都知事選、政見放送のほうが問題 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

立候補者が多いので、都知事選政権放送が長くなって大変という話である。たしかにそうだが、もっと大きな問題がでてくるかもしれない。

 

すでにポスターで大きな問題がでてきているが、政見放送のほうがやばいと思う。政見放送で何を言うかは、本人にまかされているからだ。変なことをする人は放送局はとめられない可能性がある。過去には、放送禁止用語を連発する候補者がいた。

 

政見放送の場で、商品のPRをしても、NHKはとめられないだろう。300万円でテレビをジャックできるのであれば、安いともいえる。商品の倫理問題はでてきても、各マスコミがとりあげてくれるから、まちがいなく大きな宣伝にはなる。数百万どころか、億単位の商品宣伝にもなるかもしれない。ポスターを貼る権利を販売しますというところは、政見放送の場で話す権利も販売するかもしれない。

 

政見放送がどうなるのか。まったく予想できない。