こんにちは。箱根予選前日ではありますが、全日本大学駅伝が1週間後に近づいています。ということで今回は全日本大学駅伝を100倍楽しむための簡易ガイドを用意しました。観戦する際のお供としてこの記事を利用していただけると大変うれしいです。
 
 
 
〇基本データ
■名称
秩父宮賜杯 第51回全日本大学駅伝対校選手権大会(通称:全日本大学駅伝)
 
■日時
11月3日(日)8:05スタート
 
■コース
8区間106.8km(詳しくは後述)
 
■出場チーム
前回大会の上位8チーム(シード校)
順天堂大、拓殖大(シード校を除いて前回箱根駅伝の上位2校)
各地区予選を勝ち上がった15チーム
全日本学連選抜、東海学連選抜
 
関東からは15チームが参加しています。
 
 
全日本大学駅伝は出雲駅伝、箱根駅伝と並ぶ三大駅伝のひとつとして有名です。10kmを切る区間から20km弱の区間まで様々な特徴を備えた区間が設定されていることから、三大駅伝のなかで最もチームの総合力が問われる駅伝といってもいいかもしれません。
なお、シード権は前回から上位8チームに与えられることになりました。可能性が広がった分、シード争いも熾烈さを増しています。
 
そして、今回大会特有の事情として注意せざるを得ないことのひとつに、箱根予選からの間隔が狭くなったことがあります。箱根予選が例年より2週間ほど後ろ倒しになった影響で、中1週間しか間がありません。
両レースに出場するチーム(東京国際大、明治大、早稲田大、日体大、城西大)は難しい調整を強いられることになりそうです。
 
 
〇区間紹介
前回より8区を除いた各区間の距離が変更となりました。前半区間が短く、後半になるにつれて距離が長くなっていきます。
先手必勝のセオリーどおり、流れを重視して前半区間に強い選手を置くのか、それとも逆転の可能性が高くなった後半区間に強い選手を置くのか、監督の采配にも注目です。
 
それでは、各区間の概要について解説します。
 
■1区(9.5km)
なんと1区が最短区間です。この区間を最短区間と捉えて多少重要度を下げるのか、それでもなお重要区間として扱うのか采配が分かれるところです。ちなみに前回はエース格の選手を起用するチームと成長著しい下級生を起用するチームが半々くらいでした。
 
■2区(11.1km)
2番目に短い区間ですが、やはり2区はどんな駅伝においても重要な区間であることに違いありません。前回は阿部(明治大)、浦野(國學院大)、關(東海大)などスピード系のエースが競演する、とても刺激的な戦いとなりました。しかも彼らを制して区間賞を獲得したのはダークホースの荻久保(城西大)。彼の快走により流れを掴んだ城西大はそのままシード権を獲得。この区間が重要であることを証明しました。
 
■3区(11.9km)
3区も2区と同じく、スピード系のエース格の選手を投入し、まだまだ落ち着かない中で流れを作る区間です。前回は中谷(早稲田大)、今西(東洋大)が見事なごぼう抜きを披露。2区まで苦戦した中、上位で戦える位置へ戻してくれました。
 
■4区(11.8km)
この区間あたりから繋ぎ区間として少しずつ、実績の少ない選手も起用されるようになってきます。しかし、前回は順天堂大がエースの塩尻をここに投入。とんでもないごぼう抜きで格の違いを見せつけました。
 
■5区(12.4km)
ここまでの区間の中では最も距離が長いですが、やや落ち着いた流れの中で走れることもあり、大学駅伝デビューの選手が数多く起用される区間です。
この区間は淡々と刻める選手が結果を残しており、箱根駅伝で復路に起用される選手を多く輩出しています。
 
■6区(12.8km)
この区間は繋ぎのスペシャリストが多く起用される印象です。勝負どころの7区、8区を前に、いい流れをつくるために堅実に走れる選手を起用してきます。なお、前回は法政大がエースの坂東をこの区間に起用。不調の中でもしっかり順位を上げてシード権確保に繋げました。
 
■7区(17.6km)
この7区は前回から一気に距離が伸び、主要区間となりました。 8区よりは距離が短いですが、これだけの距離があれば大逆転の可能性は十分にある区間です。
なお、前回は森田(青山学院大)、山本修二(東洋大)、ワンブィ(日大)など強力なエース達がこの区間に起用されました。特に森田は素晴らしい快走で東海大を突き放し、優勝を決定づけました。
ここにどれだけ力のある選手を置けるかが勝負の分かれ目となりそうです。
 
