とうやっこのブログ

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☆熊本市の医療法人清和会~水前寺とうや病院~のブログ☆
行事やスポーツクラブの活動報告などをご紹介!!

医療法人清和会で発行している地域交流誌 たいざんぼく。

2021年1月を休刊とさせていただきましたので、

掲載予定だった『松永副院長の健考茶論』をご紹介したいと思います。

 

 

「巡り巡って~物事の本質~」 

水前寺とうや病院 副院長 松永 敏郎(2021年1月)

 

2020年は本来であれば、東京オリンピックが開催され、我が国は活気に満ち溢れている筈でした。

ところが新型コロナ感染症(COVID-19)パンデミックにより、事態(世界)は一変し、先の見えないまま2021年が始まりました。

 

混迷の年末、はやぶさ2による小惑星リュウグウ探査のプレゼントカプセルは、暗い閉塞感の中、夢のある話題にホッとしたのは僕だけでしょうか?

はやぶさ2はプレゼントを地球に届けた後、再び次なる任務遂行のために地球から離れて行きました。

 

ここで疑問が、はやぶさ2はどうして地球に帰還できたのでしょうか?

はやぶさ2にはイオンエンジンが搭載されているそうで、荷電したイオンを噴出することで推進力を得るのだそうです(イオンエンジンの詳細はネット上で説明されていますが、申し訳ありませんが、原理は僕の理解の範囲を超えています)。

イオンエンジンを採用した理由は省電力で高い推進力が得られる点だそうです。

電力は太陽光パネルから得られていますが、小惑星リュウグウは地球と火星軌道の間位に存在し、地球より太陽から遠いため太陽光パネルから得られるエネルギーも微々たるもので、省エネがミッション達成のキーポイントだったと思われます。

 

 

■目先のエコを追い求めて

さてウイルスはヒトを含めた宿主の細胞機能を利用して増殖する生物です。

従ってウイルス感染症が流行・維持するにはある程度の人口が必要と考えられています。

即ちウイルスの存続には昨年の流行語にもなったヒトとヒトとの『密』な関係性が必要なのです。

 

ヒトは繁栄し、地球上の頂点に君臨していますが、皮肉なことに繁栄し、人口密度が増したことがCOVID-19パンデミックを助長したことになります。

人口増加は、それに見合う食料や生活に必要なエネルギー(電気や交通動力)も比例して増えることを意味します。

増えたエネルギー需要によりCO₂やNOxが大気中へ拡散され、地球温暖化や酸性雨等の自然破壊が問題となり、国際会議で対応策が協議されていますが、経済性重視の政策はどの国も同じで、歩調は揃っていません。

 

そんな中、日本政府は昨年末に2035年を目処にガソリン自動車の新規販売を中止すると発表しました。

自動車業界も突然の発表に驚いた様子でした?

今でも日産リーフ等100%電気で走行する車はありますが、販売全車を電気自動車にするメリットは何なのでしょうか?

 

電気自動車になるとガソリンは使わない訳ですから排気ガス中のCO₂は無くなります。

他にCO₂を出さないクリーンエネルギーとしてトヨタミライが採用している水素があります。

 

でも本当にエコ・クリーンなのでしょうか?

 

電気自動車にはリチウムイオン電池が採用されています。

これは繰り返し充電が出来る点がメリットですが、1回の充電による走行距離が問題となります。

荷物を輸送する長距離トラック等に適応するにはかなり大きな蓄電池が必要ですし、充電時間の短縮も課題と思われます。

そもそも充電するための電気が必要です。

火力発電所をフル稼動して電力を得るのでは、CO₂削減が目標の電気自動車としては本末転倒です。

太陽光発電にしても太陽光パネルを造るにも電力を必要とするし、水素を生成するにも電気分解が必要で、見せ掛けのエコに思えます。電気供給を原子力に頼れば、CO₂削減は達成可能でしょうが、CO₂と引き換えに大量の放射性廃棄物が蓄積することとなり、何が正解なのか?

今後も世界人口は増加し、消費エネルギーも増加すると予想されています。

電気や水素で駆動する自動車を作成して目先のエコを追い求めても、火力・原子力に依存しない新たなエネルギー産生術を創造しないと根本的なエコ・CO₂削減には繋がらないということになります。

 

 

■目先だけでなく本質を

新型コロナに対するワクチン接種が始まろうとしています。

年間数千人が関連死するとされるインフルエンザのワクチン摂取率は例年30%程度(意外と少ない印象)です。

政府は新型コロナワクチン1億2000万回分を購入予定であり、6000万人分(1人に2回摂取が必要、国民の50%分)が準備される予定です。

インフルエンザワクチンが弱毒ワクチンなのに対して新型コロナワクチンは遺伝子ワクチンで、ヒトへの応用は初めてとなり、予期せぬ副作用への懸念は残ります。

ワクチン予防は種痘に始まりますが、初期のワクチンは感染予防も期待出来るけど、発病リスクも高く、接種は一か八かの賭けで、安全性に問題がありました。

そもそもワクチン予防効果を充分に発揮させるためにはワクチン接種により自己に備わった免疫系が正常に作動する必要があります。

 

先のエネルギー・エコの話題もそうですが、目先の情報に惑わされず、自分の免疫系の充実・健全化(適度な運動とバランスの取れた食生活)と標準予防策(マスク、手洗い、嗽)を遂行することこそが、新型コロナ予防の本質であることを忘れてはいけません。

 

 

リュウグウからのカプセルは地球・宇宙の生い立ちのヒントに繋がるのでは?と期待されています。

このヒントが地球・人類の行く末の光明となるように祈願しております。

 

 

 

