2024年4月土曜健康サロン | とうやっこのブログ

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☆熊本市の医療法人清和会~水前寺とうや病院~のブログ☆
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令和6年4月土曜健康サロン
テーマ:「アナログ世代のデジタル化」
講師:水前寺とうや病院 副院長 松永敏郎 先生
一品料理:「土鍋筍ごはん」


桜の花も咲き散りゆくこの時期、4月20日の土曜健康サロンは雨天の中
14名の参加者での開催となりました。

今回は会場が変わり、当院の関連施設である老人保健施設シルバーピア水前寺の
4階会議室で行われました。

テーマは「アナログ世代のデジタル化」でした。




身近なデジタル化として、

インターネットやスマートフォンの普及、

また今は心電図機能が付いた腕時計のスマートウォッチもあり、
手のひらサイズの万能ツールで即時に知りたい情報を手に入れる事ができ

人々の生活様式を一新しました。
 

そして少子高齢化で国民の医療費が増加している現代、

医療もDX※の導入がなされているそうです。
 

※DX(デジタルトランスフォーメーション)

デジタル技術を用いて、製品やサービス、ビジネスモデルや組織を変革し

競争優位性の確立と新たな価値を創出するための取り組み

このように世の中が人口減少等で足りない部分を

人工知能(AI)とロボット技術でカバーする時代に代わっていきます。


しかし、これからの人が行う医療の方向性としては

AIには無い探究心や予防医療への尽力、長期的ケアや予後への考察ができるスキルや経験が重要であり、

「心の通う医療には連続性が必要である。ケアはアナログ的でありたい」と話されました。
 

最後のスライドに映し出された

「AIが愛(心・愛情)を持った時ヒトの存在意義は?」

との先生の言葉が印象に残る土曜健康サロンでした。



栄養部からの一品料理は「土鍋筍ごはん」

 

旬の食材である筍を使い家庭でも簡単にできるレシピで、

トッピングに木の芽が添えてあり、色鮮やかに仕上げられていました。


春野菜は冬の寒い時期を耐え抜いて旬を迎えるための栄養がたっぷりと含まれていて、
筍にはうまみ成分のアミノ酸や食物繊維が多く便通の改善に効果的との事です。
 

季節感あるレシピに参加者の方々にも喜んで頂いた土曜健康サロンでした。
 

食べ過ぎは消化不良の原因になるので適量を心がけてください。

またカリウムが豊富なので腎機能が低下している場合は摂り過ぎないよう注意が必要です。

 

レシピはこちら↓

 

地域交流推進室 た ニコニコ