■8区(19.7km)
最長にして最重要区間です。今まで何度も大逆転がこの区間で生まれています。7区までにも何人ものエース格の選手を投入する必要がありますが、その中で8区まで強い選手を残せるチームこそが勝利を掴むチームです。
 
いかがでしょうか。本当に総合力のあるチームでなければ勝ち抜けないことがおわかりになるかと思います。
 
それでは最後に、今回関東から出場する15チームについて勝手にランク付けしてみました。あくまで主観ですのでご意見等あればぜひお寄せください。
 
A:ゴリゴリ優勝を狙うチーム
・駒澤大
・東海大
・東洋大
・國學院大
・青山学院大
 
 
B:虎視眈々と優勝を狙うチーム
・帝京大
 
 
C:シード権争いを優位に進めるチーム
・中央学院大
・法政大
・早稲田大
・東京国際大
 
D:シード権争いに絡めるチーム
・順天堂大
・城西大
・明治大
 
E:経験を積みながら上位進出を狙うチーム
・拓殖大
・日体大
 
優勝候補に5チームも挙げなければいけないくらい、上位校の戦力が拮抗しています。シード争いも熾烈になること間違いなし。本当にスリリングなレースが展開される気がします。なお、次回からは本気で考えた各チームのオーダーを紹介していきたいと思っております。また見ていただけると嬉しいです。
 

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こんにちは。今回は今週末に控えるビッグレース、箱根駅伝予選会を100倍楽しむための簡易ガイドを用意しました。出雲駅伝のときと同じく、観戦する際のお供としてご活用いただけると嬉しいです。

 

 

◯基本データ

■名称

第96回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(通称:箱根予選)

 

日時

10月26日(土)9:35スタート

 

コース

陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園

21.0975km(ハーフマラソン)

 

出場チーム

箱根駅伝出場を目指す43大学・大学院

 

ルール

各チーム12人出走し、上位10名の合計タイムが早い順に10チームが本戦出場

 

 

箱根駅伝出場を目指しているチームにとってこの予選会はひとつの集大成ということができます。そんな熱い思いを持った約500人が一斉に駆け出す姿は圧巻です。

 

また、前回から距離が20kmからハーフマラソン(21.0975km)に伸びました。この伸びた1km強の距離が勝負の分かれ目となります。

 

 

◯個人タイムの目安

■~59分台

神の領域(学生最高記録は山梨学院大モグスの59分48秒)

 

■60分台

学生の枠を超えて戦えるレベル

なお、日本記録は設楽悠太の60分17秒

前回トップのタイムはキサイサ(桜美林大)の60分44秒

ヴィンセント(国士舘大)は60分10秒の自己ベスト(出場選手中最速)を持っています。

 

■61分台

箱根2区で区間賞取れるレベル

ここに入る選手はスーパーエースです。

前回は塩尻(順天堂大)、片西(駒澤大)、堀尾(中央大)などがここに入りました。

 

■62分台前半

主要区間で上位争いできるレベル

ここに入る選手はエースとして活躍してくれます。

前回は浦野(國學院大)、阿部(明治大)がここに。

 

■62分台後半

主要区間を任せられるレベル

ここに入る選手は駅伝でも安定していい働きを見せてくれます。

 

■63分台

レギュラーは堅いレベル

ここに入る選手が多いチームが層の厚いチームです。

 

■64分台

耐えたと言えるレベル

ここまでに10人が通過するのが理想です。

 

■65分台

苦しんだと言えるレベル

10番手の選手は最低限ここで抑えたいです。

 

■66分台~

厳しいレベル

ここに複数選手がいるチームはエースが相当稼いでくれない限り通過が厳しくなります。

 

 

◯戦術

各チーム上位2、3名はフリーで走って残りの選手は15km付近まで集団走でペースをつくるという戦術が一般的です。

集団走の選手が64分前後になだれ込んでくるレースができればどのチームも通過は間違いないでしょう。

 

 

〇各チームの戦力を考察

現実的に箱根本戦出場を争うことになるであろうチームについて、勝手に考察してみました。

 

A:よっぽどの事がなければ通過するチーム

・中央大

上位校の中では主力の目立ったエントリー漏れが少なく、最も盤石な布陣で臨むことができます。集団走のレベルは中央大が最も高いでしょう。あとは、森凪也、三浦の新ダブルエースがどれだけ高い位置で勝負できるかに注目です。

 

