味方のマスコミを一気に敵に回してしまった | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

都知事選選挙を終えて、多くのマスコミは、石丸さん大躍進と絶賛したはずだ。このため、テレビ局などは彼のコメントをほしがった。

本来ならば、「かなりいいところまでいきましたが、まだまだ実力不足でした。次は頑張ります。」といような、控えめのコメントを期待していたのだろう。

 

もちろん、多くのマスコミは彼の支持者であり、彼の今後の活躍に大いなる期待をしていたに違いない。

 

ただ、どのテレビ局も同じようだが、石丸さんのコメントをもらい、一気に反石丸の流れになりそうである。この状況では、次の機会があるならば、マスコミは敵になるだろう。こんな人を政治家にしてはいけないと。

 

この人を政治家にするぐらいならば、既存の政党べったりの政治家のほうがはるかにましである。これが選挙の結果である。

 

SNSを駆使して表を集めたのだろうが、古いマスコミの影響力を軽くみすぎるのが、この人の一番の欠点だろう。

 

その昔、日本新党という新興政党が一気に政権を奪った。これはマスコミの影響力も大きい。その中心いいたのが小池都知事であり、マスコミを知り尽くした人でもある。