東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催中の「第8回東京都特別支援学校アートプロジェクト展〜未来へ 心ゆさぶる色・形〜」へ行って来ました。
東京都の特別支援学校では、在籍する児童・生徒の芸術に関する才能の伸長を促すため、芸術教育の推進に取り組んでいます。
本展は、アートプロジェクト展「A.P」を通じて、児童・生徒の優れた才能をより多くの方々に知っていただき、障害のある方に関する理解促進を図るものです。
宮野竜乃介《初夏の日差し》
今回で8回目となる本展では、944点の応募作品があり、東京藝術大学教員らによる審査で選ばれた52点を展示しています。
出品数が増加し、その質も年々上がっているといいます。
最近の公募展では、出品数が増えることは少ないので、とても珍しい展覧会です。
須田一心《銀河》
一つ一つの作品をよく見ると、児童・生徒の思いが伝わってくる作品ばかりです。
本展を通じて、特別支援学校で学ぶ児童・生徒の才能あふれる作品を鑑賞し、それぞれの個性や思いを感じ取ってみてはいかがですか。
山口恭右《くろくぬる》
近藤里美《胡蝶蘭ーみんな同じうすむらさきの花にみえたとしてもーMoth Orchid “Even If All Seemed the Same Shade of Light Purple”》
会期:2024年1月6日(土)-1月17日(水)
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館1階
開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
※1月6日(土)、1月12日(金)は午後8時まで開館
休館日:1月13日(土)、1月14日(日)
観覧料:無料
主催:東京都教育委員会
共同事業者:東京藝術大学
問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)