なるほど、
これがハカタのステージなのか。
楽しかったです。
エンターテインメントとして、上手く構成されています。
・・・・・
というように、ワザとらしく丁寧語で褒めているところからもお分かりだと思いますが、
ワタシ的にはちょっと不満が残る内容でした。(涙)
ステージが近くて、こんなにメンバーが間近で見られたのはすごかったです。
進行上、指原が客席を通ってステージに戻る、という場面があり、
通路横の席だった私の本当に真横、本当に目の前を通っていく時には
「あ、指原って普通の女子の背の高さなんだな」という当たり前ですが、
リアルな「人」として実感したりして、
まー、なんて言うのか、改めて「感じた」ことはたくさんありました。
植木の笑顔はステージ上ですごく浮き上がってきて、
笑ってる植木はすごくいいな、と思わせるものでした。
ボスは本当に目立つ。
ボスはその身長をキチンと武器にする振る舞いを身につけた方がいいですよ。
逆に、美桜は沈んじゃうんですね。 探さないと見つからない。
でも、この子は音感がいい。
体の中にちゃんとしたリズム感を持ってる。
「棒読み」や「歌下手」のキャラのイメージだったから、これは意外でした。
本当に、「持ってるのに出すのが下手な子」なんですね、美桜は。
もったいないなぁ。
咲良はマジすかやアキバで揉まれたからか、
ハカタのモブシーンの中では動きがちょっといい。
腕の使い方を含めた上半身の動かし方がいい。
神志那は完全にキャラ立ちしましたね。(笑)
「ナルシスト」って言われていますが、
ステージ上ではそれは大きくプラスに作用しています。
とても堂々としているし、「魅せる」ことを意識してる。
あと、手首のひねり方が上手い。
てね、
個々に見て行けばいいものがいっぱいあるんです。
でも、全体感として燃え切れなかったかなあ。
それは、
ステージの構成が「女子高の文化祭」の方向性だったから。
いろんな仕掛けがあって、
いろんな演出があって、
いろんな出し物があったんですが、
それらが集まって、「すごく完成度の高い、文化祭」になってた。
曲の構成も、 AKB紅白 にそっくりな感じ。
基本、「え? その曲やるの?」「その曲をそのメンバーでやるか!」
というサプライズ要素を重視する構成。
なので、見ててすごく楽しいんです。
でも、「見せられてる感」がとても強いんです。
ファンの期待を良い意味で裏切る作りも悪くないとは思いますが、
でも、
ファンとしては 「よっしゃキターー!!」」 という
「溜飲が下がる」という感覚はあまりないのです。
ファンが期待して、それを上回る結果、
というのが、最後の指原のソロ「それでも好きだよ」だった、
というのはちょっと皮肉なものです。
だから、アンコールの本当のラスト曲は
「スキ!スキ!スキップ!」と「メロンジュース」で押し切った方がいい。
HKT48のパワー、で押し切った方がいい。
例えば、総選挙後夜祭 のオープニング。
新選抜16人が一斉に並んで、シルエットの状態でステージにセリ上がってくる演出。
見てるファンは「これだよ!」って思うもん。
「ぅおおぉぉーーー!!!」ってなるもん。
楽しませよう、って考えるはとてもいい。
でもそれをあんまり「作り」すぎちゃダメな気がします。
とんこつラーメンを食べに来た客には、
素晴らしく美味いとんこつで応えるべきだと思うんです。
美味しい塩ラーメンを出して、「塩も美味しいね」と思わせるのも悪くはないです。
でも、やっぱり客はとんこつを食べたいのですから。
もうひとつ、
博多には弱点がある。
メンバーの「パフォーマンス」で客を魅了し、客を圧倒することができていない。
バラエティ に走ってる。
これは単に嗜好の問題かも知れないのですが、
やっぱり基本である「歌とダンス」で客の心を震わせ、圧倒するパフォーマンスは必要だと思います。
NMBも、トークやお笑いの要素がとても多く含まれたステージをやります。
でも、それは、さや姐をセンターにした「圧倒的パフォーマンス」があればこそ。
正直、博多にはここが足りない。
「かわいい」と「たのしい」はあります。
「すごい」と「かっこいい」がありません。
上野 遥。
彼女のパフォーマンスは決して「良い」とできるレベルではありません。
でも、「おっ?」と思ったのは彼女しかいなかった。
それが見たきゃ、チーム4やチーム8を見に行け、と言われるかも知れません。
でも、どうなの?
当の、ハカタのメンバーはどう思っているの?
SKEやNMBと「パフォーマンス」で勝負できると思ってますか。
このまま、HKT48 はそこでは勝負しない、
という姿勢のままでいいですか。
ずっと、HKTはそういう立ち位置でやっていきますか。
兒玉 遥 、 宮脇 咲良 、
君等は「HKTを引っ張る」と宣言したのだから、ここの答えを出しなさい。
そして、指原を「裏方」に追いやってしまいなさい。
君等が、「 HKT 48 」のエースなのだから。
これだったら、「HKT48」のコンサートはライブで見る価値がない。
発売されたブルーレイディスクで見ればいい。
「バラエティ」ならライブで見に行く価値がない。
TVのモニターで見ればいい。
昨日、本当に目の前で HKT48 を見て思った。
改めて確信した。
博多には、良いメンバーが揃っている。
だからこそ、 圧倒的なパフォーマンス を強く願います。