差別主義者特有のステレオタイプな考えをキリストの愛を求める信者に植え付けるスティーブン・レット | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

スティーブン・レットの話し方は非常に強い差別主義者の特有の特徴を有しています。これは黒人やアジア人差別主義を掲げるKKKの人種差別主義者や、反ユダヤ主義を掲げる一部のカトリック教徒の民族主義者に共通するものです。

 

KKKは黒人を「危険な存在」と見なしています。反ユダヤ主義も、ユダヤ人はキリストを処刑したので神の恵みを失ったとみなしています。

 

KKKと白人の対立を描いた映画は「評決のとき」で1996年の作品ですが、黒人を危険と見なすKKKが黒人にとっていかに危険な存在であるかを強調しています。「黒人は危険な存在なので何をしても良い」という考えの白人がやはりいるということです。コロナ禍のいまアメリカではアジア人に対するヘイトクライムが激増しているそうですが、そういう白人至上主義があるのです。

 

 

KKKには社会的には高い地位にいる医者とか実業家などもいます。反ユダヤ主義者もまたそうです。そしていずれもキリスト教が関係しています。KKKはプロテスタントの白人のみがアダムの子孫であるといいい、有色人種を劣等人種と見なしているようです。反ユダヤ主義はカトリック信徒の中で根強く残っているものです。

 

そして統治体は「忠実で思慮深い奴隷級」「選ばれた民」であり自分たちを批判する「背教者」は神の裁きを受け業火に包まれるという考えを信者に植え付けています。「統治体至上主義」なのです。KKKが白人のみがアダムの子孫であると主張するのと、統治体が、自分達のみが神の唯一の経路と主張するのは本質的に同じものです。

 

スティーブン・レットは繰り返し『エホバは親切だ』と唱え、篤信の神のしもべである印象を植え付けています。そしてサタンがいかにあくどいものかを強調し信者の心にサタンへの憎悪感情を育てています。

 

 

このようにしてサタンに対する警戒心を強めますが、レットはサタンが非常に強いとも言っています。これは現在エホバの証人に対する批判が世界中で沸騰していることで統治体成員が危機感を持っていることを明確に意識してのものでしょう。しかし統治体はそういう批判に耳を傾けるでしょうか。そのようなことはありません、批判者の批判は「自分たちが追い出されたので怒っている」という意識を信者に植え付けます。

 

 

レットは「サタンが強制的に追い出されたので怒っている」と言いますが、これは明らかに排斥処置を受けた人たちが組織を批判するのは「追い出されたからだ」と述べ、その主張の内容を精査することはありません。レットは排斥処置を正当化していますが、レットから見ればレイモンド・フランズも排斥になったので、怒りに狂い、組織批判の本を著したということになります。レイモンド・フランズはレットに言わせればまさにサタンなのでしょう。確かに元HLC委員のように「追い出されたから神を誹謗する」人もいるので、そういう人は統治体の言い分を正当化する証拠の一つにはなります。

 

ただレットがここで「組織を追い出されたから怒り狂っている」と批判する人の動機を決めつけたのは、レット自身も組織から追い出されると組織を批判する人間であるということを告白したようなものです。話すことが道理にかなっているかどうかは彼にはどうでもよく、組織にいるかいないかが動機だと思っているのです。

 

しかし多くの離れた人たちは組織の中で行われる偽善的j行為や隠ぺい工作を知り、失望した結果離れたのです。組織が国連組織に登録していたことなどはそのひとつです。そのような組織の矛盾に対して批判する人は誠実な動機でする場合もあるのですが、そういう誠実な人をレットは特有の野卑な譬えで表現します。

 

 

識別力を持って、良心的に組織に対して疑問を持つ人をマフィアや麻薬常用者やテロリストになぞらえるのは完全に誹謗中傷ですが、そのようなものにたとえることで信者が情報を取り入れることを遮断しようとしています。このような譬えに洗脳された人とまともに話し合うことはできないでしょう。

 

外見だけで言うならこの人たちの方がはるかにマフィアっぽいですけどね、

 

KKKや反ユダヤ主義者が、差別対象を人間としてみなさないのは、差別対象が危険であり、神の恵みを失ったとみなすからです。心筋梗塞を患った人に対して、さらに心的ストレスを加えた長老も、その人を危険と見なし、神の恵みがないとみなしているからで、それはレットのような統治体の教えを受けたからです。この長老はレットの話を聞いてさぞ自分のとった行動を正しいとみなしているでしょう。しかし差別対象を危険と見なす方が、本当に危険であるように、そのようなことを平気でする長老がウジャウジャいることの方がはるかに危険です。

 

レットはまた国家に対しても誹謗中傷をしています。

 

レットはこの後ナチス・ドイツで迫害を受けたエホバの証人の例を出していました。つまりロシアをナチス・ドイツと同じレベルに置いたのです。ロシアはエホバの証人を過激宗教と認定したのですが、それは十分根拠のあるものでした。しかし決して耳を貸そうとしない統治体はロシアの言い分を聞こうとしませんでした。豪州王立委員会でジェフリー・ジャクソンは「自分たちに不備を指摘してもらった委員会に感謝します。」と言って改善を約束しました。そこには「二人の証人」の取り決めや、断絶処理などの過激な組織運営も含みます。しかし統治体としては結局は過激性を改善しないで、それを指摘した国家までも誹謗中傷し、結果的に自分たちの過激性を皮肉も示したのです。

 

レットの表情に寒気がしたのは次のシーンです。ナチス・ドイツで処刑されたエホバの証人について語る場面です。

 

 

これは笑顔でしょうか。