能登地震で被害にあわれた方へ
心よりお見舞い申し上げます。
新年から大きなニュースが
次々と報じられています。
私は福島県のいわき市の
出身です。
12年前の東日本大震災の時。
長男を妊娠中で
4月に出産の予定でした。
里帰りはしない予定だったので
幸い実家にはおりませんでしたが。
私の実家は、
家から海が見えるくらいの場所に
建っていましたので。
家族は全員無事でしたが
実家は半壊しました。
地元が大変なことになっているのに
出産間近で動けない。
せめて地元で何が起こっているのか
しっかり知っておかなければと
一所懸命ニュースを見ました。
そうしているうちに
吐き気が出たりして、
出産間近の時期の
つわりかな?と思いました。
検診の際に
産婦人科の先生に相談したら
「私も茨城県の出身だから
気持ちは分かります」
「でも今はテレビを消して
静かに過ごしましょう」
「無事に出産することだけを
考えましょう」
そう言われました。
それからはテレビを消して
無事に出産できるよう
リラックスを心掛けました。
私は繊細気質なので
大きなニュースを聞くと
被害にあわれた方々の
気持ちや状況を想像したり。
そのニュースが頭から離れなくなり
夜にずっと考えてしまったり。
気持ちがざわざわしてしまいます。
でも、冷たいようですが、
私がいくら想像したり
考えたからと言って。
被害にあわれた方の状況が
良くなるわけではありません。
逆に私の気持ちが
ざわざわしていると。
私のやるべきことが
おろそかになったり、
子どもたちにイライラしたり
しかねません。
同じく繊細で
登校しぶりがある我が子2人は
来週から学校が始まります。
まず私がやるべきことは
新学期へ向けて
子どもたちへのココロ貯金。
そしてニュースはなるべく
見ないようにして
私の心を穏やかに保つ。
被災地の方へは
募金や物資の支援など
具体的な行動で支援をする。
いつでも軸は
自分ができることに
焦点を当てること。
ココロ貯金を学んで
そこができるようになりました。
では、新学期を応援していますね!!
子育て心理学協会カウンセラー
渡辺ひろ子