『アナンケ』の思い出 | 劇団天動虫 の 稽古場日記

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お久しぶりです!劇団員のまなです!


私が振り返るのは、、

10周年の記念公演でもある、『アナンケ〜宿命の女神〜』(2022年)です!




私にとっては天動虫の2回目の本公演

みなさんにとってもまだ記憶に新しいのではないでしょうか?


個人的に、“19世紀のイギリス”とか“ジャックザリッパー”とか、厨二病の血が騒ぐような言葉にワクワクして、稽古が始まる前からどんなものになるのかとても興奮していました🤣


いざ稽古が始まると、台本にはジャックザリッパーだけでなく、フランケンシュタインやジキルとハイド、他にも深読みしたら止まらなくなるような登場人物が沢山出てきて、早くお客さんにお届けしたくてうずうずでした😍


稽古では、みんなで案を出しあって、舞台セットになる箱馬の構成を考えたり、ちょっとしたダンス案を出し合ったりと、みんなの意見がふんだんに詰め込まれていました✨️




この作品、シーン分けをするとなんと、30シーン以上!!😳

目まぐるしく入れ替わるシーンに皆さん追いついて来れたでしょうか??

正直役者の私ですらてんてこ舞いでした🤣

ほとんどの役者が2つ以上のキャラクターを演じていて、

裏では衣装替えをいかにスムーズにできるかの工夫が最後の最後まで行われていました笑



衣装と言えば、この時のテーマは“ピンク”でしたね!

たくさんのかわいいピンクの衣装があつめられましたが、全員が着ると甘すぎず、アナンケの世界観にピッタリでしたね!

ベストが沢山使われていましたが、お気に入りの柄などはありましたか?

それぞれ個性があって、並んで見るととても見応えがありましたね!




私自身、今まで天動虫で貰った役史上いっちばん難しかったのがこのアナンケにおけるメアリーという役でした。

この女の子は一体何者なのか、ジャックが追い求める“メアリー”という女性とはどのような関係なのか、謎の多いキャラクターであったため、役作りが本当に難しかったです。




でも、、、、

本当に楽しかった!

個性の強いキャラクターが沢山で、でもみんな同じ方向を向いていて、大きな渦をみんなで起こすことができたのではないでしょうか!