??」って驚くほど美味しい!
 
しかしそれも当然なのだった。Sさんのお父さんは、アマチュアのワイン競技会に初めて参加していきなり優勝し、「申し訳ないけれど、来年から参加しないでください」と言われてしまったほどの腕前。つまり、『貴方が参加したら毎年貴方が優勝してしまう』ということ。アマチュアのレベルを超えているのでご遠慮ください…てことか。
 
なんかもう、おうちの外でも中でもすごい体験させてもらってる…。
 

2020/1/3


ブルーマウンテンズ国立公園から帰る途中で寄ってくれたのが、オーストラリア本土では最古の石造りのアーチ橋、レノックス・ブリッジです。ここも素晴らしく良かった!

 

この橋は地図でもわかる通り、平地からブルーマウンテンズの山岳地帯に入っていく東端にある。

 

ちなみにこの橋がある道がミッチェル・パスという名前の道でして。トマス・ミッチェル少佐に因んだお名前です。スコットランドで生まれ育ったミッチェル少佐は、軍隊で測量を学びました。オーストラリアに移住してからは、植民地に欠かせない測量技術を駆使して、あちこちに道路を通していった。地図も作っています。その貢献により、ナイトに叙せられている。

 

冒険家でもあり、1831年から1835年にかけて、4回の大掛かりな探検を行っています。

 

 

その昔、ブルーマウンテンズに東から入っていく道はあまりにも急勾配で、カーブもきつく、危険でした。そこで1827年に35歳のミッチェル少佐が測量監督に任じられ、既存の道路を活用したがる知事に反対し、ブルーマウンテンズの西にあるグレート・ウェスタン・ハイウェイにもっと楽に繋がるルートを新しく拓いたんだって。

 

余談だけど、ミッチェル・パスに取り掛かる前に彼がブルーマウンテンズの西側に整えたヴィクトリア・パスってのもすごいらしい。切り立つ断崖の間に尾根を通すように道を作った部分もある大工事。そしてこの道は、1832年に作られた補強の石組みも現役のまま、今でもほとんど手を加えることなく使用されているんだって。彼の設計と技術の素晴らしさを後世に伝える傑作。(絶景ですよ!見てみて


 

そんなミッチェル少佐にも、この新しいルート(後に言うミッチェル・パス)を通すに当たり、足りないものがありました。写真でもおわかりの通り、ここにはラプストン川の流れる小さな渓谷がある。道はこれを渡ることになるのだ。だから、橋梁の建設に熟練した職人が必要だったの。でも当時のオーストラリアではそんな人材は簡単には見つからない。

 

 

1833年にミッチェル少佐は、議事堂の前で壁をこしらえていた人夫と通りすがりに立ち話をしました。その人夫も7週間前にスコットランドから来たばかりだったから、もしかしたら、同郷のよしみで話が弾んだのかもね。そしてそれこそが、20年のキャリアを持つベテランの石工にして橋梁建設の経験も豊富な、デイヴィッド・レノックスだったのでした。ミッチェルはその場でレノックスに工事監督になってくれるよう申し込みました。ミッチェルの自伝によると、レノックスはシャツの袖をまくったままの格好でオフィスまでついてきてくれたそうです。

 

 

ミッチェル少佐の命令で、北側の礎石には建設年である「AD1833」と彫り込まれ、今でもはっきり読めるそうです。南側の礎石はもう擦り切れて読めないそうですが、彫り込まれた文字は「DAVID LENNOX」。ミッチェル少佐は橋の最大の功労者が誰か、よく承知していたのでした。

 
材料は近くの石場から切り出された砂岩です。建設に当たったのは、20人の囚人たち(と、監視人と、お巡りさんと、武装した番兵)。

 

1926年には、もっと南にナップサック高架橋が完成し、やがてミッチェル・パスが西に抜けるメインルートとして使われることはなくなっていったのでした。(そのナップサック高架橋も今では歴史遺産… こっちはこっちですごいので是非見て

 

 

しっとりと説明を終えたつもりですが、私自身が台無しにしている気が。

 

橋は、反対側は真っ直ぐでこっち側はカーブしていると書いてあるけど、よくわかんないね。

 

グーグルさまのストリートビューで見ると一目瞭然ですが。下からじゃわからんのかな。

 

反対側から。

 

ところで、2つ上の写真で私の」後ろに見えている二人は自転車で来ていたよ。あんな起伏のある場所でよく乗れるわね! でもここら辺、サイクル・トレッキングの名所らしい。みんな、どうかしてる。

 

川は干上がっておりました、猛暑だからねえ。



レノックス・ブリッジは老朽化のため1956年に閉鎖を余儀なくされます。復旧工事が始まったのは1970年代も終わりごろ。そして、元の姿を保ちつつも現代の交通に耐えうる強度を備えて、1982年に再開され、歴史好き、建物好きの人々を魅了しているのです。

