去年の稲刈り後から今までを振り返って(1) | 宇佐本百姓の作業日記

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令和4年産「しあわせ米」注文受付中!

どーも、いなさくです。

あと半月くらいで稲刈りが始まるので、

去年の稲刈り後からの軌跡を振り返ってみます。


🗓️2022年11月

 

作土が浅く硬盤が硬くてスタブルカルチの爪が刺さらないところは

サブソイラで心土破砕すれば、水が抜けない田んぼも水が抜けて、根域も確保できます。

スタブルカルチと組み合わせることでより深く耕すことができます。

Aディンさんと交代で、やりました。

 

🗓️2022年12月

 



しあわせ米で糀をつくってもらっているのは、

宇佐市の漁師町で江戸時代からの古い町並みや文化が残っている長洲町にある

田中味噌こうじ醸造場さん。

そちらに、お米を持ち込み、できた糀を持ち帰り、注文量に応じて小分けします。

 



米粉の袋詰めも冬の時間のあるうちにやって、在庫を確保しておきます。

 

🗓️2023年1月


新規就農の計画をつくりました。

米農家として新規就農する難しさを知ったり、自分の将来についてきちんと考えるいい機会になってすごくためになりました。

 

🗓️2023年2月

 



近くの郵便局でお試し販売しました。

地元のお客さんを増やすためのいい宣伝になりました!

 

🗓️2023年3月



苗用の土を広げて乾かします。

レーザーレベラーやバーチカルハローの使い方を結構忘れていて焦りました。

機械の使い方を復習しておこうと思いました。

レーザーレベラーは田んぼを均平にするための機械ですが、土を乾かすことが目的なので、均平なだけじゃなくて、土が乾きやすい厚さにして広げる必要があります。

広げた土はときどきバーチカルハローで耕して、かき混ぜて乾いてない土を掘り起こします。

 

🗓️2023年4月



苗箱に入れる土を準備します。

スコップで土を土振るい機にかけて、でてきた土をまたスコップで、

ユンボのバケットに入れてフレコンに入れます。

結構重労働で、一日中やるとくたくたになってしまいます。

人間は直立二足歩行する唯一の生物ですが、その強みは、四足歩行と比べて不安定だからこそ重心移動によって素早く、大きな力を得ることができます。

手足がそんなに長くない人にとっては、手足を振り回して遠心力を得るよりは、

重心の移動で、位置エネルギーを運動エネルギーに変えたほうが、エネルギーのロスが少ないのではないかなあと思って、

体制をあまり崩さず体重の移動で力を得られる範囲で動くようにしたら、体力が持続しやすかった気がします。

友達に教えてもらって体験してきた、韓氏意拳という武術の考え方をもとに考えてみました。

 

次回は種まきからです。

つづく…