昨日せっかく減らす技術 The Power of LESS/レオ・バボータ
を紹介したので、早速自分でも「実践」することにしました。
「習慣化」
習慣化に必要な一歩を踏み出すために、トリガーを利用する、という項目があります。
(2)を実行する条件付けに、(1)を設定するということです。
つまり、歯を磨いたら(1)→顔を洗う(2)のように、スクリプトを組んでしまうということですね。
<今まで>
食事中に動画を観る。
↓
観終わるまで時間が随分経つ。または関連動画を観てしまう。
↓
食器を片付けるのが面倒になり、台所に置くだけになる。
↓
夜更かしもしてしまう。
という、習慣を上書きしたいと思います。
で、本日設定したことは以下の通り。
夕飯を食べる。
(うちは食事中はテレビは観ませんが、ラジオを付けています。しかし、最近ラジオではなく、ニコニコ動画や映画を観てしまい、結局何時間も経っていたということがあったので、元のようにラジオのみにします。お気に入りはJ-WAVEのJam The World 会話が弾みます)
↓
食べ終わったら、すぐに食洗機に洗い物を突っ込む → その間にお湯を沸かす
(次の日の朝まで洗い物を放っておくと、罪悪感が生じるため)
↓
お茶を淹れたら、30分英語の勉強
(このためのトリガー。抵抗感を無くすために、最初は30分という短い時間に区切った)
↓
あとは自由時間。ただし、0時までには寝る。
カミさんとずっと英語の勉強したいね、と話しつつ、ずっとやってこなかったので、これを機に始めることにしました。
台所も綺麗になって、一石二鳥。
習慣化したら、中期目標を作ったり、違うことを習慣化したりしたいと思います。
また、その都度報告します。
しばらくオフラインで生活しておりました。
と、いうのも最近インターネットに依存しつつあると感じたので。
そこで一度自分の生活を見直そうと、本棚から一冊の本を取り出しました。
それがこの本です。
私は自分を見失いそうになったときに、手に取る本というのを何冊か持っています。
この本はその内の一冊でして、おそらく一番多く手に取る本だと思います。
著者はLeo Babauta(レオ・バボータ)
blog 『Zen Habits』主宰
自分にとってしっくりくるわけだ。なにしろ私の専攻は仏教学なのだから。
というのはご愛嬌。
西洋で云う、いわゆる『Zen』は大きな意味でのシンプルライフのことだから、厳密には仏教学で云う禅とはまたニュアンスが違うように思われる。
と、まあ、細かいことは置いといて、この本はその名の通り、ごちゃごちゃしたモノを減らし、物事をシンプルに捉え直すことを説いた本だ。
目次
はじめに
押しよせる「波」の中でやすらぎを見つける
シンプル・イズ・ベスト
2年で私の人生は一変した
人生をシンプルで生産的にする「6つの原則」
「減らすこと」で人生は変わる
[パートⅠ・原則編]
さあ、減らすことを始めよう やることを減らすとなぜ成果が上がるのか?
「減らすことの威力」を俳句に学ぶ
もっともインパクトがあることを選ぶ
人生のあらゆる場面で制限する
減らす原則1 制限する
制限ある生き方のメリット
一度にひとつずつ変える
制限値を決め習慣化する
減らす原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
生産性だけ上げても意味はない
「本質に迫ること」を見極める9つの質問
さまざまな場面で9つの質問をする
減らす原則3 シンプルにする
減らす原則4 集中する
集中で人生改善
シングルタスクに集中する
「今」に集中する
減らす原則5 習慣化する
「習慣化チャレンジ」はなぜうまくいくのか?
