なんだかんだ言って、
やっぱり私にとって山崎亜美瑠の卒業はショックでした。
歌唱力No1決定戦において、私は彼女にものすごく思い入れがあったし、優勝する姿を見たいと本当に願っていました。
でもそれは叶わぬまま遙か彼方に消えてしまい、彼女の卒業というものが目の前に突き付けられて。
私にとっては、好きだったメンバーの卒業に向かっての「おめでとう」なんて、ただの建て前の綺麗事です。
「ありがとう」は感じます。でも「おめでとう」なんて感じられない、というのが本音。
やっぱり悲しい。 卒業して欲しくない。
それが正直な本音です。
ですが、この山崎亜美瑠卒業公演を観覧してそれは少しだけ、少しだけですが、違った色になった部分がありました。
新チームMの新公演、「恋は突然やってくる」公演はこれが初めてです。
なのでわざとセットリストを調べたりしないで劇場に来ました。
まっさらな状態で、公演に接したかったからです。
こうだろう?なんて予測はしないで、出てくるものをそのままに感じたかった。
だから、座席にあったフライヤーもセットリストは見ずに、サイリウムの色を指定するところとか、何かアクションする必要がある指示のところだけ読みました。
そこに「M05 記憶のジレンマ 白を点灯」とあったので、それが山崎のユニットなんだろうな、曲はジレンマなんだ?ということは分かりました。
Overture。
そこからM01に入るのではなく、メンバー2人ずつがステージで順番にスポットライトを浴びて現れる、という演出。
そしてM01、「RESET」。
あれ? 1曲目、RESETなんだ?(笑)
ワタシ的には1曲目RESETって、ものすごく慣れ親しんだ感じですが、ここでその展開になるってなんか不思議な感じ。(笑)
ダブルセンター、下手に塩月、上手に上西。
サキヤマは最上手。
てか、本当にこのチーム、私のNMBの推しメンが全部揃ってる。
出口、上西、塩月、眞鍋、山崎、今はちょっと休んでるけど中野もいる。なんだこりゃ。
貞野がいるチームNも見てみたいけれど、これだけメンバーが偏ってると、ちょっとなぁ・・・。
ま、今日の推しメンたちは後で見るとして、まずは自分が座る上手側にいるサキヤマを見ます。
黒いベレーがサキヤマね?
てか、このメンバーがこの衣装でRESET、ってホントにすげえ不思議な感じ・・・。
サイリウムも指定で劇場内全て赤だし。(笑)
でも、ちゃんとレッスンして揃えて来たね。
振りのタイミングがピシッと揃ってる。
フォーメーションの作り方はチームKとは違うんだけど、この振りとこのタイミングは間違いなくRESET。
これはチームMバージョンということか。
なんかみんなムッチャ笑ってるな。
ちょっと、この公演楽しいんじゃないの?
なんかそんな感じがビシビシとするわ。
ん?
ちょっと待って?
このメチャメチャに「私のこと見てよ!」ってアピールしてるの誰? 前田令子?
あれ? 前田ってこんな感じ?
前田って見るの初めてじゃないように思うんだけど、ちょっと今まで印象なかったんだけど、こういうのすごく好きだな。
がむしゃら感あって、私を見てよオーラを出しまくりで(笑)、いやこういうパフォーマンスは私大好きですよ。
あれ?知らなかったな。
前田令子いいな。 へええ。
マジで良いと思う。 そうだったんだ・・・。
ユニット02、M05。
記憶のジレンマのイントロ。
あ、ジレンマだ。 サイリウム白、ですね。
あ?
安部、出口、山崎、眞鍋?
随分とキャラの違うメンバーが集まったジレンマだなぁ?(笑)
・・・でも、さすがにパフォーマー揃いだね。
このミドルテンポの柔らかい雰囲気を上手く作ってる。
やっぱり安部は音を引っ張る。
4人の中で、少し振りが後から出てくる時がある。
それが悪い感じじゃなくて、柔らかさとか優雅さに感じられるのが彼女の特徴。
眞鍋も雰囲気合ってると思う。
キレイなユニットですね。
ユニット03、M06、「She's gone」
センター、上西。 下手、前田。 上手、川上。
これはこの公演のキーユニットなのかな?