・早稲田大

本来、予選会に出場するレベルの大学ではありません。太田智、中谷、千明など上位で勝負できる選手の層は最も厚いです。あとは新戦力がよっぽど外すことがなければ通過は間違いないでしょう。

 

・東京国際大

私の1位通過予想はこの東京国際大です。ヴィンセント、伊藤のダブルエースの破壊力は全大学中ナンバーワン。真船、山瀬、相沢など脇を固める選手も揃っており、安心して臨むことができます。

 

 

B:ちょっとしたミスならカバーできるチーム

・日体大

数えきれないくらい多くの主力がエントリーから外れましたが、数えきれないくらい戦える選手が多いチームなので大丈夫でしょう。むしろ、今回の予選はきっかけにさらに選手層が厚くなるチャンスです。

 

・神奈川大

今回もいいエントリーができました。普通に走れば普通に通過できるメンバーです。井手、北崎といった次世代のエース候補には日本人先頭集団に挑んでほしいところ。

 

・明治大

大エースの阿部をはじめ、中島、佐々木、酒井など主力が多々エントリーから外れてしまいましたが、次期エースの小袖や鈴木など軸として走れる選手たちはしっかり構えているので心配はしていません。逆にこの状態で上位通過を果たせば、箱根本戦は優勝争いに食い込めるくらいの手応えを得ることができます。

 

 

C:ミスが複数出ると通過が厳しくなるチーム

・日大

いいエントリーができています。ドゥング、武田、横山といったエース格はしっかり上位で勝負できるはず。不安があるとすれば下級生のエントリーが多い点。経験の少ない彼らが大崩れさえしなければ大丈夫です。

 

・城西大

エースの荻久保は日本人トップの有力候補。あとは菅原、菊地も上位集団で稼いでもらいたいところです。実績のある選手がやや少ないのが不安ですが、でも予選会は比較的得意としているチームです。

 

・山梨学院大

近年は低迷が続いていますが、今季は状態が上向いています。ムルワは先頭付近で勝負することになると思いますが、他にも首藤、山田、森山、坪井といった主力から複数人50位以内に入る選手を出したいところです。

 

 

D:ボーダーライン上のチーム

・大東文化大

ダブルエースの川澄、奈良はそれぞれ30位以内には入ってほしいところ。脇を固める選手のうち、佐藤、三ツ星、片根までは計算できます。6番手以降にやや不安がありますが、予選会を得意としているため、悲観する必要は無さそうです。

 

・国士舘大

まずはヴィンセントがどれだけ稼げるかというゲーム。個人1位を獲得する可能性だって十分にあります。日本人選手で大きく稼げる選手は今のところ思いつきませんが、荻原や清水など底上げは確実に進んでいます。彼らが100位前後になだれ込んでくれれば予選通過が見えてくるはず。

 

・上武大

毎年のように「今年こそは上武大の予選通過は厳しい」と言われながら、それでも突破し続ける奇跡のチームです。今回も主力の鴨川が欠場するなど苦しい台所事情ですが、それでもこのチームはしぶとくボーダーラインに張り付いてくるはずです。

 

・麗澤大

本気で箱根駅伝初出場を狙える布陣が整いました。予選会次点に入った前回、山川監督とエースの国川が箱根駅伝を経験することができたことは大きいです。国川以外にも63分台で走る選手を複数出したいところ。植田や宮田、椎野などが候補となってきます。

 

・創価大

2年連続で予選落ちとなっていますが、そう何度も予選落ちを続けるレベルのチームではありません。ムイル、米満、鈴木、葛西と稼げる選手を多数揃えています。あとは全員が実力を発揮するだけ。このカテゴリのチームの中では上位に入る戦力です。

 

E:上手くいけばボーダーラインに食い込めるチーム

・亜細亜大

・専修大

・東京農業大

・筑波大

これらチームはそれぞれ強力なエース(上土井、長谷川、川田、相馬)がいます。彼らの奮闘でどこまでチームを押し上げられるかに注目です。

 

今回の記事は以上となります。箱根予選、私も現地で観戦しますが、本当に楽しみです。一緒に観戦したいって方はご連絡ください。お待ちしております。

 

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こんにちは。

いつも「100倍楽しく箱根駅伝を見る方法」の活動をお楽しみいただきありがとうございます。

激戦の出雲駅伝を終えたと思えば、今週末には箱根予選が控えていたりと、駅伝好きにはたまらない季節がやってきましたね。

 

そんな熱い季節にホットなご案内があります。

 

