こんかいは、ポリカ波板の貼り替え工事です。
緑の屋根と茶色の小屋の間にある下屋の葺き替えになります。
この屋根は、今まで1回葺き替えをしています。
建ててから30年程度経ってます。
前回の葺き替えは、予算の都合で2100㎜を中間で繋ぎました。
経年劣化と屋根勾配が緩い(1寸勾配)こともありまして、12年くらいで雨漏りがひどくなってきました。
今回のポリカは最初に葺いてもらったときと同じく特注品で1枚もので頼みました。
4mまでは既製品であるのですが、自宅の下屋は、4m50cmないと足りません。
そして、今どきはかなり熱くなりますので『熱線カットのポリカ』にしました。
1寸=30.3030303・・・・㎜
1寸勾配とは、cmに直すと、303㎜水平に線を引いたら、30.3㎜立ち上げて、直角三角形 『◢』 を作ります。
このくらいの角度だということです。
分度器で表現すると5.71度になります。
もともとは一番手前の桟木から5cmだけしか出ていませんでした。
下の画像の3枚目を見ていただけると雨がトタンの裏に回って一部分腐っていました。
雨どいも昔の金属のものでしたので塩ビ製のものに変えました。
雨どいの取り付けのコツですが、まず金具を一番端に打ちます。(雨どい3600㎜1本の両端)
雨どいを仮において、水を少し流してみると流れるかどうか確認できますのでおススメです。
金具(樋受け)の間隔は600㎜です。
破風のトタンもきれいにして戻しました。
これで雨漏りは大丈夫だと思います。
ポリカの貼り方はYouTubeにも載っていますので、桟木の感覚、専用ビスの説明、先端の出す限度は割愛させていただきます。
個人的にはコメリで出している動画が分かりやすいです。
後で検証しましたが、雨どいにしっかりと水は受けていました。
熱線カットを使いましたが、予想以上の効果がありました。
肌感覚ですが気温30度超えてても下屋の下は1℃~2℃くらい涼しい感じがしました。
以上です。