1973年旧車営業車あるある
1973年当時の営業車は三菱ギャランのバンでした。色は違いますがだいたいこんな感じの車でした。
ミラーはフェンダーミラー、でシフトは3段コラムシフト、前席もベンチシートで6人乗りができました。ベンチシートはシートスライドやリクライニングも一体で動かします。ベンチシートは美容部員さんと一緒に乗るときは距離が近くてドキドキ。
営業車は今のプロボックスでもわかるように頑丈でよく走ります。この当時スノータイヤは普及していなくて雪が積もればタイヤチェーンを付けて走りますが、営業のバンは荷物を積めば雪道もチェーン無しで結構こなします。当時は営業車は2年間で6万キロ走ると新車に交換してくれるのでセールスマンはよく走りましたね。マイカーよりも断然多く走る営業車は頼りになる相棒でした。
旧車の思い出1973年ランサー1200SL
初めてのマイカー三菱ランサー1200SLを思い出して書いてみます。今の車になかったものを思いつくままに上げていきましょう。先ずはチョークボタン冬寒いときはこれがないとエンジンが掛かりません。
そしてホワイトリボンタイヤ、コーナリングや雨、雪には弱いので後にラジアルタイヤに変えました。外観ではフェンダーミラー、今のドアミラーより車両感覚が掴みやすかったのですが衝突時の歩行者保護でドアミラーに取って代わられました。
私のクルマは4速フロアシフトだったのですがバックギアを入れるとき垂直方向にプッシュしてギアチェンジするのが特徴でした。
旧車の特徴ではないのですが当時シートカバーをつけるのも割と多くありました。彼女が知り合いにオーダーしてくれたチェックのシートカバー、フロント、リアそれぞれフルカバーだったので当時でも結構な価格だったと思います。そして無かったものは先ずエアコン、夏は常に窓を開けて走らないと駄目でした。次にカーステレオ、余裕のある人は8トラックのカーステレオを付けていましたが、まだカセットステレオも一般的ではありませんでした。懐かしい思い出のクルマです。
1973年 初めてのマイカー三菱ランサー1200SL
1973年通勤やレジャー、デート用にマイカーが欲しくなり会社に出入りしていた三菱のディーラーから新車のランサー1200SLを購入しました。現金一括で変える余裕もなかったので分割払いに、当時はマイカーローン等なくて銀行が振り出すマル専手形で支払いです。勧銀に専用口座を作ってマル専手形を発行してもらいます。基本は今のローンと変わらず毎月決まった日に当座に入金しておきその都度手形決済されます。2台目の車のときからはディーラーの分割払いが使えたので以後はマル専手形が登場することはありませんでした。
ランサーはFRですが当時FF車はまだ一般的でなかったので殆どの車はFRでした。新車価格は65万ぐらいだったと思いますがこのクルマで本当に色々なとこに行きました。4速フロアシフトの2ドア、タイヤはホワイトリボンタイヤ、クーラーはこのときは付けませんでした。当時はクーラー付きのクルマはまだまだ少なかったので気にならない時代でした。タイヤもラジアルではないので九頭竜ダムに行ったときカーブのたびにキーと音がしたのをよく覚えています。このクルマが独身時代のすべての思い出に繋がります。クルマの思い出はこれから少しづつ思い出していこうと思います。






