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田舎の軽トラ野郎

大工独立したて

 

 

前回の続きです。

 

 

前回は、ブロック積の前段階の柱の根切り工事、束石設置工事を行いました。

 

 

今回は、ブロックを束石の間と間に入れていくようにします。

 

 

もともとの建物の土台の通りから直角を出しました。

 

 

 

上の写真の黒い墨がブロックの内側になります。

 

既存の建物からの大矩はレーザー墨出し器で見ている墨でもあります。

 

奥の赤い墨は、既存の下屋の桁からの通りで出した墨になります。

 

 

大矩(オオガネ)・・・直角のこと。三平方の定理(3.4.5)でも出せます。現在はレーザー墨出し器で簡単に出せます。

 

 

今回は1段しか積みませんが、基礎の用途なので鉄筋を入れられるように横用のブロックを使います。

 

 

 

上の写真は横用ブロックのコーナー(角、もしくはブロックの最後の所)です。

 

穴の所から鉄筋を出せるようにあらかじめこのような製品で売っています。

 

 

打ち込みアンカーで全ねじを取り付けていきます。

 

 

14.5㎜の下穴を空けていきます。

 

 

下穴は打ち込みアンカーにシール等で明示してあります。

 

 

ブロック基礎にするので土台を取り付けるためにアンカーボルトのようにしていきます。

 

 

今回の打ち込みアンカーは、コンクリートの厚みが7cmしかないので、5cmの深さで打ち込めるM10用のアンカーにしました。

 

 

アンカーボルト・・・基礎に埋め込んでいる土台を緊結するための金物。

 

打ち込みアンカー・・・あと施工アンカーともいう。 コンクリートに下穴をあけて専用のポンチで打ち込む。

              くさびのようなものがついており、打ち込むことで中が広がって抜けなくなる。

 

全ねじ・・・サンダー等で切断して使用する。軽量鉄骨の場合は吊り天井用のボルトにも使用される。

        打ち込みアンカーや様々な用途の金物と併用することで、いろいろと使用できる。

        基礎やスラブに使う場合は基本的にM12の規格のものを使用する。

 

くさび・・・直角三角形や台形、V字のかたちで出来ている木片、鉄片。打ち込むことで広がる。反対に圧縮させる用途もある。

 

 

今回は以上です。

 

 

 

今度のDIYはブロック積みです。

 

 

ブロック積みまではいろいろありましたので少し長くなります。

 

 

もともと台所だったところを中だけ解体しました。

 

 

ここの台所は下屋の部分にかなり窮屈な状態で部屋にしていました。

 

 

ですので、天井の高さがもともと2m10cmしかなく土間の上に『大引き』が置いてあるだけの状態でした。

 

 

『大引き』というのは9cm角の木材で床の下にあるものです。

 

 

 

そして、下屋の柱は土の中に埋めてある状態で『掘っ立て柱』の状態でした。

 

 

 

掘っ立て柱・・・大昔の出雲神社(天空)で有名な工法です。

 

 

 

場所によっては、腐っているのもあったり、腐っていないものもありました。

 

 

今回は柱の下を『根切り』して柱の下を犬走のコンクリートと一体としました。

 

 

根切り・・・柱の一番下をある程度の長さを切ること

 

 

その上に『ボイド管』を型枠にして生コン打設時に束石を作りました。

 

 

ボイド管・・・紙でできている筒状のもの  住宅の基礎やコンクリートの壁の貫通する部分にあらかじめいれておく筒

 

 

その時に柱が風圧で屋根と飛ばされないように羽子板をコンクリートに食い込ませておきました。

 

 

羽子板の下は『座彫り座金』を締めてコンクリートから抜けないようにしておきました。

 

 

 

座彫り座金・・・商品名でいうとカットスクリューと呼ばれるものです。

 

 

 

今日は以上です。

 

 

こんかいは、ポリカ波板の貼り替え工事です。

 

 

 

緑の屋根と茶色の小屋の間にある下屋の葺き替えになります。

 

 

この屋根は、今まで1回葺き替えをしています。

 

建ててから30年程度経ってます。

 

 

前回の葺き替えは、予算の都合で2100㎜を中間で繋ぎました。

 

 

経年劣化と屋根勾配が緩い(1寸勾配)こともありまして、12年くらいで雨漏りがひどくなってきました。

 

今回のポリカは最初に葺いてもらったときと同じく特注品で1枚もので頼みました。

 

4mまでは既製品であるのですが、自宅の下屋は、4m50cmないと足りません。

 

そして、今どきはかなり熱くなりますので『熱線カットのポリカ』にしました。

 

 

1寸=30.3030303・・・・㎜

 

1寸勾配とは、cmに直すと、303㎜水平に線を引いたら、30.3㎜立ち上げて、直角三角形 『◢』 を作ります。

 

このくらいの角度だということです。

 

分度器で表現すると5.71度になります。

 

 

 

 

 

もともとは一番手前の桟木から5cmだけしか出ていませんでした。

 

下の画像の3枚目を見ていただけると雨がトタンの裏に回って一部分腐っていました。

 

 

雨どいも昔の金属のものでしたので塩ビ製のものに変えました。

 

雨どいの取り付けのコツですが、まず金具を一番端に打ちます。(雨どい3600㎜1本の両端)

 

雨どいを仮において、水を少し流してみると流れるかどうか確認できますのでおススメです。

 

金具(樋受け)の間隔は600㎜です。

 

破風のトタンもきれいにして戻しました。

 

 

 

 

これで雨漏りは大丈夫だと思います。

 

 

ポリカの貼り方はYouTubeにも載っていますので、桟木の感覚、専用ビスの説明、先端の出す限度は割愛させていただきます。

 

個人的にはコメリで出している動画が分かりやすいです。

 

後で検証しましたが、雨どいにしっかりと水は受けていました。

 

熱線カットを使いましたが、予想以上の効果がありました。

 

肌感覚ですが気温30度超えてても下屋の下は1℃~2℃くらい涼しい感じがしました。

 

以上です。