玄米を備蓄するとよいです。
こないだ日本赤十字の看板をしょった人が来て、村の女衆を集めて
非常時に備えた『炊き出し講座』がありました。
特殊素材で製造された小っちゃいナイロン袋に
「おにぎり一個分の米」と「水」と「梅干し」を入れて
空気を抜き、袋の口をしっかり縛り
大鍋に熱湯をつくって沢山の袋を一時に煮る。というやり方でした。
大鍋の湯は、川の水でも雨水でも。
よく考えたなと思ったけど
考えた人、普及につとめる人には なんですが
一時シノギにしかなりません。
米は白米。
梅干しはスーパーで売っている安物。
瞬間的な腹の足しにしかなりません。
もし大災害等になった場合、復旧までどんな様か
2011年、東北地方の気高い魂が
また先般熊本の皆様が、私達に示してくださいました。
<御食事>とは、ただの腹満たしでは決してありません。
御食事とは、『生きている肉体を養うもの』。
この当たり前の事を、私達の御先祖様は
骨の髄に、また細胞一つ一つに持っていました。
すべからく、一人の例外もなく老若男女すべての日本人は。
白米は「ただの裸の燃料」です。
私達の体は燃料さえあれば良いというツクリになっていません。
燃料以外に
ビタミン・ミネラル・うんこの素(=食物繊維)etc..が体内にあるとき
はじめて肉体を健康に保ち、未病を回復させ、病を治癒することが
可能になります。
白米は、ほぼでんぷんオンリーです。
もちろん蒔いても芽は出ません。
玄米は生きています。
私達と同じ<生きている個体>。一粒一粒が、です。
つまり、生きる為に必要なものがミジンコも欠けることなく
その一粒一粒に詰まっています。
(「白米プラス米糠」は食べる技術としては有りですが
あくまで「補い」です。加工段階で失われる栄養があるし
その上、酸化という問題が発生しています。
白米に米糠をまぶして蒔いたら発芽するのかな?
そういうことです)
また梅干しも塩も味噌も、単なる「味付け要員」では
断じてありません。
そのどれもが、私達が健康に生きるために重要な役割を果たすもの。
例えば、細胞が正常に機能するために欠かせません。
添加物が混ぜられ且つ即席醸造の「安物の梅干し」「安物の味噌」
製品名「食塩」「食卓塩」は
何の役にも立ちません。
いえ、
むしろ『本物』を摂取するチャンスをぶち壊す おとろしい存在です。
もしかまだの方は、
今年から味噌を自分で仕込むことを強くおすすめします。
そして梅雨には梅干しを自分で仕込むことです。
それから
今「食塩」「食卓塩」を使っている方は
すぐにでも自然塩に変えられますよう。
梅干しも味噌も、自然塩で自分で漬けた漬物も毎日いただきます。
そして主食はできるだけ玄米を。
精白してない雑穀はもちろん良いです。が
日本はやはり米が入手しやすいです。
これだけでも、実際にやるとやらないとでは
生活の質が格段に変わり
自分と家族の美容&健康管理は
めった楽チンに成ります。
玄米は、もちろん無農薬&無化学肥料がベター。
家族~仲間同士で稲作は最高じゃないっすか。
日本の国土も守れます。
最高。
実は、玄米は生でも食べられます。
腸の中でちゃんと分解~吸収され栄養になることが解っています。
興味ある方は、万一の時の為にもなりますから
ご自身で調べてみてください。
甲田光雄医師(私のこころの師、面識はありません) のご著書から
たくさん学べます。
わが家では時間が無い時
朝、普通の鍋に
玄米と水(十分な量)と自然塩(美味しいと感じる量)を入れて
沸騰させ→30秒ほど煮立て→火を止めてしばらく放置。
(これだけでも、けっこう軟らかくなり可食)
食べる前に再び軽く煮て、再び放置。
これで食べて美味しいくらいに出来ます。
(美味しくないと感じる方もいるでしょうね。
ご馳走ばかり食べてきたバブリーさん、
そのご馳走が、大地からどんだけ搾取しているか
ええ加減ゆっくり考えた方が好いよ。
搾取するから大地が荒れるんだよ。
こあい? たまには説教モードも大事じゃろう
いのちの、ほんとうに大事な話だから)
時々には<野草の力>を借りましょう。
食べ方、外用(お手当て)のやり方、野草薬の作り方‥
東城百合子先生のご著書(複数)がとても勉強になります。
とにもかくにも自主勉強が大切です。
じぶんの体を通すこと
間を繋げることが、ほんとうに大切です。
受け止めてくださる方に届きますように‥
拡散を希望いたします。
読んでくださりありがとうございました。豊土拝
2016.9.28の記事 再投稿
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