昨日からクリニックでの本格的インフルワクチン接種開始 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

インフルワクチンの接種を本格的に開始しました。今年は価格高めです。

 

実は最近耳鼻科と小児科の患者比率が3:1ぐらいになっていて、耳鼻科は混んでいるのですが、小児科は空いているという状態が続いています。小児科医の医師がみたほうがいい病気は小児科にふるようにしているのですが、普通の小児の風邪だとどっちがみてもいいので、耳鼻科診察希望も多いのです。ちょっと患者数のバランスが悪い状態です。

 

インフルワクチンに関しては、大人子供にかかわらず、どっちの医師がうっても大差はありません。このため、例年暇なほうの医師がうっています。時間帯によっても違ってきますからね。両側のこみぐあいが同じぐらいであれば、大人は耳鼻科、子供は小児科というケースが多いのですが、ワクチンは大人子供にかかわらず、どっちでもうてるので、基本空いているほうがうっています。

 

昨日は、小児科の医師がインフルワクチンのほとんどをうってしまい、自分がうったのは一人だけでした。

「あれ、今日からインフルワクチン接種のはずだけど、ほとんどまわってこない」

そう思っていたら、小児科の先生にほとんどうってもらっていたようです。

 

病気に関してはそれぞれの専門性がありますが、インフルワクチンに関しては、手のあいた医師がうっています。乳幼児の定期予防接種は基本小児科医です。どうしても待ち時間が長くなったりする特別な事情がある場合には、僕がうちますが、めったにないかな。