1月8日、水前寺とうや病院管理棟会議室にて、
土曜健康サロンを開催しました。
水前寺とうや病院では、地域の方を対象に土曜健康サロンを開催しております。
通常毎月開催しておりますが、
新型コロナウイルスの感染状況に応じて開催を決めております。
今回は、17名の地域の方のご参加がありました。
講師は、松永副院長。
テーマは、『エモい』じゃない『まぶい』やつ。
エモい…は、最近よく耳にしますが、わたくし、実はあまり意味がわからず…
調べてみると、ある対象に対して「感情の変化」が起こった時に用いられる言葉のようです。
ここで、懐かしいキョンキョンこと小泉今日子さんのお写真登場。
松永先生より、「昭和世代には、まぶいのほうがしっくりきますね」とのこと。
(まぶい…さすがに昭和世代でも使わないかも…)
新型コロナウイルスが中心となる社会になって早2年。
ワクチン療法も広まり、免疫の話題はテレビでもよく耳にするようになり、
興味のある方も多くいらっしゃると思います。
今回なぜ、『まぶい』なのかというと、
「今回の講話は、難しいです」と前置きがあった上で、
まぶいのマブは、モノクローナル抗体(Monoclonal Anti-Body)⇒ MAB(マブ)から。
ここ覚えて、とのこと。
私たちの体の免疫システムは、
自然免疫と獲得免疫があり、
簡単に言うと、この獲得免疫が有害物質を狙って攻撃するための抗体を作っているのです。
その抗体ですが、ポリ(たくさんの)クローナルといって、
210万種くらいの抗体を作り出すそうです。
それはそれですごい!!
さらにその中で、
効果のある1種類の抗体(モノクローナル抗体)をたくさん作りたい。
そして、難しくて省略しちゃいますが(サロンでは説明ありました。その取り出す方法があり)、
たとえば、慢性関節リウマチや骨粗しょう症の治療にも使われているそうです。
コロナで抗体カクテル療法も注目されていますが、
コロナワクチンは、ピンポイントで攻撃するようなワクチンであるため、
(ピンポイントであるがゆえに、変異には効かなくなるので)
ウイルスの変異に対抗するために、
抗体をカクテルしたほうが、効きやすくなるということなのだそうです。
免疫の話は、深いです…
でも、おもしろい。
そして、この免疫機能は、腸内細菌がカギのようです。
腸内細菌が免疫チェックをしているようで、
同じ薬を使用しても、効果のある人とない人がいるということでした。
というわけで、腸管の免疫をあげることが大切で、
・ビタミンDを多く含む食品をとること。
・亜鉛を含む食材をとること。
・適度な運動を行うこと。
腸内の健康を保つことで、自然に免疫力のアップにつながりますよ、
ということでした。
栄養部の1品料理は、
今年の干支「虎」のクッキー。
参加者の方に虎クッキーとマーブルクッキーの入った袋をお渡しすると、
かわいい~との声があがりました!
ひとつひとつ表情が違う虎クッキーでした。
レシピ紹介は、濱崎管理栄養士でした。
松永先生からは、京都国立博物館PR大使トラりん(本名:虎形琳ノ丞)を要望されたようですが…
難しかったようで、イラスト紹介のみありました。
私も自宅で頂いたところ…
洋菓子店のクッキーのようなお味でした。
これは、作ってみたいです!(お顔を作るのは、難しそうですが)
次回(2月)の開催については、中止となりました。
また土曜健康サロンが無事開催されたときは、
拙い文章ではありますが内容をお伝え出来たら…と思っております。
な