皆さんと「出会い」たいです✨ | 劇団天動虫 の 稽古場日記

劇団天動虫 の 稽古場日記

劇団天動虫の稽古場風景・ワークショップ風景・劇団員のつぶやき・公演情報などをお届けします!⭐️

りさこです🐈

天動虫では、先日
次回公演のオーディションを実施しました!
すてきな方々と新しく出会うことができ、
とても楽しかったです☺️

2021年、3人の新メンバーが入団し
フレッシュな風を運んできてくれた時のことを
思い出しました🫧

そんな新メンバー3人揃った1つめの公演
青空文庫シリーズ2021
『幸福は一夜おくれて来る』を
振り返ってみようと思います🌷



「青空文庫シリーズ」に関しては
こちらでお話しさせていただいています🤤
https://ameblo.jp/101064diary/entry-12851854221.html


数作品を上演しましたが、
その中で太宰治の『女生徒』を
新メンバー含めた劇団員6人で演じました

本作品は「ひとりの少女から送られてきた手紙」をもとに太宰が書いた作品と言われています。
少女が、自身の日々を語るようなかたちで物語は進んでいきます。


社会に対して、家族に対して、自分に対して、
どこかで感じたり考えたことのある言葉が並び、
またコロナとワクチン接種で混乱した当時の社会を刺すような言葉が並び、
劇団員6人がそれぞれの経験や想いを胸に
臨んだ作品でありました

ひとりの少女を6人で演じるのではなく、
6人の少女がそれぞれの
胸の内を明かしているというようなつくりにし、
6者6様の少女で物語を紡いでいきました
とても楽しかったです!

純真な眼で「美しく生きたい」と言うぱこ


自分の「好き」を大切にしたいと願うれいな


日常の「生きる」に押しつぶされそうになっても明るく振舞おうとする健気なまな


それぞれ「らしい」感じがして
大好きな少女たちでした

時代、性別、年齢を超えて、
生きる中での葛藤を代弁をしてくれているような作品ではないかなと、
でもそれは「みんな一緒」「似たり寄ったり」とか「量産型」とかで括られるものではなく、
確かな思いが綴られている感じがして


天動虫も
これからもそんな作品を作り続け、
皆さんの側で、
皆さんが抱えた葛藤と一緒に闘いながら
それでも楽しく✨進んでいきたいなと思います

一緒に舞台を作るというかたちでも
お客様というかたちでも
天動虫の仲間になってくださる方々を
いつも大募集しております
これからも出会いを大切に大切にしたいです😌