習慣化チャレンジのルール
12の基本習慣から始めよう
減らす原則6 小さくはじめる
小さくはじめると成功する理由
小さくはじめてみよう
[パートⅡ 実践編]
減らすテクニック1 シンプル・ゴール
「ワン・ゴール」方式
減らすテクニック2 シンプル・プロジェクト
達成に集中する
プロジェクト・リストが思いどおりにできないときに
減らすテクニック3 シンプル・タスク
もっとも重要なタスク(Most Important Task)(MIT)
スモール・タスク
減らすテクニック4 シンプル時間管理
時間管理が苦手な人はオープン・スケジュールでいこう
意識的に「フロー」に入る
自分の優先順位を知る
バッチ処理でまとめて片付ける
タスクを減らす
シンプル時間管理のツール
減らすテクニック5 シンプル・Eメール
「受信トレイ」を最小限に減らす
Eメールの処理時間を減らす
入ってくるメールを減らす
受信トレイを空にする
書く量を減らす
減らすテクニック6 シンプル・インターネット
インターネットの使用状況を自覚する
目的を持って計画的に使う
集中する:「オフライン」で仕事する
インターネット依存症を克服する
減らすテクニック7 シンプル・ファイリング
シンプルなファイル・システムを作る
家の中の書類整理に応用する
減らすテクニック8 シンプル・コミットメント
リストアップする
ショート・リストにする
大切ではないものを減らす
「ノー」と言う
人生をシンプルにする
減らすテクニック9 シンプル・ルーチン
「朝ルーチン」の力
「朝ルーチン」を選ぶ
「夜ルーチン」で明日へのスーパーチャージ
夜ルーチンの基本例
習慣化のコツ
減らすテクニック10 シンプル・デスク
すっきりとしたデスクの効用
最初の一歩を踏み出すには
本質に迫ることだけに絞る
「すっきり」を保つコツ
家の中もシンプルですっきりと
シンプル・ホームを維持するコツ
減らすテクニック11 シンプル健康管理
健康管理はなぜ難しいのか
シンプル健康管理プラン
ステップ1:エクササイズを習慣にする
ステップ2:食事管理もゆっくりと少しずつ
ステップ3:じわじわレベルと上げながら継続する
エクササイズのモチベーションを高める方法30
減らし続けるために モチベーションをどう保つか
モチベーションとは?
スタート地点でモチベーションを高める8つの方法
つらいときにモチベーションを維持する20の方法
ごらんの通り、概念だけの説明にとどまらず、実践方法も細かく載っている。
この本が信頼出来る理由は、著者本人が実践し、成果を出したという点である。
是非、この本を読む際は、ノートとペンを持ち、自分だったらどうなるかを、書き出しながら読んでみて欲しい。
この本で語られていることは、実はそんなに多くはない。
要点をまとめてしまえば、
1:自分にとって大事なことを考え、リソースを集中する。
2:自分にとって大事じゃないことを考え、やらないようにしていく。
3:集中したモノに、注力することを習慣化する。
これだけだ。
今までの本でも、当然類似の本は数多くあったし、これからも出続けるだろう。
しかし、これらを読んだほとんどの人は、実践出来ない。
何故か。
実践例が記載されてないからだ。
これらの本に書かれていることは、大抵は、元々こういうことが出来た人が書いた本であり、こういうことが出来なかった人にとっては人ごとに過ぎない。
しかし、著者自身は元々生活習慣がひどく、それに悩まされていた。
いわば良い習慣を送れて来なかった人である。
そして、生活習慣がひどい人というのは、そういうひどい習慣を作って来てしまった人なわけで、良い習慣を取り入れましょう、と言われて簡単に出来る人たちではない。
著者はそれを一つ一つ取り除いていった。
どうやったのか。
マルチタスクではなく、シンプルタスクに。
一度に大きなことはせず、細分化してハードルを越えて行く。
どうやら、脳というものは、いきなり大きな目標を出されると抵抗するものらしい。
それをゴールを身近に設定することにより、成功することが出来た。
この本にはこのように、どうやって一歩を踏み出すか、のエッセンスが凝縮されている。
正直この手の本は、これ一冊で良いとさえ思っている。
それくらいの決定版だ。
それで、自分は・・・と言うと。
・無駄な買い物が減った。(今月の衝動買い、なんてエントリはあるけど、なんでこんなの買っちゃったんだろ、ということは無くなった)
・部屋が格段に綺麗になった。
整理整頓の基本は、いらないものを捨てること。
細かく話すと整理術の話になってしまうけど、根本にあるものは、「これは自分の人生にとって、本当に必要なものか?」という問い。
・探しものをすることが、ほとんど無くなった。
物を減らすことにも通ずるが、どこに何があるのかを把握出来ることによって、探しものをする時間が大幅に減る。書類の電子化もその一環。
・何が自分にとって本当に大事か、を考えることが習慣化した。
これが一番の収穫かもしれない。
仕事に追われるだけの毎日だった頃は、貧すれば鈍す、の言葉の通り、考えること、そのものがどこかに行ってしまっていた。
そんなこと言ったって、忙しいんだよ、という方にこそ読んでいただきたい。
本当にそれをすることが、あなたにとって大事なことですか?
