チェコ旅行記 32 : チェスキー・クルムロフ 朝のお散歩 | 旅中毒

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バックパックと少しのお金とパスポートがあればいい。行けば行くほど行きたい場所が増え、人生狂って後悔なし!

2015/12/29

 

前夜、到着後に夜歩きしようと思ってたんですけど、連日の歩きとお酒で疲れてたのかベッドに横になったら失神しちゃいましてね。朝少し早く起きて動き出しました。

 

でもまずは、翌日のカルロヴィ・ヴァリ行きのツーリストバスの予約をしておかねば。直行のバスについては、そういうものがあると何となく知っているって程度でした。宿の人に移動について相談したら、やはり直行バスを勧めてくれて、親切にもオンラインで予約してくれました。

 

しかし出発が、朝一番の次は午後1時という…。その次が5時のなんだよねえ。冬だから日照時間が短いのに、せっかくの真昼間にバスに乗っちゃうなんてもったいない。だから5時のにしようかなあと思ったんですが、宿の人たちが「着くの8時よ。遅すぎるわ」と心配してくれました。確かにね。カルロヴィ・ヴァリが目的地ならまだいいけど、そこからまたロケトまで移動せにゃならんし。てことで、1時のにしました。3時くらいの便があれば一番いいのになあ。

 

 

昨晩は暗かったし早く宿に着きたくて焦ってたしでまともに見ていなかった広場の風景。宿のあるラドニチュニー通りから広場に出ると正面にこの光景。


その右手にあるのがこれね。左から2つ目の建物、赤い屋根のついた窓の下にドドンと「上海飯店」と看板が出てて苦笑い。雰囲気壊れるやん~。

 

中国人のお客さんが飛び抜けて多いのは確かだし、「中国の団体客はどこに行っても3食中華料理を食べる」と中国人バックパッカーが言っていましたので(そのバックパッカー曰く「アホちゃうか」だってw)、需要は多そうですけどね 。

 

これは左側。この町も中心部はお役所や豪商の邸宅などが集まっていたのでございましょう。まだ時間が早いからあまりクリスマスマーケットの屋台も開いてないけど、昼前からにぎやかになるよ。

 

 

正面に見えていたとこから右に折れて広場を抜けてみよう。

 

 

適当に歩いていく。坂道があれば上りの方向へ行く。隙間から見えてるのは聖ヴィート教会。

 

聖ヴィート教会は後で見ることにして、道を左に折れていくと見晴らしのいいとこに出ました。後で知ったけど、ここがチェスキークルムロフの一番の展望スポットだそうで。もちろんお城から見た方が町の眺めはいいけど、お城と町を両方見るならホルニー通りのここね。

 

下のパルカーン通りを入れて撮りたいんだけど、そうすると2つの塔が重なってしまうというジレンマ。それに、ここがもう少し高い位置にあれば川もちゃんと見えるんだけどなあとそれも残念。ええ、真ん中の家の列のあっち側、川なんですよ。わかります?

 

これは町を離れる時に撮った写真ですが、雰囲気のために。左側が旧市街の中心ね。突き出てるのが聖ヴィート教会の尖塔。この川が、上の写真にうまく写ってないヴルタヴァ川。

 

 

広場に戻っていきます。 正面にお城の塔が見えるここは、地図で見てみると、マスナー通りに出ていく路地だね。

 

道なりに右に行けばマスナー通り、左に曲がると…

 

 

シャトラヴスカー通り。ここを真っ直ぐ行けばすぐ広場に出るけど、それももったいないので、

 

マスナー通りの路地を進んでいく。真っ直ぐ進むとは言えない、くねった路地。

 

ああ、路地っていいよね…。チェスキー・クルムロフといえば旧市街中心の大きな建物が並ぶ通りがロマンチックだともてはやされてて、それは確かに美しい光景なんだけど、ちょっと外れた場所のこういう細い道に小さな家が並んでいるとこもホントに素敵だったよ! 私と同じウラジミールたちが恍惚とした表情で徘徊していたよ!

 

上の写真、手前左の建物の陰に残っていたこれは、馬用の水飲み場かな。

 

 

マスナー通りからラドニチュニー通りへと左折すれば広場なんだけど、そのままドロウハ通りへと進んだりして。ここら辺はもうすっかり大きな建物ばかりだけど、それでも少しでも落ち着いた通りの方がね、なんとなくいいなと思っちゃって。

 

 

だって、写真は人が入らないように頑張ってるけど、ホント観光客が多いんだもの、チェスキー・クルムロフ。冬でこれなら夏はものすごい人混みだろう。2月は観光産業の人がよそに出稼ぎに行くほど観光客が少ないと聞いたけど、ホンマかいな。

 

 

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