 

ここは(ここも)本当に素晴らしかったよ。復旧に当たって元の姿を保存してくれたのがありがたい。なんて美しいのでしょう。森の中に静かにたたずむ古い石の橋。この小さな橋に、この国の大きな歴史を伝える物語が隠されているのだ。見てた時はここまで知らんかった。帰国後に調べたの。でも歴史のある建物にはオーラがある。この橋には貫禄がありました。

 

2020/1/3

 
では自然の造形から離れ、人間の営みを。
 
お昼ごはんをいただいたのは、ウェントワース・フォールの町にある、「The Conservation Hutっていうカフェ。国立公園の直営なのかな? ビジターセンターみたいに情報がいっぱいありました。

 

このすぐ横もトレッキングルートだったようで、何人かが歩いて行ったよ。

 
ハムとチーズのサンドイッチをいただきました。豚の背肉のハムだったかな??? 美味。

 

本当に美しい、緑の渓谷なの。グランドキャニオンは水が枯れて土獏みたいになっちゃって、その異様さが魅力となっているけど、ここは昔のまま森が残っている美しさで人を惹きつける。

 

スリーシスターズから戻ってきた後は、レウラの町で休憩しました。写真を撮っていないんだけど、こじんまりとして、街並みが可愛らしくて、雰囲気が良かったです。観光客がたくさん来るから、カフェやお菓子屋さんもたくさん。

 

そのレウラで、まずは郵便局へ。と言いますのはですね、絵葉書を書いたものの切手を買う機会を逸して日本に持ち帰ったことが何度もあると言ったのを、Sさんが気にしてくれていて。ありがたい。

 

ブダペストの郵便局で、大量の絵ハガキにとにかくサインだけを必死になって書きつけていた若い男の子がいたのを思い出す。きっと空港に行く電車の時間が迫っているとか、そんなんだろう。なんとか出してしまわないと、でも名前くらい書いておかないと誰から来たかわかってもらえない、てとこでしょうか。(私、自分の名前を書かずに外国からはがきを出したことがあります。受け取った人が見当をつけて連絡してくれたw)

 

絵葉書は私は毎年15枚くらい書いてるの。しかし今回は「夜に宿に帰った後の寝る前までの空いた時間」が存在しない(Hさんと喋ってたから)。で、だんだん時間がなくなってきて腹を括ってセコセコ書いていたら手が痛くなってきてさ。字も乱れてまいりましたので、Eちゃんにお手伝いを頼んでみた。

 

 

お星さまの下にEちゃんの名前が隠れております。ちなみに、「シドニーから」ではなくて、「シドニーのCBD(中央業務地区)から」 1時間、が正しいとのご指摘が。確かに…。東京が23区だけでないのと同じことですわね。

 

なんとなく、前に京都の人に言われたことを思い出した。「よその人って『河原町で待ち合わせ』みたいな言い方するけど、京都の人間からしたら『河原町通りのどこ?』って話なんだよね」って。よその人が言う『河原町』とは四条河原町(四条通りと河原町通りが交差する場所)のあたりを指していると思いますが。

 

あと、チェスキー・クルムロフでローカルガイドさんが「チェスキー・クルムロフのことを『チェスキー』って略す外国人が増えているけど、チェコでは通じないよ。チェスキーってチェコ語で「ボヘミアの」って意味だし、チェスキーと付く地名はいっぱいあるからね」と笑っていました。よそ者が漠然としたイメージで定義した呼称は、現地の人にしてみたら意味不明なのだった。

 

 

ここはレウラ・グルメってお店。奥にカフェがあり、手前はお惣菜やオリーブオイルやチーズ、お茶、蜂蜜などを売るおしゃれなデリでした。(うう、のっぺらぼう一家みたいに…)

 

Sさん「アイスクリームに夢中になっている子の顔ほど楽しいものはない」

 

私はレモン・ライム&ビターでさっぱりと喉を潤してから、ナッツ入りの濃厚なアイスクリームをいただきました。Eちゃんのアイスクリームは安定のイチゴ味です。

 

その後、アロマオイルが欲しくて、お土産屋さんに入りました。オーストラリアン・ネイティヴと言う名前のものを購入。さわやか系で、とてもリフレッシュできる。

 

私、実はいわゆる「香水」ってのはあまり好きじゃないんですよ。ほんのり香るくらいならいいんですけど、食事中に隣のテーブルの人から甘い香水の匂いが漂ってきたりするとつらいんだよなあ。でも草や木の葉の香りのアロマオイルは好きなのだ。何が違うんだろうね? 花の匂いも嫌いじゃないし。

 