3人が真っ赤なドレスで決めまくる。
ちょっとこの3人は甲乙付け難い。
高いレベルでバトってる感じがあって、すごく緊迫感のあるユニットになってる。
このユニットでは川上が好きかなぁ。
3人ともすごくひたむきさがあって良いパフォーマンスなんだけど、川上は経験値からなのか、少し大人の雰囲気というか、「美しさ」が出せてる感じがする。
でもユニットとしてレベル高くて良いパフォーマンスだと思います。
M07、「ゼロサム太陽」
おっ、ゼロサム!
なんかこの公演、チームK感あるのよね。(笑)
M09、「摩天楼の距離」
ぐはっ、キターーー! 摩天楼!
もう、このイントロからしてメッチャアガるわあ。
良い曲使うな・・・。
てか、この曲、このチームに合う!
このアップテンポでパワフルなパフォーマンス!
カッコ良すぎ!
チームMの摩天楼、本当にいい。
これは必見のパフォーマンスだと思います。
そのままM10、「ハイテンション」
おおお、すげえな、終盤戦、完全に力押しで押し切るつもりだな。(笑)
もうこの曲は出口の曲でしょ? ・・・って、そうでもねぇな?
もちろん出口がサイコーなんだけど、他のメンバーの振り切り具合とか弾け具合とか、すげーわ。
マジ楽しい!
MCを挟んで、
本編ラスト、M11、「Green Flash」
指定がかかっているわけではないのに、自然と劇場内のサイリウムが緑で染められていく。
メンバーたちもまるでスイッチを切り替えたかのように、柔らかく優しいパフォーマンスに。
見せてくれるな、チームM。
EN01、「恋のお縄」
え? アンコール、恋のお縄なんだ?
これもワタシ的には慣れ親しんだアンコールのパターン。もう、メッチャ、ノリやすいわぁ。
本当にこういうアップテンポで明るい曲がこのチームは上手いです。
このリズム感とパワー感。
これがこのチームのカラーなんだ、と思わせる。
EN02、「恋と愛のその間には」
上手にオリジナルセンターの上西。
下手には塩月。
梅山がいない今、私はこの曲はこの2人がセンターで間違いないと思います。
そして、上西 怜 の、
全力とか、真剣とか、そういう言葉では言い表せないほどの、「責任感」を感じさせるそのパフォーマンス。
譲らない、とかでもない。
この曲は自分がやるんだ、という決意がその姿から溢れ出る。
1ミリの迷いも揺らぎもない。
素晴らしい。
見ている側に感嘆のため息をつかせる隙間もないほどの、上西怜のパフォーマンス。
劇場で、生で、直接見れば誰でも感じると思います。
山崎亜美瑠がドラフト3期と一緒に、
白い卒業ドレスで歌う、
EX、「夢の河」
ステージのドラフト3期が、
山崎亜美瑠本人も、
そして客席のファンも。
今まであんなに明るかったこの公演が、
この曲だけは。
でもそれは、そこに、その場にいた人の
自然な心の動きです。
それでも、ちゃんと。
山崎亜美瑠は、山崎亜美瑠らしくこの曲を歌い切りました。
卒業公演では、当の卒業メンバー自身はカラッと明るい、ということが多いです。
この公演が始まってからの山崎もそうでした。
そうやって、いつもと変わらぬ、もしかするといつも以上に明るく笑うその姿。
そして、卒業ドレスを着て、
白いドレスに大きなティアラを付けて、同じように明るく笑う山崎亜美瑠。
私はこの劇場に来るまで、山崎の卒業にやり切れない思いを持っていました。
だけど、彼女が笑うその姿を見て、
彼女が笑って卒業するのならば、
それは笑って見送るしかない、と思えた。
もう、そうするしかないんだ、
って、本当にそう思えた。
だから、公演終わりのお見送りで、
10人の一番上手に立つドレス姿の山崎に、
私は少しだけ歩みを遅くして、
笑って、ありがとうという気持ちを込めて、
頭を下げてお礼をしました。
そして頭を上げてもう一度笑って手を振る私に、
彼女も、ありがとうございました、と言って笑って手を振る。
この瞬間のために、私は今日ここに来た。
私はちゃんと笑って彼女に手を振った。
彼女も笑って私に手を振った。
この瞬間は、私にとって悲しいものではなかったです。
私は、この卒業公演に来て、
本当に良かったと心から思えました。