かなり落ち着いたので、
この記事を完成させて掲載することにしました。
チームE、手をつなぎながら公演。
この公演を見たことによって、
私の「劇場公演」に対する評価のレベルは
それまでとは全く違ったものになりました。
私が見た劇場公演の中で、最も素晴らしかったです。
完成度が高い、という方が正確かもしれません。
私が劇場で生の公演を見たことのある「チーム公演」は、
4、8、N3、の3つですが、
4も8も、
正直に言って「勝負を挑むレベルではない」という印象です。
N3に至っては、比較するのが難しいくらいです。
歌、踊り、トーク。
全てのパフォーマンスの次元がひとつ上の場所にあります。
SKE劇場の公演は当選しない、という話をよく目にしますが、
それはそうかもしれない、と納得させられてしまいます。
これなら、客が入るでしょうね。
上記の3チームのファンの方は、こう書けば反感を感じられる
のではないかと思います。
ですが、動画などではなく、実際に栄の劇場でライブで
公演を見て頂けたなら、
私がこう言う理由を理解して頂けると思います。
4にも、8にも、N3にも、それぞれの良さがあります。
ですから、その後にN3の公演にも行っています。
ですが、「パフォーマンスの比較」という切り口で見てしまうと
こういった評価をせざるを得ません。
それくらい、すごかったです。
私が見た公演は、熊崎と佐藤が休演でした。
ここは非常に残念でした。
熊崎も佐藤も強いキャラクターを持ち、パフォーマンスに
優れるメンバーですから、
この2人がいるといないでは全体の印象が異なったものに
なっていただろうと思います。
以下、その部分はご理解くださいますようお願い致します。
まず、Eのパフォーマンスを牽引するのは
斉藤真木子、 須田亜香里。
剛の斉藤、柔の須田。
この2人がEのパフォーマンスの方向性を形成しています。
そこに、
木本花音、柴田阿弥、福士奈央、
のバリエーションがあり、
市野成美、加藤るみ、鎌田菜月、酒井萌衣、谷真理佳、
のスパイスが散りばめられ、
井田玲音名、後藤楽々、菅原茉椰、高寺沙菜、
が加速させていきます。
何が一番良いか?というと、
この、パフォーマンスの方向性が揃えられている
ということです。
例えば、チーム4を例にすると、
岩立と込山と西野、は全く違うパフォーマンスを見せます。
スイーツで言えば、マカロンとブッセとシュークリームくらい
異なります。
ですが、チームEの場合は
チーズタルトとチェリータルトとココアタルト、というように
同じ種類のもので味付けやデコレーションが異なるものの中から
自分の好きなものを選べる、というイメージです。
同じパフォーマンスのメンバーは2人はいません。
ですが、全員「チームE」という同じチームで
同じ曲を構成する「メンバー」です。
これは、AKBでは8が似た雰囲気を持っていますね。
そして、
シンプルに言えば、パフォーマンスの質が高いのです。
その、完成度。
私がプロであれば、もっと適切で分かりやすい説明が
できたのでしょうが、
素人の私にはうまく説明できません。
高いレベルでのバリエーションをズラリと並べて
「ねえ、あなたはどれが好き?」と聞かれるような迫力。
そして、客を圧倒するのではなく、
公演に「引き込む」というその雰囲気。
純粋に、楽しいのです。
MCでのトークも、こんなにグダグダ感のないMCは初めてです。
ここはきっと真木子が作った方向性なのでしょう。
とにかく、みんな言いたい放題。
この日は加藤るみの公演最終日であり、夜公演が加藤の
卒業公演となる状況でしたが、
加藤に対する容赦のないDisり系のネタの嵐。
それに対して加藤も毒舌で返すという泥試合状態。
先輩後輩関係なく遠慮なしにガンガン言い合うこの雰囲気は
本当に良いチームなんだな、という強い印象を与えます。
個別にメンバーの話をすると、
もう、真木子や須田や花音や柴田などのエース級については
私ごときがどうこう言うものではないでしょう。
私があまり知らなかったメンバーで言うと、
一番印象に残ったのは、酒井 萌衣 。
この子はあまり強くアピールするタイプではないようですが、
そのパフォーマンスは一級。
その長身もあって迫力のあるパフォーマンスを
見せてくれました。
高寺 沙菜 がとてもキュート。
とても人懐っこい笑顔がいいですね。
見ていて可愛いな、と思います。
谷 が思っていた以上に細いのには驚きましたし、
鎌田はそのルックスのイメージからもっと柔らかい
感じかと思っていましたが、
そんなことは全くなくガンガン踊るタイプでした。
これが「SKE」なんですね。
その中で、須田はちょっと「異質」な部類に入る、
ということを初めて知りました。
その動きは特別激しいわけではありません。
全力ダンスというものとは全く異なります。
ですが、その動きが周りとは異なり、
明らかにその存在が浮き上がってきます。
可動域が広い、という表現が近いでしようか。
左右の肩を交互に上下させるとき、
下半身は後ろ向きのまま体をひねって前を向くとき、
の、その動き。
そういったものが、須田の個性になって、
ステージのどこにいても、
新しい短い髪と相まって「あれは須田だ」と分かります。
これを見てしまうと、自分の中の
公演に対するレベル感を書き換えざるを得ません。
ということは、やはり
「S」と「N」も見ないとならないな、と感じます。
松井珠理奈 率いる、チームS、
山本彩 率いる、チームN、
これを自分の目で、ライブで、見なければ
「劇場公演」を語れない、と思うようになりました。
というように、
チームE公演は、私の劇場公演の見方を刷新させる、
「力」に溢れた 劇薬 でした。
飲み込んだE公演という 毒 は、
ちゃんと 薬 として効いてきています。