LINEに登録していただいた方にはたびたびご案内していますが、私たちはオンラインサロン「100倍楽しく箱根駅伝を見る集団」を運営しています。

(以下100倍楽しむ集団と呼びます)

 

これは箱根駅伝が好きな人たちが集まって、

・飲み会を開く

・クイズ大会をやる

・観戦ツアーやってみる

・普通に遊んでみる

・グッズ作ってみる

 

などなど、楽しいことをみんなで作りながら楽しむ有料コミュニティです。

(楽しいコミュニティを運営することに責任を取るために運営費をいただいています。)

 

この有料コミュニティ発足後、第1回目のイベントが先日開催されました。

 

 

題して

 

”アタック25優勝経験のある元クイズマニア主催”

箱根駅伝大クイズ大会

 

です!👏

 

実はこの100倍楽しむ集団の中にアタック25優勝経験のある元クイズマニア(しかも箱根駅伝にもとても詳しい!)の方がいて

その方にクイズを作っていただきました!

 

 

3択クイズや早押しクイズ、山手線クイズなど様々な形式で、箱根駅伝にまつわるクイズが次々と出題される、とても楽しい時間でした。

(ちなみに私も参加したのですが、残念ながら優勝することはできませんでした…。)

 

そのときの様子を簡単にまとめましたのでLINE/Twitterで後日配信させていただきます!

 

 

クイズ大会はこれからも継続的に開催していけたらな~って思っています。

 

 

 

そしてそして!!

 

 

そんな箱根駅伝を100倍楽しむ集団で行う第2回イベントが今週末開催されます。

そう!箱根予選です。

 

題して

「どうせ行くならみんなで行こう!箱根予選集団観戦!!」

です!

 

10月26日(土)9:35から立川市(東京都)で開催される箱根予選をみんなで観戦して、その後で昼ご飯を食べながら感想を話し合う、そんな会にしようと思っています。参加費は無料です。(※昭和記念公園への入場料と昼食代〈実費〉はかかります)

 

参加者の方にもそれぞれ観戦スタイルがあるので、

①観戦から一緒に見たい!

②結果発表の前に集合したい!

③結果発表後に集合したい!

 

このいずれかのタイミングでそれぞれ合流していきたいと思っています。

現時点では、全部で13名が参加する予定です。

 

 

・箱根予選を観戦してみたいけど、どこで観たらいいのかわからない

・詳しい解説を聞きながら観戦してみたい!

・一人で観戦するのはちょっと寂しい

・箱根予選を見た興奮をみんなで分かち合いたい

 

 

そんなあなた、私たちと一緒に観戦してみませんか?もっともっと箱根予選が楽しくなると思います!

 

そして、このイベントに参加した後で、100倍楽しく箱根駅伝を見る集団に加入するか、加入しないか自由に選択していただきたいと思います。

 

箱根予選観戦や100倍楽しむ集団について、少しでも興味があるよ~って方は、下のラインから「興味あるよ~」ってメッセージください!

 

ぜひ参加したい!って方は「ぜひ参加したい!」ってメッセージください!

 

興味ない人は「興味ないよ~」ってメッセージください!

要するに全員からのメッセージお待ちしております(笑)

 

みなさんからのメッセージ待ってます!

 

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こんにちは。

先日行われた出雲駅伝の出場したチームが得た収穫と今後のレース(全日本大学駅伝、箱根駅伝)に向けての考察をまとめるシリーズの後編。出雲駅伝で6位以下となったチームのうち、関東から出場した5校(帝京大、順天堂大、拓殖大、法政大、中央学院大)について爽やかにまとめます。

 

 

7位:帝京大

収穫:小野寺が区間賞獲得

区間10位前後が続いて流れに乗り切れなかった帝京大。直前の記録会にピークが来てしまったのかもしれません。ですが、その中で小野寺がキラリと光る走りを見せてくれました。3人を抜いての区間賞獲得は本当に素晴らしいです。

前回の箱根では5区16位と苦しい走りとなりましたが、もう心配しなくていいでしょう。層の厚い帝京大にまた1枚ゲームチェンジャーが増えました

 

■今後に向けて

今回はエースの遠藤や小森を含めて各選手が本来の実力を発揮できなかったように思います。さらに島貫や星、岩佐など実力者がまだまだ控えています。彼らの力を結集したとき、今回の5強の争いに加わることは容易に想像できます。

 

 