ティーツリーのオイルとかも買えば良かったなあ。あと、シドニー大学のペットクリニックの駐車場に植わっていた木の葉の香りがとても好きだった。Gさんに教えてもらったのに、忘れちゃったな…。あれのアロマオイルもあるという話だったから、買おうと思っていたのに。最近、記憶力がホンマにアカンようになってきてますわ。

 

この駐車場。たぶん、この木の葉の香り。車から降りた瞬間、「わー……」と自然に深呼吸しちゃった。

 

シドニーのシティと言う大都会のど真ん中で、深呼吸したくなるほどの緑の香り。不思議な街だよねえ。そして、これがブルーマウンテンズとなればもう、体内の緑センサーがメーター振り切っちゃう勢いでした。樹木はいいねえ。

 

2020/1/3

 

さて、続けて、最大の観光ポイントであるスリー・シスターズへ!

 

昔々、美しい三姉妹がよその部族の三兄弟と恋に落ちました。しかし他部族との婚姻は掟で禁じられておりました。三兄弟は三姉妹の強奪を企て、これがきっかけで両部族の間で大戦争が勃発します。戦乱から三姉妹を守るべく、一族の呪術師は三姉妹を岩に変えました。しかしその呪術師が戦闘で命を落としてしまったのです。他の誰も三姉妹を人に戻す方法を知らなかったので、三姉妹は今も岩の姿でそこに立ち、元の姿に戻してくれる人を待っているのです。
 

では、シスターに挨拶に行こう…。人が歩いているの見えます? 一番左側の娘さんのとこ。

 

上から見るとこんな感じです。


 

で、階段を下りていきます。全部で998段あるそうです。めっちゃくちゃ急勾配!

 

なもんで、上の写真の階段の途中でEちゃんは怖くなり、これ以上は行かないと宣言。Hさんと待っていることになりまして、私とSさんのみで進みました。これは正解でしたね。この写真の階段でも相当急なのに、これの次のところなんてもうほとんど石の梯子って感じでしたよ。あれは7歳児にはちょっと無理。

 

Eちゃんのカバンを背負っていることをすっかり忘れていたというS氏。

 

ちなみにカバンの絵柄はバレエを踊る猫ちゃんです。(Eちゃんはバレエを習っております) このバレエ猫、ポーズが5種類くらいあるし、衣装やアクセサリもそれぞれ異なっていて、芸が細かかった。

 

写真だとわかんないと思うけど、ここも本当に急勾配なんですよ…。

 
階段を降り切ったところにある橋は「ハネムーン・ブリッジ」と呼ばれているそうです。何でかというと、「キャ~ こわぁい!」「大丈夫だよ、僕につかまって」ってことらしい。

 

あるサイトに「カップルに最適ですが、家族連れや友達同士でも楽しめます」と真面目に書いてあって吹いたわ。(てゆか言うほど怖くないよねここ…。手前の階段はスリリングだけど)

 

Rewarding ってこういう時に使うんだよね?

 

「ほとんど同じ写真や」って思う? 私が写っていることの他にも、見せたいポイントで差異があるの!

 

似たような写真がたくさんあるようにしか見えないと思いますが、「ここからこう見えているこれを感じてほしい」ってのは、10センチずれたら発生する問題でして。似ていても、すべて異なる目的で選んで切り取っているのですよ…。そもそも、自分が今見ているものすべてを一枚に収めることはできないしさ。それに、方向をずらして撮るにしたって、ある程度は一枚の中でのかっこいい構図とか考えちゃうしね。(少しは考えているのよこれでも!

 

横向きと縦向きと両方の写真を載せたくなるしね! 写真だと見え方が違うもの!

 

ところで、伝説には別バージョンもあるそうです。

 

昔々、呪術師の父を持つ三姉妹がおりました。呪術師は食料を求めて穴ぐらを通ることがありましたが、その穴ぐらには皆に恐れられている乱暴者の男が住んでいて危険だったので、呪術師はいつも三姉妹を崖の上に残してくることにしていました。

 

ある日のこと、崖の上で待っていた娘たちの前に大きなムカデが現れました。怯えた長女が石を投げつけたところ、石は崖から飛び出して谷底に転げ落ちていきました。
 
間の悪いことに、石が落ちた下には乱暴者の穴ぐらがありました。乱暴者が怒ると、三姉妹の後ろの岩壁が割れ始め、三姉妹は崖の細い岩棚に取り残されてしまいました。そして鳥も、動物も、妖精までもが動きを止めました。乱暴者が現れたからです。
 

乱暴者が娘たちに向かって行くのを見た呪術師は、娘たちを守るために魔法の骨を使って娘たちを岩に変えてしまいました。怒った乱暴者に追いかけられた呪術師は、コトドリに変身して飛び去りました。ところが変身の途中で魔法の骨を落としてしまったのです。

