“無い” | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

「“欲”は何を言っているのか?」と考えていると、“無い”を感じている事に気付きました。

 

「“欲”とは欲しがる事であり、欲しがるのは“無い”からだ」というのは、誰でも分かる理屈であり真実だと思います。

 

しかし、ここで“無い”を受け入れたらどうなるのでしょう?

 

「“無い”から欲しがる」というのは、言い換えるなら「“無い”を否定する事」です。

 

その“無い”を肯定したらどうなるのでしょう?

 

これは試すしかありません。

 

 

 

「試す」と言っても私に出来る事は有りません。

 

このまま“無い”を放っておきます。

 

「何とかしよう」と考える事も動く事もしません。

 

ただ、“無い”と共に在ります。

 

「“有る”を得たいが為に“無い”を受け入れる」という事もしません。

 

目的は“有る”ではなく“無い”です。

 

“無い”だけが有れば、“今”は良いのです。