8位:順天堂大

★収穫:前半の流れに上手く乗る

他校のような強力なエースはいないため、前半から厳しい戦いになることが予想された順天堂大ですが、3区終了時点で6位という結果はまずまずよかったのではないでしょうか。

1~3区を担った野口、藤曲、橋本が今季の3本柱となりそうです。今回のように速い流れを耐えることができるなら、今後もシード権の見える位置で戦うことができるでしょう。

 

■今後に向けて

昨季から、駅伝で下級生の活躍が少ないのが気になります。小島、牧瀬、西沢、野村、長山といった下級生からチームを押し上げる走りをする選手が現れることが、さらに上に行くための必要条件となります。

 

 

9位:拓殖大

★収穫:一皮むけた赤崎

拓殖大はエースの赤崎に1区を託しました。前回の箱根では同じ1区で集団から離されてしまいましたが、そこから見違えるような成長を遂げていました。

残り3kmからスパートを仕掛けて2位集団を崩すと、最後まで勢いを保って3位で中継所に飛び込んでくるナイスラン。

今までは主要区間を無難にこなす選手、という印象でしたが、主要区間でも稼げる選手になりました

 

■今後に向けて

2区から5区まで大学駅伝初登場の選手を並べた中で9位という結果は上々と言えるでしょう。期待のレメティキは区間5位でしたが、襷をもらう位置が良ければさらなる爆走を見せてくれるはずです。

石川と松岡を欠く全日本はさらに難しい戦いとなることが予想されますが、新戦力を試しながらチーム力を高めていってほしいです。

 

 

10位:法政大

★収穫:河田がナイスデビュー

鎌田と青木を除く4選手が大学駅伝デビュー戦となった法政大。区間10位以下と跳ね返される選手も多い中、河田が6区8位と素晴らしい結果を残しました。アンカー区間の6区は距離が長く、上級生のエースが登場することも多い、出雲駅伝で最もタフな区間です。

そんな区間でルーキーがこれだけの順位で駆け抜けるのは素晴らしいことです。

今回のアピールで数えきれないほどいる法政大のレギュラー候補から一歩リードした河田。今後が楽しみな選手の登場です。

 

■今後に向けて

残念ながら大きな存在感を示すことはできないレースとなりました。やはり上に行くには佐藤、坪井、岡原といった4年生の力が必要でしょう。しかし、エースの佐藤は全日本もエントリー漏れ。連続シード獲得に向けて正念場を迎えています。

 

 

11位:中央学院大

★収穫:最高峰に挑んだエース

エースの高橋は3区に登場。学生最高峰のランナーである相澤(東洋大)の7秒後にスタートする展開でした。今までの高橋はどんな展開でもクレバーにまとめ上げる選手、という印象でしたが、今回は新たなスタイルで戦うことに。スタートから飛ばして相澤に追いつく積極性を見せました。比較的早い段階で振り払われて1分以上のビハインドを負うことにはなりましたが、それでもエースとしての気持ちの強さを感じる挑戦でした。

この挑戦は今後に繋がります。区間11位という結果以上に収穫のあるレースでした。

 

■今後に向けて

関東勢最下位に沈みましたが、5区栗原が区間20位とアクシデントがあったと思われる走りになった影響が大きいので、チーム状態を心配する必要はないでしょう。今回走らなかった選手にも有馬、石綿、大濱など主力がまだまだいます。

区間が増える全日本からはまた、いつもの粘り強い中央学院大が見られるでしょう。

 

関東からの出場校についてはこれですべて振り返りましたが、総合6位に食い込んだ関西勢の立命館大についても触れる必要があるでしょう。

 

当方はあくまで“箱根駅伝”の楽しさを広めるための活動をしているので、普段は敢えて非関東勢のチームについては触れていません。

しかし、関東勢の半数を倒したというのはとんでもない快挙です。

全日本大学駅伝においても、関東勢とシード権を争うことになると思われる要注目のチームです。

 

これで出雲駅伝の振り返りを終わります。次回は箱根予選をワクワクさせる記事を書きますのでお楽しみに。

 

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こんにちは。

昨日の出雲駅伝、とても白熱した好レースでしたね。最後の最後までどこが優勝するかわからない展開に一瞬たりとも目が離せませんでした。そんな出雲駅伝で各チームが得た収穫と今後のレース(全日本大学駅伝、箱根駅伝)に向けての考察をまとめていきます。前編となる今回は、出雲駅伝の上位5チーム(國學院大、駒澤大、東洋大、東海大、青山学院大)についてまとめます。

 

 