と、いうのも最近インターネットに依存しつつあると感じたので。
そこで一度自分の生活を見直そうと、本棚から一冊の本を取り出しました。
それがこの本です。
私は自分を見失いそうになったときに、手に取る本というのを何冊か持っています。
この本はその内の一冊でして、おそらく一番多く手に取る本だと思います。
著者はLeo Babauta(レオ・バボータ)
blog 『Zen Habits』主宰
自分にとってしっくりくるわけだ。なにしろ私の専攻は仏教学なのだから。
というのはご愛嬌。
西洋で云う、いわゆる『Zen』は大きな意味でのシンプルライフのことだから、厳密には仏教学で云う禅とはまたニュアンスが違うように思われる。
と、まあ、細かいことは置いといて、この本はその名の通り、ごちゃごちゃしたモノを減らし、物事をシンプルに捉え直すことを説いた本だ。
目次
はじめに
押しよせる「波」の中でやすらぎを見つける
シンプル・イズ・ベスト
2年で私の人生は一変した
人生をシンプルで生産的にする「6つの原則」
「減らすこと」で人生は変わる
[パートⅠ・原則編]
さあ、減らすことを始めよう やることを減らすとなぜ成果が上がるのか?
「減らすことの威力」を俳句に学ぶ
もっともインパクトがあることを選ぶ
人生のあらゆる場面で制限する
減らす原則1 制限する
制限ある生き方のメリット
一度にひとつずつ変える
制限値を決め習慣化する
減らす原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
生産性だけ上げても意味はない
「本質に迫ること」を見極める9つの質問
さまざまな場面で9つの質問をする
減らす原則3 シンプルにする
減らす原則4 集中する
集中で人生改善
シングルタスクに集中する
「今」に集中する
減らす原則5 習慣化する
「習慣化チャレンジ」はなぜうまくいくのか?
習慣化チャレンジのルール
12の基本習慣から始めよう
減らす原則6 小さくはじめる
小さくはじめると成功する理由
小さくはじめてみよう
[パートⅡ 実践編]
減らすテクニック1 シンプル・ゴール
「ワン・ゴール」方式
減らすテクニック2 シンプル・プロジェクト
達成に集中する
プロジェクト・リストが思いどおりにできないときに
減らすテクニック3 シンプル・タスク
もっとも重要なタスク(Most Important Task)(MIT)
スモール・タスク
減らすテクニック4 シンプル時間管理
時間管理が苦手な人はオープン・スケジュールでいこう
意識的に「フロー」に入る
自分の優先順位を知る
バッチ処理でまとめて片付ける
タスクを減らす
シンプル時間管理のツール
減らすテクニック5 シンプル・Eメール
「受信トレイ」を最小限に減らす
Eメールの処理時間を減らす
入ってくるメールを減らす
受信トレイを空にする
書く量を減らす
減らすテクニック6 シンプル・インターネット
インターネットの使用状況を自覚する
目的を持って計画的に使う
集中する:「オフライン」で仕事する
インターネット依存症を克服する
減らすテクニック7 シンプル・ファイリング
シンプルなファイル・システムを作る
家の中の書類整理に応用する
減らすテクニック8 シンプル・コミットメント
リストアップする
ショート・リストにする
大切ではないものを減らす
「ノー」と言う
人生をシンプルにする
減らすテクニック9 シンプル・ルーチン
「朝ルーチン」の力
「朝ルーチン」を選ぶ
「夜ルーチン」で明日へのスーパーチャージ
夜ルーチンの基本例
習慣化のコツ
減らすテクニック10 シンプル・デスク
すっきりとしたデスクの効用
最初の一歩を踏み出すには
本質に迫ることだけに絞る
「すっきり」を保つコツ
家の中もシンプルですっきりと
シンプル・ホームを維持するコツ
減らすテクニック11 シンプル健康管理
健康管理はなぜ難しいのか
シンプル健康管理プラン
ステップ1:エクササイズを習慣にする
ステップ2:食事管理もゆっくりと少しずつ
ステップ3:じわじわレベルと上げながら継続する
エクササイズのモチベーションを高める方法30
減らし続けるために モチベーションをどう保つか
モチベーションとは?
