こんにちは。
今回からは、先週行われた出雲駅伝の出場したチームが得た収穫と今後のレース(全日本大学駅伝、箱根駅伝)に向けての考察をまとめていきます。今回は前編。出雲駅伝の上位5チーム(青山学院大、東洋大、東海大、拓殖大、帝京大)について爽やかにまとめます。
〇青山学院大(優勝)
■収穫:期待通りの展開で勝利
青山学院大は今回、明確に前半勝負を意識したオーダーを組みました。三本柱と呼べる橋詰、鈴木、森田をそのまま1区~3区に配置。その3人がしっかり後続を引き離して後半区間に繋ぐと、4区以降も自分のできる最大限の走りを展開して逃げ切りました。一つの取りこぼしが敗北に直結するプレッシャーの中、完璧につないだ青山学院大、文句なしの優勝でした。
■今後に向けて
今回走ったメンバー以外にも、小野田、林、梶谷と超実力派の選手が準備万端で控えています。彼らが加わる全日本大学駅伝は出雲駅伝以上に優勝の確率が高そうです。
〇東洋大(2位)
■収穫:終盤区間で驚異の底力を発揮
東洋大も青山学院大と同じく1区~3区に相澤、西山、山本の三本柱を投入してきました。しかし、それぞれ少しずつ青山学院大の選手に届かず、3区終了時に30秒を超えるビハインドを追ってしまうことに。この時点で優勝は絶望的かと思いましたが、5区今西と6区吉川がそれぞれオーバーペース覚悟で突っ込み、あと僅かで青山学院大を捉えるところまで追い上げてくれました。
上手くいかない部分もありながら王者を追い詰めたあたり、今季の東洋大は底知れぬ強さを持っていることを感じさせました。
■今後に向けて
今回走った6選手に全日本大学駅伝から復帰する渡邉を合わせた7区間は青山学院大と互角以上に渡り合えます。それ以外の区間を埋めるような新星が現れたとき、東洋大は王者となるのでしょう。
〇東海大(3位)
■収穫:新戦力が役割を果たす
今回の東海大は前回の出雲駅伝の優勝メンバーのうち何と4選手が出走できず、關も本調子でなく4区に回るという非常事態の中で臨むことになりました。そんな状況でも3位を確保できたのは駅伝初登場の3選手(西川、郡司、湯澤)がしっかり期待された役割を果たせたからです。
彼らの走りによって東海大の層の厚さが脅威であると改めてライバル校は認識したのではないでしょうか。
■今後に向けて
とはいえ故障者が戻ってこないことには優勝争いは厳しいです。三上、鬼塚、阪口、松尾、塩澤、小松などなど、出雲駅伝を欠場した選手のうち何人戻ってこれるかが今後に向けてのキーとなるでしょう。
〇拓殖大(4位)
■収穫:デレセに頼らず上位争い
一時は東洋大と2位争いを展開するなど大きな見せ場を作った拓殖大。もちろん3区区間賞を獲得したデレセの貢献度は高いのですが、彼以外の選手も速い展開にしっかり対応しました。
特に、今までスターターでは好成績が残せていなかった1区馬場、平地初登場となった2区硴野がそれぞれ強豪校の中に割って入る好走。今年の拓殖大は何か違うと思わせる快進撃でした。
■今後に向けて
実は拓殖大は全日本大学駅伝の出場権を持っていないため、次は箱根駅伝本番となります。3か月弱ビッグレースがない分、じっくり調整してまた箱根路で今回のような快進撃を見せてほしいところです。
〇帝京大(5位)
■収穫:主力を欠いても過去最高順位
これまでスピード駅伝を苦手としていた帝京大。さらに畔上や竹下といった大黒柱が欠場ということで今回も厳しい戦いが予想されていましたが、どうやら今の帝京大は想像以上に進化しているようです。
スーパールーキーの遠藤が1区を11位ながら前の見える位置で繋ぐと、2区横井が期待通り4人抜き。3区岩佐が踏ん張ると4区谷村5区星の新戦力コンビが躍動して5位まで順位を上げました。6区島貫も後続の猛追を受けながらも順位をキープ、今の帝京大はスピード駅伝でも十分戦えることを証明しました。
■今後に向けて
出雲駅伝のメンバーに畔上、竹下、平田など実績十分な選手が加わると想像すると楽しみな感情しか生まれません。全日本大学駅伝でも初のシード権獲得は射程圏内でしょう。
今回はここまでにします。次回は残りの関東のチームについて考察をまとめていきますのでまた読んでください。
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