大谷翔平に負けるとも劣らぬ天才的プロ選手が井上尚弥。
フルトンの今までの試合ぶりを見ていて、井上が勝つとは思ってはいたものの、あそこまで圧倒的強さでリングに沈めるとは予想していませんでした。
二人ともその強さを培い、維持しているのもたぐいまれな努力と鍛錬のせいであることは言うまでもないのですが…
井上尚弥は1993年生まれ、大谷翔平は1994年生まれですが、彼らと同じ年齢なのが池田小学校事件で犠牲になった子供たちです。
ともすれば小学生のままでいるかと錯覚しますが、もし生きていたらいったいどれほどの社会的貢献をしていたのだろうと思うのです。
何しろ秀才の子供たちです。ひょっとしたら医者や法律家などになっていたかもしれません。
大谷翔平や井上尚弥が生きてきてくれたことに、スポーツを愛する人たちは感謝していることでしょう。幼いころに命を落とさなくてよかったと思うでしょう。
池田小学校事件の犠牲者に限らず、幼い子供たちが命を落とすのを見るのはつらいですね。親であれば「死んだ子の年を数える」という思いがするでしょうし、その親の気持ちを慰めることは決してできないでしょうし。
宅間守が死刑になったとて、問題は解決しません。事件は解決しても問題は解決していないのです。
子供は社会の宝と言います。それは大きくなったら大いに社会貢献をする可能性を秘めているからです。
大阪で我が子を突き落として自分も飛び降りた母親がいました。女児は命を取り留めたということですが、突き落とされる寸前の恐怖はこの女児に付きまとうかもしれないと思うと心が痛みます。
子供は決して「神の敵」ではないのです。そのように述べたエホバの証人統治体成員スティーブンレットの認識はサイコパス資質を表しています。