7月土曜健康サロン 
テーマ【混沌の先に見えた不都合】 
講師:松永副院長
一品料理:無病息災祈願 索餅(さくべい)


 

7月の土曜健康サロンは、感染予防対策のうえ、11日(第2土曜)に開催しました。
当日は、梅雨真っただ中の雨空のなか、11名の方にご参加いただきました。

(先月と同様、参加人数を制限しての実施となりました。)


 

【混沌の先に見えた不都合】というテーマで、

世界各国の歴史的観点から今日に至るまでの経済や文化についてのお話でした。


後半は、新型コロナ感染症による新しい生活スタイルに話題が及び、

『ソーシャルディスタンス』が盛んに推奨されますが、

「離すのは身体の距離であり、心は離れず」との講師の言葉が特に印象に残りました。

 

最後のスライドには、

「愛情と絆」を花言葉とする朝顔の花が示され、

先生の想いやメッセージが聴講者へ届けられました。

 

 
さて、栄養部からの一品料理は、

七夕に素麺(そうめん)食べるという風習にちなみ、

素麺の原型と言われる「索餅(さくべい)」

小麦粉を練った菓子が提供されました。

 


 

「疫病退散」と「無病息災」を願い、作りたてを参加者へお配りしました。
 

レシピはこちら下矢印

 

 


今回の講話は7月発行【たいさんぼく81号】の

「松永副院長の健考茶論」のページに掲載されております。

 

地域交流誌『たいざんぼく』 81号

 

 

暗雲立ち込める暗いトンネルにいるような先行き不安な現状ですが、

困難な状況であっても、このような状況だからこそ、

「愛情と絆を大切に!!」

できたら良いですね☆彡
 

 

地域交流推進室  

 

6月13日、

か月ぶりに土曜健康サロンを再開いたしました。
 

新型コロナウイルス感染予防、3密を避けての開催のため、今回はお近くにお住まいの方を中心に事前にお声掛けさせていだだき人数を制限しての開催となりました。

(参加したかったのに残念…という方、大変申し訳ございません)
手指消毒、入り口での検温、マスク着用で参加していたき、

通常のコの字型ではなく、参加者同士が対面しないように授業スタイルの土曜健康サロンとなりました。
 
 

講師は、松永副院長。

タイトルは、「見えない敵~混沌と疑心暗鬼~」です。

(本日の内容は、「たいざんぼく80号」健考茶論にも掲載してありますので、

ご興味のある方はぜひご覧ください)
たいざんぼく80号

さて、この「見えない敵」とはまさに「新型コロナウイルス」のことです。


世界中に感染者も死者も広がり、経済活動までストップしてしまい、まさに人類の「敵」という印象のウイルスですが、哺乳類の進化にはウイルスが重要な働きをしていたというのは、とても興味深いお話でした。

この見えない敵を可視化するために、PCR検査が行われていますが、検査の感度が70%ほど。

3割の偽陰性の方が、陰性なら大丈夫と思って、外に出てしまう事自体がよろしくない…。

検査をした方は、たとえ陰性だったとしても、疑わしいため自宅待機などをした方がよいのではということでした。



 

マスコミは、視聴者の味方の振りをしているが、建設的意見なく、批判がメインで、視聴率重視で不安を助長してしまいます…。

頭に感染してしまうテレビウイルスもまた「見えない敵」なのかもしれません…
 

新型コロナウイルス感染予防は、うがいと手洗いが基本。

今はマスクなしでは外も出歩けない状況ですが、

発症直後にウイルス排出量がピークを迎えるインフルエンザと比較すると、

新型コロナウイルスは、発症前にウイルス放出量がピークを迎えるということで、

マスクをすることで、発症する前の感染者が未然に相手に感染させるリスクを減らすことができるということでした。

(ゆえにアベノマスクはそんなに悪い方針ではなかったのでは?という松永先生からの一言も…)


今回のサロンの資料は、通常の土曜健康サロンの資料の約3倍のボリュームがあり松永先生の思いがたっぷりつめ込まれているものでした。

予定されていた資料にはまだ残りがありましたが、

『ワクチン、有効な治療法がない現状では“頼れるのは自己免疫力”と周りのへの“思いやり”が必要です』

というところでちょうど時間となり今回の講話は途中で終了いたしました。

それでも松永先生はサロン終了時間ぎりぎりまで、参加者の方からのご質問に答えておられました。



さて、毎回好評の栄養部からの一品料理ですが、こちらも感染予防のため、お土産という形を取らせていただきました。

なんとあの!アマビエ(※江戸時代に肥後の海に現れた疫病退散の妖怪)のクッキーです。

「皆さまが感染しない様に、という思いをこめました」と栄養部Sさん。

アイシングで描かれたアマビエの姿はとてもかわいらしくて、皆さま大切にお持ち帰りになりました。

 

レシピはこちら下矢印




今回、栄養部の依頼で参加者の皆さんに

『新型コロナウイルスの影響による食生活の変化に関するアンケート』にご回答いただきました。

 

アンケートの結果、参加者の皆さまほとんどが食生活に気を使われていて、

運動についても、新しく運動を始めた方、また運動を続けている方が多いことがわかりました。

確かにコロナ太りと思われる方はおひとりもおられず、皆さま変わらないお姿で元気に参加されていました。

土曜健康サロン参加者の皆さんは健康意識が高い方が多いのは、さすがと思いました。

 


次回は、7月11日を予定しております。

来月も人数制限、感染予防対策を十分に行い、土曜健康サロンを安全に開催したい、と思います。

 

参加ご希望の方は、7月3日(金)までに、地域交流推進室までお電話にてご連絡をお願いいたします。(平日:8:30~17:00 TEL 096-284-1025)

 

 

地域交流推進室