トコジラミは今後増えてくるだろう | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

トコジラミ、別名南京虫。これがシラミではなく、カメムシの仲間だと、今回の報道をみてはじめて知った。

 

インバウンドで日本に来る外国人が増えていて、それが原因ではないかと言われている。現在、日本を訪れる外国人数はすごいことになっており、いろいろなものが一緒に入ってくるのも理解できる。

 

コロナ前から、トコジラミ報告数はけっこうあったようだが、コロナがあけた現在、目撃数は間違いなく増えている。日本にいつく虫となるかどうかはわからないが、注意は必要になろう。

 

成虫の大きさは、5~6mmということなので、肉眼ではっきり確認できる。おそらく、すでに日本にかなり入り込んでいるのだと思う。

 

今後、被害例がでてくる可能性は高そうだ。