脱皮の時 ~スタートラインに祝福を!~ -10ページ目

Vol.1-8 悩んだり迷ったりした時期が長いから・・・


(A):結局ね、そういう地味な部分を超えられるかどうかが、

 仕事として通用するかどうかだと思う。
 michiさんの場合だって、羨ましいスタートと思う人もあるはず。

 でも、失敗だってあったでしょう?
(M):自分が出した企画が通って、経費を考えずにどんどん進めて

 いったら、後で経費が出ないと分かったとか。


(A):そ、そうなの?
(M):経費、って所まで考えが行かなかった(笑)。
 あとでクライアントサンに泣きついて、半分出していただきました。


(A):泣きつくことだって、勇気が要りますよね。
(M):苦い経験、そして今でも思い出す出来事です。


(A):やっぱり、一歩一歩ですよね。でも、大抵、そこで諦める。
 「なんかやりたいの!」って言ってくれるから、その方の伸びそうな

 部分で依頼するんだけど、何か一つ問題が出ると、「そこまでして

 やりたくない!」って。 もったいないな~と思うときがあります。
(M):悩んだり迷ったりした時期が長いから、

 その分、“芯が深く根強い”気はします。
 簡単に行かなくて普通、諦めるという発想もない。

Vo1.1-7 人に評価される自分


michi3


(A):当時、順調にお仕事されてた印象でしたよ。
(M):そうなんです。今から思えば、ですけど。
 公募に応募したら入賞したり、勉強会で出会った人から

 依頼していただいたり。
 

(A):「なんだ、こんなに簡単なんだ」って思った?
(M):そこは、自分に自信がない人なんで(笑)。
 だけど、最初に企画がどんどん通っていくことで、
 「自分がこんなにすんなり人に評価されるなんて!」って、

 やっぱりビックリしてたと思う。


(A):これまで蓄積されてたものが、スムーズに出てきた瞬間なん

 ですよね。人間って、常にインプットとアウトプットの連続だから。
(M):イラストも、単に好きで描いてただけだったのに、
 東京の勉強会に参加するとき、思いきって売り込んだんですよ。


(A):ああ、白夜書房さん!
(M):そうなんです。夫を説き伏せて東京までいったんだから、

 「旅の恥は掻き捨て!」みたいな捨て身の決意(笑)。


(A):あっさり、イラストの仕事、ゲットしてたでしょう?
(M):そうなんです。本当、ビックリしました。大丈夫かな、私!って。
 後で大変でしたけど。


(A):何が?
(M):イラストは描いても、保存方法とか、納品の方法とか、当たり前の

 ビジネス上のことが分からない。聞いてよいのかどうかも分からない。

Vol.1-6 一念発起の東京行き

(A):自分を認めてくれる場所って大切ですよね。
(M):そうですよね。とにかくビックリしたんだとおもう。
 これまで欠点だと思ってたことを、長所だと言ってくれる。
 自分の居場所を見つけたって感じだった。


(A):で、いきなり東京の勉強会に参加?
(M):夫を説き伏せて。これは、一念発起でしたね。


(A):夫にOK出させるって、実はとっても大変なことですよね?

 その行動力はどこから?
(M):バーチャル(ネット)で見てる人たちと、生で会いたかった。
 ここでは、やっぱり、生来の知りたい性格が功をなしたのかも。
 あと、Akemiさんが参加されると知って、会いたかったのもあった。


(A):呼び出してくれたら神戸で会えるのに。
(M):いや、なかなか! バリバリの人、って思ってたし。


(A):私はあの時、イラスト描いてるのを見て、初めから仕事を頼み

 たいと思ってた。
(M):そう、いきなり、「こんなの描けますか?」って。
 で、私が持参してたラフを見て、また、言ったの。
 「ああ、イラストの仕事、出来ますね」って。


(A):またまた、偉そう!
(M):当たり前みたいに呟くから、ストンと信じられるんでしょうね。

 「私、大丈夫かも!?」って。


(A):念のため言っておきますが、思ったことしか言わないから!。

 “よいしょ”はしないですよ。
(M):仕事になると、クレイバーですものね!。後で分かったけど。

Vol.1-5 初めて自分を許せた気がした

(A):フォトショップやイラストレータを覚えたのも、その頃ですね。
(M):年賀状にイラストを描くのに、このタッチはどうやったら描けるんだ

 ろうとか・・・。 その程度の動機。

 仕事のためとか、独学とか、そんな積極的な意識は全くなかったです。
 

(A):だいたい、2通りですよね。
 ひとつは、「絶対、こういう仕事をする!」って執着して頑張って伸びて

 きた人。 もうひとつは、michiさんみたいに、流れの中で、興味関心を

 大事に育て来た人。
(M):環境のなかで生きるしかなかった、というのもあると思う。
 周りは皆、ママで、仕事してる人っていなかったから。
 育児以外のことをやってる、というだけでも、凄く浮いてる感がありました。

 かなりのコンプレックス!


(A):そうだったの? 誰とでも仲良くできる人だと思ってました。

いいな~って!
(M):全然! 「感性が強すぎる。いろんなこと考えてて変わってる!」みた

 いに言われて、「だから、自分はダメなんだ!」って、ずっと劣等感。


(A):仕事の世界なら、個性や感性って、物凄く貴重なのに。。。
(M):SOHOの団体で出合った人たちに、「その感性が凄い才能!」みたい

 に言われて、初めて自分を許せた気がしました。

Vol.1-4 SOHOに出会う


michi2


(A):で、偶然SOHOを知った?
(M):そう、家にいてインターネットは見るようになってたから。
 「ああ、こんな形もあるんだ~」って。


(A):それで、「やってみよう!!」って?
(M):残念ながら、そこまで積極的じゃないの。
 期待に答えられず申し訳ないけど。


(A):山あり谷ありでないと、記事としては刺激がないんだけど(笑)
(M):申し訳ない!(笑)
 ・・・でも、本当に単純に、「どんなだろう?」って。
 先ずは知りたくて、いろいろ調べていくの。


(A):ああ、michiさん 確かにそうだ。
(M):調べて知ることがまず楽しい。それでメーリングリストに入った。


(A):で、私と出合った!
(M):そう、出合った!
 書くのは好きだと思っていたし、入ったところが、ライターの団体

 だったから、自然にライターの方向で・・・。イラストは、好きだった

 けど、仕事にする意識はまだなかったですし。