令和6年1月土曜健康サロン
テーマ:「耳順う」
講師:水前寺とうや病院 副院長 松永敏郎 先生
一品料理:「辰のねりきり」
1月20日(土)
冷え込みを感じるこの時期、令和6年最初の土曜健康サロンは
15名の参加者での開催となりました。
テーマは「耳順う」。
孔子の言葉に「六十にして耳順う(したがう)」とある。
(「論語」為政篇中の孔子の言葉)
60歳で他人の意見に反発を感じず、素直に耳を傾けられるようになるとの意味。
還暦=耳順。
現代の日本は高齢化社会で平均寿命が延び
要介護要因の1位は認知症で、
今は健康寿命を延ばすことを推奨されている。
また、日本の食生活がパン食などの欧米化に伴い
生活習慣病が増加しており、
糖尿病と認知症発症率は比例するとの事でした。
しかし福岡県久山町においては
年々認知症発症が減少しているとのデータがあるそう。
(「久山町研究」)
久山町における健診は毎年行われている。
健診当日に検査結果を説明することで自分の体を知り、
健康維持と改善に努めるような仕組みづくりで
日常生活習慣の見直しが行われているとの事。
認知症発症が減少した理由は「耳順う」姿勢が大事ではないか、
と話されました。
栄養部からの一品料理は、辰年にちなんだ「辰のねりきり」。
レンジでできるお菓子で、
金箔を使用した細かい創作に
参加者の方々も喜ばれていました。
レシピはこちら↓
地域交流推進室 た