 

呪術師と娘たちは乱暴者からは逃げることができたのですが、魔法の骨がどうしても見つかりません。それ以来、コトドリはこの魔法の骨を探し続けています。岩に変えられた娘たちは、父が魔法の骨を見つけてくれるのをじっと待っているのです。スリーシスターズを訪れたら耳を澄ませてみてください。コトドリが魔法の骨を探して鳴く声が聞こえてくるかもしれません。

 

 

ここも結構、急ですわね。梯子状態の部分も撮れば良かった。(でも渋滞しちゃうからさー)

 

岩棚を利用した屋根付きの休憩所。

 

ところで、スリーシスターズを見下ろす展望台から、森林火災の爪痕が良く見えましたよ。

 

赤茶けているところはすべて燃えた跡だってSさんが言ってた。稜線の向こうまで広がっているね。一度燃え始めると瞬く間に広がるから、森林地帯に住む人は、火が見えたらすぐ逃げないと危険らしい。特に、お金持ちは上の方に住むものですが、下の森林が燃えているのを暢気に眺めていたらダメ。火は上に燃え上がるものだから、あっという間に火の手が迫るって。

 

あの煙の下は、今まさに燃えている場所。これだけ遠かったら今は大丈夫だけど。

 

上の写真、トレッキングルートが見えてるね。左下の方。

 

上から見たら緑の絨毯だけど、トレッキングはうっそうとした森の中なんだろうねえ。

 

ところで、上の写真のこれ、何なんですかね。松ぼっくりが伸びたみたいな。

 

脇にゴミらしきものが落ちているのが悲しいな。

2020/1/3

 

これがウェントワース滝です!

 

大したことないと思った?

 

反対側はこうですよ。

 

こういうことでして。

 

真夏だから水量は多くありません。注意看板みたいな流れはできていなかった。そう言えばクロアチアのプリトヴィッツェを訪れたのが8月で、「乾季だから水量が少ないんですよ。雪解け水が流れてくる5月が一番見応えがあります」と言われたっけな。夏はトレッキングには向いているけど水は少な目。スロヴァキアの洞窟の地底川クルーズも「干上がってるから夏はやってない」と言われたし。

 

逆に、ラオスのシーパンドンの「ソンパミット(精霊)の滝」が凄まじい激流&濁流で「なんという荒々しい精霊だ!」と思ってたら、それは雨季のせいだったというオチも。10年くらい勘違いしたままだったわ。

 

まあ、水量が多くなくても地形は変わらんのです。すごいよ。

 

絶景を眺めながら歩いていくと言うか自分が絶景の中にいる。

 

さあ、今のうちに行くんだ!

 

こういうのもクリフ・ウォーキングって言うんだよね。クリフ・ウォーキングも、崖を見下ろすお散歩道とか、ロープを掴んで崖に張り付いて進む幅30センチの道とか、いろいろだけど。

 

この右の方に滝があるんですね。

 

少し下にスライド。乾いた滝壺が見える。これはこれで貴重な眺めだな!

 

滝壺と呼んでいいのかな? まだ下に流れ落ちて行くわ。

 

ダイバーは、魚やサンゴを楽しむ生き物好きと、海底のクレバスやドロップを楽しむ地形好きに大別されるそうです。私は完全に地形派でした(人間の体くらいある巨大魚は面白かったけど。歯をガチガチやって威嚇されたよ)。地上でもやっぱり切り立つ崖や岩山がホンット好き。

 

 

 

 

 

アホほど写真を撮りました。全部同じに見えると思いますが。鳥が飛んでいたり、フットパスを人が歩いていたり、楽しいものがたくさんあったんだけど、うまく撮れないね。まあ、スマホじゃねえ…。

 

 

我々は途中で引き返しましたが、谷底まで下りて、反対側の崖を上っていく整備されたハイキングルートもあるのです。実にやりたいけど、一番短いコースでも7時間くらいかかるらしい。Eちゃんがティーンエイジャーになる頃のお楽しみに取っておきましょう。

 

 

めちゃくちゃ広いので、一日ですべてを堪能できるわけもない。大きく、6つのエリアに分かれているそうですよ。今回私が連れて行ってもらったのはど真ん中にあるカトゥンバ・エリアです。断念したジェノラン洞窟は南西の端っこ。ジェノラン洞窟、最初の計画では連れて行ってもらうことになっていたけど森林火災で閉鎖されて行けなくなったのよね。今はもう再開していますよ。でも道が一部まだ閉鎖されているから、「ナビを使わないで」と警告されている。

 

森の中まで戻ってきました。崖や滝なしでこれだけでも魅力的な場所だよねえ。なんて贅沢な場所…。