前回の続きになります。
前回はトタン貼り工事まで終わりました。
追加の工事で小屋の裏側がもともと土でしたので、土間を打ってほしいということでした。
大工なので、
プロよりも下手ですし、プロのような仕上げまではいきませんが
と了解は得ています。
どうしてもこのくらいの細かい仕事を頼める方がいないそうです。
施主様が自分で石垣を一段だけ並べて土留めにしていました。
今まで石垣の上にコンクリート打つなんてことはやったことがありませんでしたが、できる限り、知恵を絞ってやってみました。
まず、型枠をまっすぐ通りよく揃えたいので、杭を打って水糸を張って石垣の一番出ている場所で通りを合わせました。
型枠は石垣に振動ドリルで穴開けをしてコンクリートビスで固定しました。
端の型枠は、歩くとこではないですが、コンクリートが角立っていると欠けやすいので発砲面木を取り付けました。写真では見ずらいと思います。
1段下は一般的な方法で杭を打って、水平の墨を出して、それから勾配をだしてモルタルの天端になる位置で木材を取り付けました。
石垣が天然石なので、どうしても隙間ができてしまいます。
そこで、コーキングするときに使用する発砲のバックアップ材を詰めてコンクリートが流れ出ないようにしました。
あとは、コンクリートをスコップで運ぶときに結構飛び散ります。養生をしておきます。





コンクリートを打つ前に砕石を10cm敷いて、『タコ』と呼ばれる土を締める道具で土を締めて、砕石を転圧しました。
石垣の周りは、『タコ』では大きすぎて締め固めることができないので、9cm角の70cmくらいの長さの木材で『木口』を土に叩きつけて締めました。
砕石を10cm敷くのはなぜかというと、東北地方のような寒冷地では、冬に土が凍結した際にコンクリートに凍みてボソボソになる現象が起きます。
その他にも霜柱等でコンクリート表面が割れてしまったりする場合もあります。
その対策で砕石を敷きます。
型枠の下の段は何かというと、雨水の排水のための側溝風のようなものです。
こちらはモルタルを打って定規すりをして、写真では分かりずらいですが、Vの字の形にしてあります。
定規すりというのは半貫(厚さ15㎜×幅45㎜)のまっすぐな材木でモルタルの表面を平らにしたい時や形を作りたい時にやる左官屋さんの施工の仕方です。
既存部分の犬走りが離れて割れていたところはその上にセメント用の接着剤を塗って、モルタルを斜め45度くらいに水が入らないように補修しました。(最後の画像)
コンクリートとモルタルの厚みは、ともに4cmにしてあります。(人が歩くところではないため)



コンクリートは、1度目はモルタルゴテ、2度目、3度目は土間ゴテで仕上げました。
コンクリートはハンドミキサーという機械で練りました。
使用したコンクリートの量は、25㎏で7.5袋、モルタルは4.5袋でした
今回は以上です。