スタート地点でモチベーションを高める8つの方法
つらいときにモチベーションを維持する20の方法
ごらんの通り、概念だけの説明にとどまらず、実践方法も細かく載っている。
この本が信頼出来る理由は、著者本人が実践し、成果を出したという点である。
是非、この本を読む際は、ノートとペンを持ち、自分だったらどうなるかを、書き出しながら読んでみて欲しい。
この本で語られていることは、実はそんなに多くはない。
要点をまとめてしまえば、
1:自分にとって大事なことを考え、リソースを集中する。
2:自分にとって大事じゃないことを考え、やらないようにしていく。
3:集中したモノに、注力することを習慣化する。
これだけだ。
今までの本でも、当然類似の本は数多くあったし、これからも出続けるだろう。
しかし、これらを読んだほとんどの人は、実践出来ない。
何故か。
実践例が記載されてないからだ。
これらの本に書かれていることは、大抵は、元々こういうことが出来た人が書いた本であり、こういうことが出来なかった人にとっては人ごとに過ぎない。
しかし、著者自身は元々生活習慣がひどく、それに悩まされていた。
いわば良い習慣を送れて来なかった人である。
そして、生活習慣がひどい人というのは、そういうひどい習慣を作って来てしまった人なわけで、良い習慣を取り入れましょう、と言われて簡単に出来る人たちではない。
著者はそれを一つ一つ取り除いていった。
どうやったのか。
マルチタスクではなく、シンプルタスクに。
一度に大きなことはせず、細分化してハードルを越えて行く。
どうやら、脳というものは、いきなり大きな目標を出されると抵抗するものらしい。
それをゴールを身近に設定することにより、成功することが出来た。
この本にはこのように、どうやって一歩を踏み出すか、のエッセンスが凝縮されている。
正直この手の本は、これ一冊で良いとさえ思っている。
それくらいの決定版だ。
それで、自分は・・・と言うと。
・無駄な買い物が減った。(今月の衝動買い、なんてエントリはあるけど、なんでこんなの買っちゃったんだろ、ということは無くなった)
・部屋が格段に綺麗になった。
整理整頓の基本は、いらないものを捨てること。
細かく話すと整理術の話になってしまうけど、根本にあるものは、「これは自分の人生にとって、本当に必要なものか?」という問い。
・探しものをすることが、ほとんど無くなった。
物を減らすことにも通ずるが、どこに何があるのかを把握出来ることによって、探しものをする時間が大幅に減る。書類の電子化もその一環。
・何が自分にとって本当に大事か、を考えることが習慣化した。
これが一番の収穫かもしれない。
仕事に追われるだけの毎日だった頃は、貧すれば鈍す、の言葉の通り、考えること、そのものがどこかに行ってしまっていた。
そんなこと言ったって、忙しいんだよ、という方にこそ読んでいただきたい。
本当にそれをすることが、あなたにとって大事なことですか?
映画「ソーシャルネットワーク」です。
iPadアプリにmyシアターというのがありまして。
これはまあ、有名な映画なのに掲載されてないなどの粗はあるんですけど、見やすい映画情報アプリなので、良く使っているんです。
んで、それに載っていたので、ちょっと観たいなと思ってたんだけど、すぎやんさんも観たっちゅうんで、今日観てきました。
「バトル・オブ・シリコンバレー」みたいな映画なんかな、と想像していたんですが、割と分かりやすい内容で面白かったです。
プログラミングやサーバーの知識があったりすると、さらにニヤニヤしてしまう映画だと思いますけど、そういう知識が無くても、人間関係がメインの話なので楽しめると思いますよ。
個人的にはPCゲームの「ザ・シムズ2」の「キャンパスライフ!データセット 」に出てきた、アメリカの大学の学生寮、及び会員制のクラブなんてものが本当にあるんだ~と知って、またやってみようかな~なんて思いながら観てました。
しかし、アメリカの学生の生活っておもろいな~。そして、アメリカのいわゆるエリートの大学の学生(学長含む)って、やっぱりこういうガツガツした考えするんだな~。てか、本人たちは自分たちがガツガツした考え方をしているっていう風には思っていないんだろうけど。
自分はイギリスにちょっとだけ住んでいたことがありますが、やっぱりアメリカとイギリスは、別の国の人ですね。
それにしても、この映画を観て、自分は今まであまりにも消費者でありすぎたな、と感じました。
消費者っていうのはコンテンツの消費者ということです。
中学生のときに、初めてBasicを触ったりMS-DOSをいじったりしたのですが、それから、いかにパソコンのゲームを動かすか、などの勉強はしましたが、本格的にプログラミングの勉強をしよう、とかは考えませんでした。
少し目先のことばかりを目的にし過ぎたかな、と。
もうちょっとコンテンツの消費だけではなく、何で動くんだろう、という疑問を持ちながら遊べば良かったかなと、後悔しています。
・・・ふーむ、なんかプログラミングの本でも一冊買ってこようかな・・(アクション映画を観たあとに体を鍛えようかな、と考えるのと同じマインド)。
P.S. 映画のラストシーンのキータッチって、Refreshしてるんだよね・・・?違ったら誰か教えてっ。
※私信
某アカデミーの友人の皆さん、これはニヤニヤしながら楽しむ映画です。またApacheにBackDoor仕掛けたりして遊びましょう。