こんにちは。
先日行われた全日本大学駅伝を爽やかに振り返るシリーズ第二弾。今回は全日本大学駅伝6位~10位のチーム(早稲田大、國學院大、帝京大、順天堂大、中央学院大)についてまとめます。
6位:早稲田大
収穫:エースの完全復活
昨季、早稲田大が低迷した大きな要因にエース太田智樹の故障がありました。出雲、全日本は欠場し、何とか間に合わせた箱根も2区21位の失速。エースがこんな状態では、結果が出ないのもある意味納得です。そんな太田が最終学年になって華麗に復活を果たしました。2区8人抜きの快走で流れを作り出したのはまさにエースの仕事。これほど心強いトピックスはありません。
・箱根に向けて
今年の早稲田大は中谷、千明、太田直希、井川、鈴木と下級生が非常に元気です。でも早稲田大が強いのは4年生が強いとき。今回は太田智樹と新迫が出走しましたが、まだ控えている4年生はたくさんいます。大木、真柄、伊澤、遠藤、三上、尼子。シード権は既に獲れる布陣ですが、それ以上を目指すなら彼らの力が必要です。
7位:國學院大
収穫:三本柱に頼らず流れを取り戻す
出雲駅伝を制覇したことにより、優勝候補として臨むことになった國學院大。全日本では浦野、土方、藤木の三本柱が稼ぎ、それ以外の選手がどれだけ粘れるか、という戦いになると展望されていました。
しかし、浦野、藤木を投入した3区終了時に総合9位とまさかの出遅れ。優勝は現実的に厳しくなりました。
それでもただでは終わらないのが今季の國學院大。4区中西大翔が3人抜きの好走で追撃を開始すると、5区青木が区間賞の快走で4位まで上昇、初駅伝となった6区中西唯翔も順位をキープし、優勝の可能性が再び見えるところに。
7区以降は追い上げきれませんでしたが、國學院大は本当に強いということを滲ませるようなレースでした。
・箱根に向けて
今回失速した藤木、茂原も実力者なので箱根では心配いらないでしょう。しかし、箱根駅伝には10人の選手が必要です。全日本で走った8人に加えてあと2人、優勝を目指すうえではギリギリの選手層です。ここに殿地や臼井が入ってくれれば心強いところですが、どうでしょうか。
8位:帝京大
収穫:驚異的な強さを発揮
帝京大は序盤から出遅れて4区終了時には8位と2分近くの差が開いた13位。このまま目立たずにシード権を落とすものだと思っていました。
ですが、私は帝京大の強さを忘れていたようです。
今季戦列に加わった5区橋本、6区中村が揃って区間8位と逆襲の土台を作ると、7区星が実力を遺憾なく発揮してシードラインに急接近。8区小森が順天堂大とのマッチレースを冷静に制して見事にシード権を獲得しました。
このシードの獲り方はめちゃくちゃ強いです。いつの間にか上位に浮上する素晴らしいレースでした。
・箱根に向けて
選手層が申し分ないこと、個々の選手が逞しいことは十分わかっています。シード権も当然のように獲得するでしょう。そして、帝京大には遠藤、島貫とチーム随一のスピードランナーがまだ登場していないというとんでもない伸びしろがあります。彼らが100%の力で戻ってきたとき、優勝候補のチームにも恐怖を与えることになるでしょう。
9位:順天堂大
収穫:首位争いを展開
今大会最大のサプライズは順天堂大が6区まで先頭争いに絡み続けたことでしょう。1区野口が4位と絶好のスタートを切ると、2区橋本がコースを間違えながらも一時的に首位を奪取。そこから6区西澤まで区間上位を取り続けており、順天堂大は最も安定して上位で走り続けるチームとなりました。最後は他校の追い上げに屈しましたが、それは結果なので仕方ありません。
昨季までの順天堂大は序盤の出遅れを塩尻が圧倒的にカバーするというレースパターンを繰り返していましたが、全員の力で塩尻の穴をカバーする駅伝ができました。この収穫は大きいです。
・箱根に向けて
出雲、全日本を経て、野口、藤曲、橋本と前半区間を戦えそうなメンツが成長してきました。さらに野田や難波など復路で稼げる実力者がまだ控えています。全日本で先頭争いをした経験を自信に、少なくともシード争いには絡んでこれるはずです。
10位:中央学院大
収穫:高橋がエースの働き
エースの高橋、出雲駅伝では果敢に相澤に挑んだ結果、失速するという体験をしましたが、4区にエントリーされた今回は関東勢では最下位の17位とまた試練の位置からスタートすることになりました。そして結果は3人抜きの区間5位。
これはまさにエースの働きです。高橋が悪い流れを一掃したおかげで、5区以降も常に順位を上げ続け、もしかしたらシード権のチャンスがあるかもしれないというところまで持ってくることができました。
やはりエースは高橋。箱根駅伝でも自信を持って2区を任されることになるのでしょう。
・今後に向けて
とはいえ出雲、全日本ともにチーム順位は満足できる水準ではないでしょう。箱根に向けてキーになるのは武川、小島といった活きのいい1年生。彼らがこの流れをいい方向に導いてくれる気がしています。
今回はここまで。次回は全日本大学駅伝を爽やかに振り返るシリーズ最終回です。お楽しみに。
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