私の甥がまだ幼稚園にも通っていなかった頃。
よく歌を歌ってとせがまれました。
何年も思い出しもしなかった子供の歌を、たくさん歌って聞かせました。
たとえば、「ぞうさんのうた」。
かわいい歌です。
しかしここで問題が生じます。
我が甥だけではないと思うのですが、子供ってシリーズ物にしちゃうのです。
「じゃあこんどはキリンさんのうた、うたって」
・・・知らねえよ!
「キリンさんの歌はおばちゃん知らないから、お馬さんの歌を歌うわね。
お馬の親子は仲良しこよし~♪」
「じゃあこんどはライオンさんのうた、うたって」
「・・・・・・・・・風よ、光よ、正義の祈り、変われ獅子丸、ライオン丸に~♪」
「じゃあこんどはトラさんのうた、うたって」
「虎だ、虎だ、お前は虎になるのだ、たぁーーーッ! 白いマットの~♪」
ちなみに姉は、キリンさんの歌と言われて、ぞうさんのうたを替え唄にして
「キリーンさん、キリーンさん、おー首が長いのね♪」
と歌っていたそうです。
そんなの憶えて幼稚園に行って歌ったらどうすんの!と責めたら、やめた方がいいかなあ、と笑っていました。
子供がこうしてシリーズ物にするのは、知識を引きだすという行為が本質的に連想と言う形でなされるからではないかと思います。
大人であればその連想に、別の知識でフィルターをかけるのですが、子供は、知っているものと知っているものを単純に結びつける。
あるいは、フィルターのかけ方が大人と違う。
なもんで、「ももたろう」 を話して聞かせた後には、「じゃあこんどはみかんのおはなしして」 なんて言い出すのです。
果物と物語という、2つの共通項があるわけですから、理屈は通る。
しかしそれを共通項とする動き方を、世の中はしていない。
どうでもいいので、「みかん王子」 なる話をでっち上げて聞かせたら、甥はそれで満足していました。
幼児はあまり起承転結は求めませんから、適当で大丈夫。
むしろ、似たような状況が繰り返されグレードアップしていく話の方がウケが良いような気がします。
ところで、 「キリンのうた」 ってのもちゃんとあるようです。
「こどもと動物」 (動物シリーズです!!)
あの時、このCDがあれば・・・。
これだけではタイトルに偽りがありすぎるので、豆知識を。
タイガーマスクのアニメのオープニング、1番と2番が歌われていたとほとんどの方が思っているのではないでしょうか?
違いますよ。
あれは厳密に言うと1番と3番です。
白いマットのジャングルに 今日も嵐が吹き荒れる
ルール無用の悪党に 正義のパンチをぶちかませ
ゆけ ゆけ タイガー タイガーマスク
三本ロープのジャングルに 吠える野獣の無法者
縞のガウンをひるがえし やつらの牙を折ってやれ
ゆけ ゆけ タイガー タイガーマスク
草も木も無いジャングルに 死を呼ぶ罠が待っている
フェアープレイできりぬけて 男の根性を見せてやれ
ゆけ ゆけ タイガー タイガーマスク
こういう歌詞の全文引用も著作権法違反でしたっけ・・・?
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