Vol.1-18 自分のタッチを確立していきたい
(A):少しづつ、自分のイラストを描く、というところに目が向いてますよね
(M):いろんなタッチがあるんです。ファミリー向け、女性向けとか・・・。
こんなのが好き、こんなのを描くと自分が心地よい。
そんなことが分かってきたところに、今、居ると思ってます。
(A):確立していきたい?
(M):自我、というよりは、自分の楽しさ。
この意識で、自分のイラストが発展していったら、
もっと楽しく描けると思う。
そうすれば、見る人も楽しさを感じてくれる。
そんなスタンツが定まってきたのかも。
(A):一時期、こんなの描いて欲しいって、要求ばっかりしてましたものね。
(M):それでたくさん学んだから、良いんです。
Akemiさんにつけてもらった道!・・・って言っておこう(笑)。
(A):恐縮です!(笑)。
ところで、自分のタッチを確立するって、
やっぱりプロとしてのテーマですよね。
(M):「こんなタッチで」と依頼されて描くと、すごく時間掛かりますね。
やり直しも多い。
だけど、私のタッチを見て、気に入って依頼してくださった場合は、
スムーズに一発OK。
こんなことを何度も繰り返してきて、わがままではなくて、相手の
ためにも、自分のイラストというのを、もっと突き詰めて行っても
いいのかな、と・・・。そんな風に思い始めたんです。
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Vol.1-17 デッサンの学校に通う
(A):デッサンの学校に通ったでしょう?
(M):そう、きっかけはAkemiさんですよ。
随分前に言われてから、考えるようになりました。
(A):またまた偉そうに・・・すみません!!
(M):いえいえ、頭打ちを感じてたし、必要かな、って思ったから。
高校生向けの美術大学予備校に通いました。
(A):イラストの線を見てて、
「我流でここまでやってきた今だから、基礎を身につけたら早い!」
って思ったの。
でも、何時の間にやら、本当に通っててビックリしました。
(M):中・高校生だけの中に30代が1人!
少々恥ずかしかったですけど、面白かったですよ。
無事卒業してみたら、自分でも、ある程度やってきた後で、
基礎を学ぶ効果を実感しました。
思い切って通って、本当に良かったと思ってます。
(A):線が生きてきましたよね。
あと、描きたいものに向き合い始めたのもこの頃からでは?。
欲というか・・・。
(M):依頼から入ると、相手の要求に答えたい思いが中心になるから。
デッサンをやっていく中で、“自分の線”というものを感じたのかも。
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Vol.1-16 静かに本気になった時
(A):そんな風に、自分のスタンツに確固たる確信を築くって
本当に大変ですよ。
「イラストレーターになる!」って、静かに本気になった瞬間が
あったでしょう?
(M):やっぱり、家族を説得して、東京のライターの勉強会に行った
ときだと思う。
それまでの自分では考えられなかった行動だから。
(A):世界が広がった?
(M):う~ん・・・。そんな行動をした自分、受け入れてくれた家族、そ
して出会ったライターさんたちの姿。。。
当たり前に存在する世界に、自然に自分が居たことで、リアル
になったのかも。
(A):ほかには?
(M):出会った人たちに声を掛けていただいた時。
そして、自分が描いてみたいテイストの雑誌に売り込みDMを出
し始めたとき。
(A):売り込みって、言うほど簡単じゃないから
(M):東京の勉強会で、聞いたんですよ。
「一日○百通の、売り込みメールを自分に課してます!」って方の話。
その時はじめて、それって当たり前なのね!って思えた。
皆、努力してるんだって、自分の中に、ストンと落ちた。
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Vol.1-15 ただイラストレーターであり続けること
(A):最近、改めてmichiさん見てて思うんだけど、
本当に焦りがないですよね。
(M):ある年齢までは、仕事をセーブしても子どもを優先したい。
これは変わらないですね。
平日に頑張れる事は頑張って、週末などはできれば家族
サービスを心がけたい。
(A):子供優先っていう人って、どこかバランスの悪い人も多いんですよ。
ある時は「差別しないで!」って言うけれど、
ある時は「家庭があるから!」って。
(M):う~ん・・・。
私の場合は、ある意味、仕事に対するこだわりがないかもしれない。
もっと単価の高い仕事をしたいとか、もっと有名になりたいとか・・・。
単純に、ただただ続けていくんだろうなって。根拠も無くて、ただそう思ってる。
(A):ああ、根拠はないのに思えることは、逆に間違いがないのよ!
(M):でしょ!?
パートしながらでも、どんな形ででも、
イラストレーターであり続けるんだろうな~って。
そんな感じ。人がどう思うかだけの違いで、自分では変わら ない。
Vol.1-14 働く母親
(A):現実問題、やっぱり妻&母親ならではの
都合ってあるのでは?
(M):夜の外出は難しいですよね。
あと、夏休みとか、遠方での打ち合わせが入らないように
上手く調整したり。
申し訳ないって思うことが多いです。
(A):私は、出来るだけ、先入観なしに、とにかく誘うことにしてるの。
勝手に、あの人は無理だろうって判断するのは失礼だと思うから。
だけど、言われた側は、やっぱり考えちゃいますよね。
(M):子どもが幼稚園の時、登園拒否っぽくなって、Akemiさんからの
取材の仕事を、キャンセルさせてもらったでしょ?
(A):覚えてない・・・。
(M):そのときに言ってくれたんですよ。
「子どもさんの大事なときだから、一緒にいてあげて下さい。
この今はとても大事です」って。
(A):覚えてない・・・(笑)
(M):言っていただいた事は、忘れられない!(笑)
(A):全部ね、「プラスにした方がお徳!」 って思ってるのは確かかも。
母親目線、専業主婦目線、介護する目線、逆にバリバリキャリア
で生きてる目線・・・。
ほかの人に見えない目線を持ってる、それがまさに武器になる!。
(M):働く母親のスタンツは人それぞれで、一概にこれが素晴らしいとか、
そういうのはないな、と。
いろんな働く母親を見る機会に恵まれてきて、実感してますね。