優勝:國學院大

★収穫:全員が100点の好走★

今回のような戦力の拮抗したレースでは、優勝するためにはひとつのミスも許されません。浦野、土方、藤木の三本柱は心配不要でしたが、それ以外の3選手も期待以上に走ってくれました。

特に5区の茂原。出雲の距離は彼には短すぎるかもと思っていましたが、ビハインドを最低限に抑えて6区土方主将の大逆転に繋げてくれました。

 

そして土方も素晴らしかったです。4位から全員ぶち抜いての首位奪取は鳥肌が立ちました。コンディションが良かったとはいえ、区間タイムは一色(青山学院大)を抜いて日本人歴代1位。彼もまた、國學院大史上最高のエースです。

 

■今後に向けて

今回走っていない選手の中にも島崎、殿地、中西唯など楽しみな選手が複数控えています。さらに、3本柱の破壊力は全大学中最強クラスであることを考えると、全日本大学駅伝も優勝候補として臨むことになりそうです。

もしかしたら三冠を達成してしまうかも?國學院大の歴史を変える挑戦から目が離せません。

 

 

2位:駒澤大

★収穫:田澤が鮮烈デビュー★

3区を走った田澤、スーパールーキーとして期待されてはいました。それでも、いきなり浦野(國學院大)、吉田圭(青山学院大)と学生長距離界を代表するエース達と勝負するのは荷が重いと思っていました。ですが、そんなレベルに収まる選手ではなかったようです。終始食らいつき続け、最後は後ろから追いついてきた相澤(東洋大)ごと置き去りにする鮮烈なスパート。錚々たるメンバーの中で1番に中継所に飛び込んでくることに。

これは自信になったでしょう。全日本以降も切り札として活躍してくれそうです。

 

■今後に向けて

今回出走していない選手にも大坪、神戸、加藤、小島、小原など実力者が多数控えています。駒澤大は距離が長くなればなるほど、区間が増えれば増えるほど強くなるチームです。それなのに距離が短く区間数が少ない出雲駅伝でも、あと一歩で優勝というところまで漕ぎつけているのです。全日本、箱根こそ本気で優勝が狙えます

 

 

3位:東洋大

★収穫:新たな主役候補の躍動★

主力の吉川、鈴木、渡邉が欠場、西山も故障明けということで決して万全なオーダーでは臨めなかった東洋大。それでも優勝が見えるところで戦えたのは新たな柱が誕生したからです。

特に2区の大澤と6区の定方。

大澤はスピード区間で最もスピードに乗った走りを見せました。この区間で順位を上げたことでレースの流れに乗ることができました。

6区定方も、格上の中村大聖(駒澤大)を追いかけるハードな展開の中で力を出し切れたと思います。突っ込みながら最後まで粘る走りは昨年の吉川を彷彿とさせました。

主要区間で戦える選手が2人加わったことはとてつもなく大きな収穫です。

 

■今後に向けて

東洋大が課題としていた層の薄さが解決に向かっていることは明確です。吉川が戻ってくる全日本はさらに期待していいでしょう。やっぱり東洋大は強いチームです。

 

 

4位:東海大

★収穫:市村が好デビュー★

直前の記録会で好走してメンバー入りを果たした市村。4人の先頭集団から30秒差の単独走を強いられるという難しい展開の中、区間2位のタイムで走破したのは素晴らしいことです。デビュー戦でこの走りは今後に期待が持てます。一気に信頼度が高まりました

 

■今後に向けて

選手たちからはなんとなく、夏合宿からの疲労が抜けていないのかなと思う場面もありました。とはいえ、目標としていた三冠を逃したことは決してOKではないでしょう。今回外れた關や小松、名取も加わる全日本で覇権奪回を狙います

 

 

5位:青山学院大

★収穫:若手中心で流れ作る★

フレッシュなメンバーで臨むこととなった今回の出雲駅伝。はっきり言って駅伝での実績から計算できるのは3区吉田圭太だけという状態でした。

それが、5区途中まで首位争いをできたのだから、ひとまず成功と言っていいでしょう。

特に2区と4区でそれぞれ区間賞を獲得した岸本と神林が素晴らしかったですね。

全日本以降の逆襲に向けて頼もしい戦力が加わってきました

 

■今後に向けて

無念の失速となった竹石の状態が心配です。前回の箱根から苦しい走りが続いていますが、青山学院大の王座奪回に向けては必要不可欠な選手です。完全復活を待ちましょう。

 

今回はここまで。続きはまた次回、お楽しみに!

 

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