今度のDIYはブロック積みです。
ブロック積みまではいろいろありましたので少し長くなります。
もともと台所だったところを中だけ解体しました。
ここの台所は下屋の部分にかなり窮屈な状態で部屋にしていました。
ですので、天井の高さがもともと2m10cmしかなく土間の上に『大引き』が置いてあるだけの状態でした。
『大引き』というのは9cm角の木材で床の下にあるものです。
そして、下屋の柱は土の中に埋めてある状態で『掘っ立て柱』の状態でした。
掘っ立て柱・・・大昔の出雲神社(天空)で有名な工法です。
場所によっては、腐っているのもあったり、腐っていないものもありました。
今回は柱の下を『根切り』して柱の下を犬走のコンクリートと一体としました。
根切り・・・柱の一番下をある程度の長さを切ること
その上に『ボイド管』を型枠にして生コン打設時に束石を作りました。
ボイド管・・・紙でできている筒状のもの 住宅の基礎やコンクリートの壁の貫通する部分にあらかじめいれておく筒
その時に柱が風圧で屋根と飛ばされないように羽子板をコンクリートに食い込ませておきました。
羽子板の下は『座彫り座金』を締めてコンクリートから抜けないようにしておきました。
座彫り座金・・・商品名でいうとカットスクリューと呼ばれるものです。
今日は以上です。