街中のファッションビルにある自然食品の店で、電磁波の勉強会があった。
講師は知人で、誘われて参加することにした。
早めに着いた私は、時間を潰そうと、うろうろ店内を歩いた。
素晴らしい品揃えだった。価格も幅があって、お財布に優しい。
ただ。
私には、店内が明るすぎた。
天井にはたくさんの埋め込み式のLEDライトが、点いている。
私の苦手な白い明かりだ。半分を取り外しても、十分、明るいのに。と思う。
もっと、ゆっくり商品を見たいが、店内に立っているのが苦痛になった。
店奥の勉強会スペースで、座って待つことにした。
座ることで、天井の明かりから距離が出来て、幾分楽になる。
そうこうしてるうちに、人が集まり、勉強会が始まった。
が。
真後ろがいけなかった。
大きな最新超音波加湿器が、不気味な静けさで、こんこんと蒸気を出していた。
加湿器は最新ほど、電場も磁場もすごい。
我が家の加湿器は、極力近づかないようにして、更に、電磁波シールドメッシュで吹き出し口部分をくりぬいてカバーを作って被せている。
もちろん、カバーはアースを取っている。
我が家のコンセントにはアース端子が付いているので、手軽にアースが取れる。
小さな家なので、家電と人との距離が近く、四苦八苦しているわけで、スペースに余裕のあるお宅は、家の中の人里離れた場所に置いて下さい。
と。
話は戻して。
会場は満席で、加湿器から離れた場所に移動できなかった。
私は頭の痛さに耐えるのを止めて、勉強会を早々にリタイアした。
夜、講師に詫びのメールを送った。
返事が来た。
電磁波過敏症の人は、そもそも、あの場所に来れない。一番伝えたい人に、言葉が届かない。どうしたものか、と。
そして、こうもあった。
電磁波は体に害はない。という説に疑問を持つ人は、確実に増えている。誰もが真剣に話を聞いてくれた、と。
